レさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

年明けに新世界シネマで観た。何よりもベイビーとデボラが恋に落ちるシーンが最高。
「妹のメアリーにはたくさん歌があるのに、デボラの歌は全然ない」「1曲知ってるよ」と、2人がイヤホンを分け合ってT.Rex
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.1

1週間かけて、中高生ぶりのスターウォーズを456、123と観てきたのだが、この作品が1番楽しく観られた。なんでBB8をわざわざ商品化しづらそうな作りにしたんだろう、と思っていたけど、アクションのためだ>>続きを読む

ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.6

映像付きの現代詩みたいだった、と書いてみて、それは要するに悪夢じゃないかと気がつく(隠喩ばかりが現代詩でもないけど)。抑圧によって無意識に沈められ、隠喩として再生したあれこれーー自動車、モーツァルト、>>続きを読む

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.1

全編通して笑えるんだけど、あらゆる行動に対して、事後の調整というかセーフティーネットの用意されていない感じが未開な地獄だった。それと同じく予備動作もない(「そういうのやめてよ」の一言で済みそうな案件が>>続きを読む

意味なし人生ちゃん、宇宙(そら)へ(2017年製作の映画)

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たまたまだったけど観れてよかった、今回観たムーラボの作品では断トツ

KILLER TUNE RADIO(2017年製作の映画)

1.0

大人になるにつれ、他人の頑張りを簡単に切り捨てられなくなる、他人の数千時間がかかった作品にゴミとかクズとかなかなか言えなくなるものだけど、これは本当にひどかった

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

👭🚌📭🐶 📖💥📖

http://leoleonni.hatenablog.com/entry/2017/09/26/190610

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.0

アンダーグラウンドの切なさ、シリアスさはない。手癖もたくさんある。それでも中身は(お得意の)音楽、ギャング、結婚式、動物たちの映像なので悪いわけはなかった…。仏頂面の小さな花嫁が途中から可愛く見えてく>>続きを読む

スモーク(1995年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

小説で描かれた「話上手なやつ」像を俳優が越えられない、原作の軽妙な会話も、実際に人を並べて映像にすると嘘くさく見える、みたいな、小説の映画化らしい決まりの悪さがたくさんあった。普段は感じられない煙の重>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

ウィノナライダーがマブい NY編はほぼコントでゲラゲラ笑った、あとは大体「これなら小説でよくない?」と思いながら観てた

ズートピア(2016年製作の映画)

3.7

力作…説教くさくてあんまり好きではない、表面的な小競り合いはわかったから、もっと共同体が隠している暴力に触れてほしい

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.6

必ずしも必要ないカーチェイスにめちゃめちゃ金かかってて笑った、アレサフランクリンにあれだけ説得されて折れなかった夫すごい

火の馬(1964年製作の映画)

3.8

美しい画面、奇抜なカメラワークが楽しい。隠喩(メタファー)ではなく換喩(メニトミー)なとこ、象徴化された身振りと、後背でしんしんと流れる情感との接点を探すとこなど能っぽい。シテも登場する。近所のおばさ>>続きを読む

残像(2016年製作の映画)

2.5

退屈だった。なんで21世紀に社会主義リアリズム批判?
エンドロールで流れるグラフィックのセンスが、いかにもひと昔前の東欧て感じ

→2018年追記
2015年にポーランドで右派政権が誕生していたことを
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

女に囲まれて育った男の悲喜こもごも、みたいな話にめちゃめちゃ弱い
http://leoleonni.hatenablog.com/entry/2017/07/15/131409

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.0

音楽の映画なんだけど、結局は兄弟の話が一番よかった。「両親っていういかれた密林をおれが切り拓いてきて、お前はそのあとにくっついて来ただけ、なのに褒められるのは末っ子のお前ばっかり」という長男のセリフ