ちきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ちき

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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

それぞれの人にそれぞれの問題や葛藤があるけど、それが重すぎないように描かれていて、映像も明るくて観やすい。

デニーロ演じるベンが本当に素敵。こういう風に歳を重ねたいと思えるキャラクターだった。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.7

出オチ感満載ながらも、消えた記憶の真相がどんどん明かされていく展開が面白かった。

バカバカしく荒唐無稽な話だけど、こういうので良いんだよこういうので。

そこをエンディングに持ってくるか!うまい!絶
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

作中にある「全私生活が崩壊するよ 昇進の時期だ」というセリフが印象深い。

事実、ミランダがまさにそのセリフを体現している。
彼女は厳しいし思いやりも優しさも全くない悪魔のような上司ではあるが、裏を返
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

-

これは評価する作品ではないなあ…

史実として、あるいは教訓として受け止めた。
月並みな感想だけど、食べるものに困らない平和な時代に生まれて良かったとしみじみ思った。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

たとえ動機が憎しみや恨みであろうと、復讐をやり遂げるジョンの姿が超カッコいい。

最強の殺し屋ではあるが多勢に無勢、普通に正面から殴られたり落とされたりもするので戦闘シーンは本当にハラハラする。
久し
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

映像は本当に素晴らしく綺麗。
だが一方で最後まで感情移入はできなかった。好きになるの早くない!?やはりイケメンは正義か。

メイン2人の恋愛もそうだし、ミミズの封印や叔母の擬似家族的な関係性、プラス個
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来る(2018年製作の映画)

3.4

最強霊媒師の姉がサングラスを外してからが本編。

超常現象のエキスパートたちが全国各地から集結するのが熱かった。
ホラーは趣味ではないが、俳優陣の豪華さもあってダレることなく観られた。

新幹線のおじ
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

キャラ良し、ストーリー良し、メッセージ性良し。文句なしに完璧な映画。

警官と詐欺師が事件を解決という大枠もキャッチーながら、作中で描かれる肉食動物/草食動物の隔たりは人間社会にもある偏見・差別と全く
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.4

ケモロリ可愛い!だけじゃカバーしきれない辛さ。
視覚的なグロさと精神的なエグさがあって、何でこんな事…と途方に暮れてしまうが、話の展開が面白くて結局最後まで観てしまった。

ボンドルド、倫理観ないくせ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

相変わらず絵は綺麗だし音楽も良かったけど、後半から脚本の青臭さにこっちが恥ずかしくなってしまった。

須賀役の小栗旬が本職の声優並にいい声&上手で驚いた。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

あの頃に生きた人たちの普通をこれでもかと言わんばかりに丁寧に描いている。
史実との向き合い方や細かい背景描写など、とにかく“誠実さ”を感じる映画。

現実性が高すぎて時々辛いシーンもあるけど、優しい絵
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

面白い脚本を面白い俳優陣が演じたら、そりゃこうなるわなぁと感動。

人生どん底の男、記憶喪失の男、結婚したい女とそれぞれに焦点を当て、各キャラクターの個性を最大限に引き出しつつ、観客が予想もできない道
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.9

ホラー映画としての「怖さ」のみにフォーカスを当てたエンタメとしては良い出来だったと思うが、結局何も解決しなくて非常にモヤモヤが残った。

あと屋根の上で全裸で立ってるシーンは笑った。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.4

何が起こるのかわからない展開、何が起こってるのかわからない光景にワクワクしながら、徐々に回収されていく伏線が気持ちいい。

「サプライズ・スリラー」の看板に偽り無し!

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.0

世界観と演出が良かった。
特徴的なシーンやセリフも多く、あのバイクのスライドブレーキがミーム化するのも頷ける。

ただキャラクターの絵柄と声優の声がどうしても受け入れられず(老けた子供が怖い)、半ばア
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マダガスカル(2005年製作の映画)

3.3

吹き替えの声が異様にクセになる!
キャラも個性的だし脳死で観れる

踊るのすきすき💃

CUBE(1997年製作の映画)

3.0

シンプルな設定ながらも、散りばめられた謎やそれぞれの役割があり印象深い映画だった。

全員友好的になって協力し合えばいいのに…と素直に思ってしまったが、まぁそれは綺麗事に過ぎなくて、限界になったら人間
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.4

