Ok170さんの映画レビュー・感想・評価

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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.5

暮らしの中にある小さくも大きくもある苦しさに寄り添ってくれる映画。今、日常を生きる全ての人を肯定してくれるようなあたたかさがある。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.0

説明的な台詞が一切なく、ただ親子の断片的な夏の記憶を観ている映画だった。率直に描いてしまえば分かりにくい映画だけど映像は美しく、見終わった後に(観てる最中も)色々考えさせられじんわりと感情が熱くなる感>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

それぞれの人生に、それぞれのハンディキャップを背負って生きているけど近くにいる人を想う気持ち、強さを感じさせてくれる映画だった。
お父さんがルビーの喉に手を当てて、自分は耳が聞こえないけど、なんとかル
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

言葉にならない息苦しさの表現がすごいと思った。自分の不完全さや、満たされてるはずなのに急に空っぽに感じてしまう瞬間や、30歳前後女性が絶対的に向き合わないといけない出産への問題。ラストシーンは極端にハ>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2回目も面白かった。映画自体は時間が経つにつれて幸せなシーンが増え盛り上がっていくのに、実際は過去を回想しているというアンバランスな構造が切なかった。結果、離れてしまった2人だけど、タイトルが「ちょっ>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

親や大人に素直になれないけど、分かってほしい、不安だから困らせて愛情を確認したくなるジェシーの気持ち。愛してるけど理解不能な「子供」に振り回されて自分の不完全さや思い通りにいかないできない憤り、上手く>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

なんて表現したらいいのか。ただ、レオンとマチルダの2人にしかない純な思いに最後涙が止まらなくなった。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.3

ヘドウィグって1回観ただけじゃ全然わからなくて(キリスト教やロックとかヘドウィグの根幹を担っているものから遠い人であればあるほど)でもとてつもないエネルギーがそこにあってなんじゃこりゃ~てなりながら、>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.0

苦手だろうなと思って観たけどやっぱり苦手だった。グロシーン直視できずで、いつグロシーンがくるかってことにばかり意識がいってしまってた。頭がおかしくなりそうな映画。たぶんもう2度は観ないと思うけど破滅的>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.3

男性が女性を演じるなんてとてつもなく難しいはずなのに、何の違和感も感じずただただリリーの物語に没入できた。ただ生きるのではなくて、自分自身を理解し、実現することが幸せなんだろうな。トランスジェンダーだ>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

3.8

こんな無茶苦茶な悲惨なことが実際にあったのかと。責任逃れやくだらない見栄の為に安直な考えで物事を進める愚かさ。反面教師にするべき点がたくさんあった。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

総合的に映画館で観て良かったな。ストーリー的にはもやっとするというか、もう少し現実世界の描写をしっかり描いてほしかったな、、とも思うけど圧倒的な映像美とベル役の中村佳穂ちゃんの歌声が観終わってからもじ>>続きを読む

味園ユニバース(2015年製作の映画)

2.8

サブスクに全然なくて5年ぶりくらいにレンタルDVDショップに行って借りてきた。内容は嫌いじゃないけど展開が早すぎて「???」となるところがあった。ただすばるくんの荒々しくも儚いところがポチ男とマッチし>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.7

何回観ても飽きない。この映画自体が思い出で、青春で、毎年夏になると観たくなる

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

単純に爽快に面白かった!岡田くん演じるファブルのアクションシーンは思わず「すっっご、、、」と声が出てしまうほど。勢いそのままあっという間の2時間。ファブル2もこれは観たい。

14歳の栞(2021年製作の映画)

2.8

14歳、子供というにはもう色々知ってしまった年齢でもあるし、大人というにはまだ足らない。その中で悩みもがき、苦しさと楽しさが凝縮された時間だったなと。映画を観ながら、同時に自分の過去を観ているようなそ>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

警察官とのやりとりとか、5人の掛け合いとか思わずふふってなる掛け合いが観てて面白かった。ストーリーはゆるっと進んでいくなんてことない日常を観ている感じだけど、後半になるにつれて要所要所分かるなあ〜と思>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

こういう何処にでもあるような風景を淡々と切り取って作られる物語は割と好き。
「偶然同じ」が重なって運命みたいな出会いでドラマティックで幸せで、でも結局別の人間同士だからずっと変わらずは難しいんだよなあ
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渇き。(2013年製作の映画)

3.2

ここまで狂ってて、笑っちゃうくらいバイオレンスな映画なかなか観ない。途中で観てるこっちまで頭がおかしくなりそうだった。結局誰も救われないけど、映画のエネルギーが強くて観て損はないと思う。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.2

依存的な恋愛はしないし好きじゃないからあまり感情移入しては観れなかった記憶がある。

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

2.5

何も知らんと観たけど、原作シゲちゃんなんやていう驚き。前半の方が役者さんも雰囲気も合ってて好きやなあ。映画観たいなあて気分の時、大概知らん間に行定監督の映画を選んでる。親和性高め。

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

錦戸亮主演のヒューマンサスペンス。登場人物の過去からどこか常に観てる側としては緊張感があるが、ほのぼのとしたサウンドや結局何も起こらない田舎の日常がチグハグで奇妙な気持ちにさせられる。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

(出来ればお金持ちと)結婚する事がより良い人生とされる時代に自由に、自分たちにとっての大切なものを守りながら生きる主人公たちの姿に心を震わせられた。劇中には登場人物たちの他者への犠牲を厭わない献身的な>>続きを読む

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