MYTさんの映画レビュー・感想・評価

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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本当にありそうな感じの出会いと別れが繰り返されるほのぼのとした空気の前半〜中盤と、アメリカの厳しい現実に突きつけられる後半。

まず、寡黙で穏やかさとミステリアスさを持つキャプテンアメリカと、お調子者
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色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

3.8

ヤンキーにも優等生にもなりきれない冴えない文化系男子の青春映画。
童貞で音楽オタクでギターをやっていたところまで全て高校時代の自分と一致してて、自分の青春と重ねながら見てしまってあまりにもエモすぎた。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

マルチバース×アクション×家族愛。

家族のために必死になるがあまり、肝心の家族1人1人の気持ちが見えなくなっている母。
家では頼りなくて妻につらくあたられる父。
思春期の不安定な時期に両親に理解して
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.8

2時間半に渡って設定の説明が延々と続いたような内容。思ったよりエンタメ性低くて正直退屈。

前後編ものとしても単体作品としてある程度起承転結があってほしい。完全にフリで終わったな、、という感じ。

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

10代ジャズトリオJASSの結成から解散までを描く。

ジャズの激しさと熱さ、鬼気迫る演奏に体が自然と動く。
観客の心を奪う圧倒的なプレイを表す煌めきや火花のような映像表現が面白いしちゃんと伝わる。
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.0

どんな自分も自分。
悪い一面も押し殺すんじゃなくて、認めてあげることで自己の救済になる。

展開もベタで予想の範囲内なのとメッセージもありがちで深くは刺さらず。

終盤の良いところもあの毒親があんなに
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A FAT WRECK ア・ファット・レック(2016年製作の映画)

3.2

FAT25周年のタイミングで作られたファットマイク、所属バンド、社員へのインタビュー形式のドキュメンタリー。

前半はFATを支える主要バンド達の契約の経緯や歴史が語られる。後半はFAT賛辞がちょっと
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still dark(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

先輩で同じ歳のケンタにナポリタン作りを教えてもらったり一緒に店の掃除したりタバコ吸ってだべったり、そのシーン全てが愛おしい。

真っ直ぐなユウキと明るくて子どものように笑うケンタの最高の2人。特にケン
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

伊野が失踪したシーンから物語は始まり、過去と現在が交互に描かれることで人と人の関係性や心情がしっかり理解できる構造になっていて見やすい。

伊野は医師免許を持っていないが、誰よりも真剣に患者のことを考
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

全体的にゆるーい空気が流れていて、ドタバタコメディでありながらもほのぼのした気持ちになれる癒しムービー。

川沿いの風情のある旅館で2分のタイムループが発生する。
2分という短いスパンのタイムループは
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

ギャング映画でこんな真っ直ぐな正義vs悪という構図の映画もめずらしい気がする。
プロットもシンプルでとにかく直球。それでも魅せられるのは銃撃戦の緊張感とカポネの圧倒的なヒール力だと思う。
カポネがバッ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャックがクリスマスに魅せられて歌と幸せを共有したい!というモードになるまではわかったけど、それ以降の行動が謎すぎて最後まで理解不能だった。
クリスマスぶち壊しといて尻拭いしてるのも結局全部サンタだし
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.5

三島由紀夫と東京全共闘で思想は真逆に見えても目的は近いものであることが討論の中で少しずつわかってくる。

東大側の天才肌的な娘を抱えた芥vs三島由紀夫が割と軸。
抽象的、観念的な討論に置いていかれるこ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

とにかく爽快!鬱憤たまった瞬間にスカッと殺してくれるからとにかく気持ちよくて、ストレスが消えていく実感すらある。最高。

主役2人のキャラクターが陽キャと陰キャで正反対なんだけど相性良くて、2人のダラ
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

新聞社の経営者にして大富豪のケーンの生涯を「バラのつぼみ」というキーワードを軸に追っていく物語。

全てを手に入れた、そして全てを失った、というのは表面的な事実で、実際は人に愛を差し出すことができなか
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

多方面で評価高くてずっと観たかったさかなのこをついに鑑賞。期待値上がってたけどしっかりハードルを超えてきた。

ミー坊の真っ直ぐすぎる姿と、周りの人たちの愛に序盤から涙腺緩みっぱなし。

魚のことしか
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前科者(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

森田剛の俳優としての活動は見たことなかったから上手さに正直驚いた。
受刑者の森田剛に保護士の有村架純が寄り添う前半が好き。
弟の復讐劇が始まる展開もギャップに引きつけられただけに、終盤の感動を煽る演出
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

家族で鑑賞。まぁ面白かったんだけど、プロットが大味でもったいない。アニメはあんなに面白いのに残念。
どうしても映画的に派手にするからアクションシーンが多いし、そのアクションの見せ方のバリエーションも少
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジムジャームッシュ×マフィア映画の時点で期待大。ジムジャームッシュの世界観がマフィア映画に合うか半信半疑だったけど、それぞれの良いところが合わさったオリジナルな作風に仕上がっていて見応えあった。