この映画によく言われる恒例の謳い文句を知っていたので、最初から疑い全開で観てしまいなんとなく予想できてしまった。

マクマナスの瞳が綺麗だなーとか思いながら、半ば惰性で観た。

前情報抜きに出会いたか
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

作品全体における緩急が良い。

「地下シェルターでの翻訳作業」という設定自体は非日常的ではあるものの、真面目に仕事をしたりご飯を食べたり…等の日常シーンからハラハラするような緊迫したシーンがあったりと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

作中におけるメタファー(比喩)が非常に多く明確な解答もない、特に説明もしないため、観終わった後はなんとも言えないぬるっ……っとした温度感だった。

はい、じゃああとは皆さんで考えてくださいね、と言われ
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メトロポリス(2001年製作の映画)

4.3

年1くらいで何回も見返してる映画。
目が酔ってしまうほど緻密に描かれたSF世界の映像に、ジャジーなBGMをあてる演出がニクい。

人間とロボという事からケンイチとティマの関係性にフォーカスされがちだが
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.0

アマプラにあったので数年ぶりに再鑑賞。

製作陣が意図しているであろう通り、子供でも伝わるくらいのわかりやすいギャグシーンと飽きさせないテンポ感が良かった。

大人になった今も脳みそ空っぽで笑える。
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今敏はパプリカや妄想代理人の印象が強かったが、それらとは180度真逆のコメディムービーで驚いた。
むしろ、前述の作品群を抜いて1番好きな映画かもしれない。

ストーリーはともすればご都合展開と表現でき
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

不朽の名作。
初見で観た当時はストーリーと設定が非常に斬新で、強烈に記憶に残った。

1回目は純粋なハラハラを楽しみ、世界観やオチを知ったあとでもう一度観るともっと細かい演出の意図が理解できてクスッと
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4

原作のファンです。
実写版という事で食わず嫌いしていたが、満を持して鑑賞。
これはこれで、ある種別の世界線として面白かった。

特に、映像がとても上品。
湿度を持った懐かしみのある日本の夏の原風景と、
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

面白かったー!!

相変わらずのサイケデリック脳汁ドバドバ色構成…2D3Dが入り混じった映像表現…運命と対峙するマイルスの覚悟と、それを取り巻く仲間たちの葛藤…

今回もスパイダーファンなら大歓喜の小
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

2を観に行く前に復習がてら再鑑賞。

もう…よだれが止まらない。

脳汁ドバドバのサイケデリックな映像、息もつかせぬアクションシーン、スパイダーマンたちの特徴を活かしたデザイン、これでもかと散りばめら
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.6

奇抜で不思議な世界観と、耳に残る歌の数々。大人になった今観てもとても面白い。

吹き替え版のウィリーウォンカ役・藤原啓治の演技が特に好きだった。
ただの頭のネジが外れたイカれた工場長ではなく、親の愛を
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

数年前に飛行機内で観た時から、ずっと忘れられない。

黄金比を追求した構図、過去と現在とで変わる画面アスペクト、そしてどのシーンで切り取っても一枚絵になるほどに完成された色彩設計と、ウェス・アンダーソ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

評価の割には、最後までモヤモヤが残る後味だった。
結局チェイスを殺した犯人がカイヤなのだとしても、法廷で指摘されたようにその手段にかなり無理があるように思えて、腑に落ちない。

考察を楽しむ系の作品な
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エスター(2009年製作の映画)

3.5

エスター役のイザベル・ファーマンの演技力にとにかく脱帽。当時12歳の演技とは思えない。程よいスリルと緊迫感があり、ホラーが苦手な自分でも楽しんで観れた。

ストーリーも緩急としっかりオチがあって、面白
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犬王(2021年製作の映画)

2.2

野木亜紀子が脚本とのことで期待値高めで見始めたものの、キャラクターに感情移入ができず、また歌のシーンがとても冗長に感じてしまい途中で断念。アヴちゃんの演技は予想よりも上手だった。

良くも悪くも湯浅イ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

ギャグ(コメディ)とサスペンス・ホラーが奇妙なバランスで成り立っている。

前半はキム一家の様々なパラサイトのやり口が面白かった。どういう風に終わるんだろうと思っていたが、まぁあの展開にして無難なオチ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

一度でもゲームをプレイした事がある人であれば、それなりに楽しめる作品。

ストーリーは一本道ではあるものの、ファンのために丁寧に作られた作品だということがありありと伝わってきた。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ド迫力のアクション、心揺さぶられる歌の数々、見応えのある映像ばかりで終始圧倒されっぱなしだった。
物語のゴールと倒すべき悪役が非常にわかりやすく描かれており、こちらの『観たいもの』が全てあった。
ツッ
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