MYTさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

映像の色使い、発色、可愛らしい音楽、独特なカメラワーク、とウェスアンダーソン節全開。

この作風はあざとくて正直ちょっと苦手だったりするけど、この作品はストーリーががちゃんと面白くて楽しめた。

そし
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.0

金曜ロードショーでリアルタイム以来の鑑賞。

メインの3人とも吹替えが棒読みすぎて、物語に入り込みづらい…

ハリーが選ばれし存在でチート過ぎるせいで、ハラハラ感が少なかったことが、物語を弱くしてしま
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

構成が美しすぎる。
フラッシュバックのような映像の見せ方が上手い。

ジェレミーレナーがとにかく男前。あの包容力、憧れる。

対話か武力か。
結束か分断か。
非ゼロサムゲームか自国のメリットか。

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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

要は行って帰ってくるだけの物語。

それなのにこんなに面白いのはキャラクターの魅力と音響の良さに尽きる。

ギター男、棒びよんびよん軍団が特に印象的。バカバカしくて最高に好き。
もちろんウ
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

ヒットガール優勝。主役はヒットガールです。

無邪気で可愛い少女にして、アクションシーンが最高。BGMと相まって毎回盛り上がる。

情けない素人ヒーローもので、ポップな映像と爽快な音楽、グロ描写…とヒ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

防波堤=1週間
海=1日
空=1時間

この3つのシーンが交差し、ラストシーンに向けて収束していく。

緊迫感のある映像と音響による脱出劇で、終始息の詰まる展開。

セリフは最小限で、物語性は排除され
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

MCUにどハマりして以降、気になっていたデッドプール。

笑いのある映画がわりと好きなので、期待値高かった分、肝心の笑い部分がそこまでハマらず残念。

メタ的な笑いが多くて、大事なところで緊張感がなく
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

泣けるとは聞いていたけど、しっかり号泣してしまった。

誰からも忘れられたら死者の世界からも消える、第二の死。この設定が既に切ない。

サスペンス、ミュージカル、家族愛、感動、全てが一本に詰まっている
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.0

泣ける映画という事前情報の通り、しっかり泣いた。

エリックがとにかくかっこいい。見た目はもちろん、中身が男前。

治療法の探し方が、キャンディーとか、草とか、子どもらしくてかわいい。

エリックは家
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.0

「愛すべきダメ男」の話は大好きだけど、本作の主人公スティーブは器があまりに小さすぎて、見ててイライラしてしまった。

冒険家はいつまでも少年のまま。精神的に大人になれず、親にもなれない。
スティーブの
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.5

何も考えず楽しめるアクションコメディ。

エディマーフィンの軽快なしゃべくりが気持ちいい。

そして、何よりポンコツ刑事の2人組が愛くるしい。

ストーリー自体は、展開に乏しく平坦なので、少し退屈する
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

難しいとは聞いていたが、想定以上だった、、

今がいつなのか、ひとつひとつの任務の目的は何なのか、逆行のルールは何なのか、把握しきれない内に、どんどんテンポ良く物語が進んでいく。

とは言っても、まさ
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.5

何かすごいものを見てしまった、という感覚。

このシュールな笑いがこの時代に完成されていたことへの驚き。

会話の間とカメラ割がとにかく秀逸。

優作の飲み方が汚いのがジワっと面白くて、それが繰り返さ
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全てが好みに合わなかった。

説明的すぎるセリフ。
感動してください的BGM。
寒すぎるギャグ。
聞くに耐えないミュージカルシーン(吹替)

死んだと聞かされてた母親が生きているパターンも既視感ありま
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

3.0

ドラゴンのトゥースがかわいい映画。

人種、価値観の違いはあるけど、きっと理解し合えるし、傷つけ合うことなく共存できる、というメッセージ。

メッセージの伝え方が直接的なせいか、少しくどく感じてしまっ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

