チーズさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

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歌劇団+漁業組合+家族匁+手話通訳+田舎御飯
が本作のリテラシー。僕ちゃんバブバブ言いながら、もとい、おーいおーい言いながら、それを観覧してたね?先端的に言えば試験の時は少し泣いたし、その後の夕焼けは
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.5

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ハッピーエンドで安心して見れるドタバタの活劇。何だかんだで善たる主要人物は死なないのであろうから、そのお決まりは心安らかめるのでしたね。遺跡物の最後は大体財宝全てが無に帰して、実は何とはなしにしょうも>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

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そうっすね、まぁ良いんじゃ無い?
美女と野獣とさま〜うぉ〜ずが混ざった感じのセンテンス。
最後の方、人魂が沢山湧いていく所、涙がちょちょ切れるかと思いましたね。美しくてね。俺っちこう言うん弱いんさ感を
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

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月並みだけど、パティンソンさんがとても渋くて、大学を補欠合格した時の夕焼けに映る顔位、そこには免疫が無かった。コウモリの闇の部分に焦点を当てており、サノバビッチまみれのゴッサムを浄化する事の是非が淡々>>続きを読む

ラビット・ホラー3D(2011年製作の映画)

1.8

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あらすじ的には、優しそうな継母を、若気の至りで事故死させちゃった娘さんが、引き換えに声を失って、そんで継母の霊からショートカウンターを受けまくるってお話が当初。それは完全にお前が悪いから、受け入れろっ>>続きを読む

ディストピア 2043 未知なる能力(2021年製作の映画)

2.5

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タイカさんの総指揮作品つって見てみましたけど、よう分からんかった。最終的にはドローンとお話し出来るお子さんのお陰で、平和に暮らせる様になりました有難うございます!って言う話なんですけど、ラストは極めて>>続きを読む

アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.0

偽預言者に注意せよって事が言いたかった訳なんですな。神を騙る悪魔っちゅーこってはタチが悪くて、陥った人々に於いては、救う者が神なのだから、その後の代償は考えない訳なのですわな。ほたら地獄の黙示録がやん>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

4.2

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人と意見が食い違うってのも、自我を完全に抑制出来ず色付いて仕舞うから、例え些細な色でもそこには分岐があって解釈が変わるのです。これはそう言った事を白黒で描いた名作です。演者達の迫真もならでは。

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

涙が溢れてしまう程の懐かしさと美しさ。
本作は、人の生長と変遷とを余す事無く表しており、人情の良し悪しの粋たる物がかしこにありなんとする。
矢張り発言者にスポットを当てる事は、言わんとする事の浸透を増
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シラノ(2021年製作の映画)

3.3

ミュージカルで有る必要はなかった感は強い。何故なら、そこまで響く音楽でも無かったからです。お声もそこまで伝わるものではない。
殊、エヴァンハンセンなどは、内容は別として、響く音楽であった訳です。素晴ら
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ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

3.5

男女の不平等について宗教を交えて指摘した逸物。
うだつの上がらない中年の女性が、とある男性のみが参加を許されている宗教の儀式に偶々出くわして、優勝しちゃって、皆んな大騒ぎ。って言うお話。そこそこのコメ
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

4.1

良作。てか池田大作。
そんで本作の言わんとする所は、人は苦痛無しに快楽を得られないっちゅうこっちゃ。
あらすじ的には、妻が昏睡状態であった夫は周りからチヤホヤされるけど、妻目覚めちゃって、皆んな塩対応
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.7

まぁ良いんじゃ無い?
だってガリレオさんですからね。ハズレがないでしょう。堤さんの、蒙昧で胡乱とした中にも、確かな純潔さを演ずる点は、果ては宵に後光を差して、とてもスタイリッシュに仕上げた。役者さんを
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ヴォイジャー(2021年製作の映画)

2.9

地球飢饉新居住星探索宇宙旅人間本能凶暴混乱奴

特に捻りはなく、想像の範疇に収まった。有体では、何か全く違う鋭角の設定を最後にぶっ込んできて、凡ゆる伏線を回収したりするのだろうけど、本作は端的に宇宙孤
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

4.0

良かったんじゃ無いですかね。
だって、黒幕も凄く怖くて、完全に本気で絶望に関して研究してた方ですから鬼気迫るものがあります。顎も細かったので。
そんで、さることながら音響は非常に良く、おどろおどろしい
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

お前に私は救えないってのが、結論なのでは無いでしょうか。
当初は妖艶さと映像技術と対位法が素晴らしいが、プチ愚鈍な伸長な流れでどんな感じに終わるやら見当も付かず、ワーキャーと主人公が宣りまくるだけで半
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スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

3.2

2004年ってぇと何してたかなぁ、日韓W杯の2年後ですから、映画なんてジブリ位しか見たこと無かったんじゃないかなぁ。
と言った感じ。

本作は、蒸気を巡って大人たちがやんや暴力を奮っていくって言うお話
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