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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

西川美和初監督作品。大好きな監督なのに今まで見れてなかった本作。

淡々と絶望が積み重ねられていく分、クライマックスの裏山に蛇イチゴを取りに行くシーンの緊張感は凄い。
兄に家を乗っ取られることを阻止す
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

Filmarks企画のリバイバル上映で鑑賞。

ビリーは癇癪持ちで虚言癖でどうしようもないやつだけど、その嘘も自分のプライドを守るためのものだったり親への虚栄心だったりで、子どもの精神性のまま大人にな
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.8

子どもたちと鑑賞。
なんとも愛くるしい話で心温まる。
ブーちゃんの言動に子どもらしさが詰まってて可愛い。特にブーちゃんの言うニャンニャンがラブリー。

RRR(2022年製作の映画)

4.2

去年のベスト評価どころかオールタイムベスト級の絶賛が飛び交ってたRRRを一年遅れでやっと鑑賞。

映画館で見るべき!と思ってただけに上映しててラッキー。しかもシネマート新宿のブーストサウンド上映。
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羅生門(1950年製作の映画)

3.5

初の黒澤明作品。

人というのは自分に都合の悪いことは嘘をつくもの。それは自分を守るためであり、その嘘は意識的なことだけでなく無意識的なこともある。
それでも人を信じたいし、中には良い人もいるはず、と
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最高のファンムービーでありつつ、間違いない演出詰め込みまくりのエンタメ作品。

謳い文句通り最初から過去のプリキュアがいっぱい出てきて、ファンサービス満点。
前半は一緒に旅をするパートでほのぼの。後半
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

クリストファーノーラン作品だし間違いないだろうと思い鑑賞。

結果、マジシャンの男2人による蹴落としあいの2時間。
男の嫉妬は醜すぎてみてられない。仕事も女も陰湿に奪い合う。

メインの2人とも嫌なや
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

思った以上にど真っ直ぐなミステリー。

豪邸の主人ハーランの不可解な自殺、相続を狙う子どもたち、現れる探偵。

看護師のマルタの善良さがキーポイント。

孫のランサムが振り切ったクソ野郎で、そのまま犯
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今回の主役はロケット。それにしても生い立ちが辛すぎる。

前半はなかなか展開が進まず眠くなってしまったし、このままだと微妙かもと不安になったけど、後半の盛り返し具合が凄い。

ロケット復活して全員揃っ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

復讐劇のシリアスさと派手なアクションによる緊張感と、オモシロ血飛沫やコテコテ日本的演出による脱力感が、所謂緊張と緩和ではなく、ごった煮になっていて混沌としている。
これはどう見たらいい?っていう不思議
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喜劇 特出しヒモ天国(1975年製作の映画)

3.0

ストリッパー小屋のドタバタ劇。
支配人やマネージャーたちとそこで働くストリッパーたちのエピソードがめまぐるしく続いてく。

ずっと何かしら小さい事件が起こってるけど、どれもバカバカしくてくだらない争い
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祇園囃子(1953年製作の映画)

3.0

雨月物語で衝撃を受けた溝口健二作品として評判の良い本作を鑑賞。

舞妓の世界の暗黙の了解に抗う美代春と栄子。女性の人権問題。

終始じっとりと湿度が高い物語で好みではなかった。
溜まったフラストレーシ
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ベイマックスの動きも会話も全てが愛くるしくて大好き。
ディズニーの好きなキャラクターランキング1位。

日本が舞台だから戦った後お辞儀したり、空手をベイマックスに覚えさせて戦ったりその辺のモチーフも面
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ジムキャリー主演の恋愛映画、という前知識のみで鑑賞。

前半はベタな恋愛映画で正直しんどいかなーと思ってきたところで、一気に急展開。トゥルーマンショー的な驚きを期待してワクワクする。

ジョエルは記憶
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

難しい!

これは何のメタファーだろう?と頭フル回転しながら見ていたけど、異世界に入ってからの展開はどんどん疑問が積み重なっていって完全に置いてかれてしまった。

異世界は主人公の深層世界?
異世界の
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.2

やたらと大絶賛されてた本作をやっと鑑賞。
前作が全然ハマらなかったから不安だったけどまぁまぁ楽しめた。

中盤まで退屈で正直失敗したな、、と思ってたけど、ミッションが始まってからはかなりの緊迫感で面白
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

気になっていた溝口健二作品初鑑賞。

最初から最後までもの凄い緊張感で画面に釘付けになってしまった。

中盤の展開の恐ろしさ、悍ましさは日本にしかないもの。

恨み悲しみ故死霊になってしまったお姫様の
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