マフィアに潜入した警察と、警察に潜入したマフィアの騙し合い、という設定の時点で既に面白い。

2時間半終始ドキドキする展開、かつ、状況把握に頭フル回転するので、見終わった後はグッタリ。

スコセッシ作
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.2

オードリーヘップバーンが美しく、かつ可愛い。
純粋無垢で天真爛漫な王女様の役がハマりまくり。
特に有名な真実の口のシーンは可愛すぎる。

別れのシーンは「言葉はいらない」の言葉通り。素敵。

ラストの
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

アホだなぁーって思いながら楽しく観れる安心コメディ映画。ほぼコント。

張り込みのためのチキン屋が繁盛してしまう展開もアホだし、電話を取る時のお店の挨拶もいちいちアホらしくて好き。

捕まえたのは町の
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

公開が自分の生まれ年なこともあって、幼少期に擦り切れるほどVHSの録画を見た映画。
20年ぶりくらいに鑑賞しても、ひとつひとつのシーンを全て鮮明に覚えていて、脳の奥の方にあった記憶と、今見ている映像の
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.8

ダサカワ面白い、新感覚のヒーロー映画。

笑えるポイントが多く、その笑いの取り方も独特。好き。

特にアクアマン誕生のシーンは最高。笑ってしまった。
ベタ過ぎるRPGのような展開含め、どこまでがギャグ
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

4.3

頭空っぽにして楽しめるアクション×コメディ映画。かつ、人種を超えたピースフルな映画。

HIPHOPとカンフー。
黒人とアジア人がお互いの文化を認め合うシーンは最高。
伝え方に説教臭さが無く、ただただ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

ドラマも楽しく見ていたけど、映画も変わらず面白い。

東出が愛のあり方を語るシーンは、制作意図とは関係ないけど、爆笑。

レオンやゴーストのオマージュも、長澤まさみの突き抜けた演技も楽しい。

脚本的
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.8

今まで見たことないような衝撃のアニメーション。カッコ良すぎて映像を追うだけでも楽しめる。

さらに、音楽やグラフィティ等、hiphop的な要素が多く、アガるシーン多数。

テーマ的にはスパイダーマン過
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カン・フューリー(2015年製作の映画)

4.0

シネマンションのあんこさんオススメで気になって鑑賞。

結果、最高に面白かった!!

むちゃくちゃさが振り切れてて最高。
キャラの登場シーンがいちいちツボ。

映像、80年代な音楽も楽しいし、字幕もキ
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

列車爆破テロから人々を救うために、爆破前の8分間をエンドレスに繰り返すスティーブンス。

関係ないけど、同じ8だし、ハルヒのエンドレスエイトを思い出したり。

終盤のストップモーションのシーンは素敵。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

もしもビートルズが存在しない世界だったら、という妄想感の強い物語。

ファンタジーと割り切って観たら、ポップな撮り方と相まって楽しく観れる。

という感じで、序盤は楽しかったけど、中盤は中だるみ、後半
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セブン(1995年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

絶望的で救いのないバッドエンドは苦手だ。。
悲しさとショックでしばらく立ち直れず。

ラストどうなるか途中でなんとなくわかってしまうだけに、最悪のラストに向かって着々と進む感じが見てられなかった。
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キングダム(2019年製作の映画)

3.0

前評判もよく、原作も好きなので、楽しみにしていた映画。

キャストがやたら原作に似ててハマりまくり。これで実写化の第一のハードルはクリア。

ただ、どうしても戦闘シーンで長々しゃべるのが気になってしま
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.5

心踊るミュージカル映画の傑作。

タップダンスのシーンは見ていて自然と笑顔が溢れる。
特にコズモの「メイクエムラフ」は陽気で面白くて好き。ハッピーになれる。

主人公ドンの親友、コズモのキャラがとにか
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.5

初のチャップリン映画。

アニメーションのような陽気でコミカルな動きは、トムとジェリーを思い出した。

喜劇的に振る舞えば振る舞うほど、悲劇さが増幅されて、見ていて胸が痛い。
特に前半は目を逸らしたく
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.8

君の瞳に乾杯。

この名台詞がどこで出るのかな?と思いながら見てると、序盤にサラッと出たり、何度も繰り返し出たりしたのは意外だった。

リックは一匹狼な強い男でありながらも、脆さや、情に厚いところが垣
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

3.8

初のジャッキー映画。

今まであらゆるパロディを見てきたけど、やっと本家を見れてなんだか嬉しい。

ベタなドタバタコメディの連続で安心して笑える作り。

ジャッキーのアクションは軽やかで見てて楽しい。
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.0

号泣。

笑って泣ける、暖かい気持ちになる、人生後悔なく生きようと思える、そんな映画。

中盤までは正直退屈して集中力切れそうになったけど、それも必要な演出の1つなのかも。
「側から見ると何ともないけ
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