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孤独とトラウマは人を衝動的にさせるって言うお話。
ジョディフォスターちゃんが出てるってのも見返して分かった史実でありました。
後はエロい音楽と渋い目線はマジで渋沢

シャレード(1963年製作の映画)

4.0

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まずイントロがオシャレでしたね。それは良い。
後は食うや食わざるやの押し問答で、要は詐欺師と言うか、騙し合いで大金をせしめようと言うお話。
オードリーはとても精巧で、これ見よがしに美を撒き散らして居っ
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.7

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ハンガリー産なので日本文化の解釈がずれてる。それが良い。日本が好きなんか馬鹿にしてるのか分からんギリギリのラインを攻めている。そんでそれがとても面白い。ちょいちょい出てくる昭和歌謡っぽいものも、確実に>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

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読了後、マジかよ…。ってのが一言。
しかし、この帰結以外は見つからん物でしょうかな。果ては悲劇と喜劇は混淆するが、どうしたってそのカタルシスを語る物達の始終は悲劇で纏われるものですから。
故に、何だか
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

結果、4.0でしょうか。
血肉踊る瞬間がたくさんあって、僕はお酒を飲みながらもシラフに戻ってしまう事がままあった。

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.7

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大どんでん返しがありました。
存外、世界観は複雑でしたけど、風景や色彩は目を見張るものがありましたね。殊、京都にお住まいの者者らは垂涎者だったのでは無いでしょうか。舞台が京都だったですけど、皆さん全く
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.6

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これは見た事があって、ほいで、アダムサンドラーにハマってた時期があったりなかったりしたんだっけ?

そんで、これはまぁ、普通にしつこく爽やかに復讐する男の生き様を描いた作品でしたね。そこに色恋もあった
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卒業(1967年製作の映画)

4.0

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まぁ名作でしょうね。式場で花嫁を奪うってのはこれが発祥なんですって!それくらいの衝撃があった訳なんです。当初はドロドロのチンマン系映画かと思ったが、果ては迸る若汁のマーブル模様、それがとても眩しく儚げ>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

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かなりホールニューワールドで、悪くは無い品物。ジェイソンは相変わらず渋い声で、逢魔時、完全に目が逝っちゃってて、それは破壊者のメタファ。肝冷やすヒヤシンスに俺の絶壁は穿ってしまって、焼き肉食べ放題。心>>続きを読む

ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

2.5

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読後はスズメバチとピットブルの大群に顔とお尻中ブッ噛まれて、痛くて寝れなくて、ほんで仕事に行かなきゃ行けない位の悪夢ばりの様相で、顔中の湿疹が一箇所に合わさって新たな鼻を形成しちゃったくらいドグマ。ラ>>続きを読む

TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

3.3

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不条理密室スリラー。おすすめしない。何かのメタファだろうが、全く解らんし、移入出来ない。ラストは壮大に拡がって収拾もつかなかった。果ては、死後の世界、天国地獄の過程を示唆してるってのは朧げに解るが、加>>続きを読む

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.8

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含蓄がある。
果てはロボットちゃんと人間ちゃんは今よりずっと切って離せぬ仲になろうけど、その自分、人間に個性や理性や尊厳なんてものがあるかどうかは疑わしい。ロボットちゃんは全てを肯定し、自分を選択する
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

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まぁ名作でしょう。
ラストシーンに至るまで、あくまでも、それぞれに対する憎しみを介した乖離では無かったのだと認識出来る。それぞれが己を恥じ悔い、子供を引き取る云々の最中で何度も己が引き取る事の最善を問
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

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これも粉塵爆発もののスリラー。
途中から毛色が変わってきて、今年の夏は全身メタリックカラーで決めてこうって誓った

Re:デッド(2018年製作の映画)

3.0

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単なるループものの死ぬ奴かと思ったけどラストが違って腹抱えて笑った。そんで、パン粉キッチンにぶち撒けて粉塵爆発しちゃった

ネスト/トガリネズミの巣穴(2014年製作の映画)

4.0

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これはスリラーっての?
病質。抱えた女が完全にらりっちゃって、男を監禁殺害しちゃうって話。
主演が非常にらりってて良かったじゃん。

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.8

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これは中々に怖く、胸糞が悪い。
最初は鄙びた町で、悪魔に狙われた下層の一家が、悶々とする日々を過ごして死んでいくのだろうなぁと想像していた。

まぁ、その想像は概ね翻される事無かったが。SEとかドッキ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

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真にアクションが見たいならば、スナッフィな何かを見れば良いし、とどのつまり、時点がフィクションであるならば、それは重要を帯び、そこには暴力は無く、作り物としての単位的な楽しみがあったわけなのです。>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

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プロポーズ大作戦を観て育った男女に是非とも観て欲しい作品です。長澤まさみたんが完全に脱皮してて、それは人の底辺で。何かしらの因子で人は人ならざるものに変貌するし、一般の規範でそれを捉える事は出来ない。>>続きを読む