真田ピロシキさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

1.0

この映画は公開当時に平凡でやや退屈ささえ覚えていて3点をつけたが、イスラエルのジェノサイドを公然と支持しておきながら正義と公正の代弁者ヅラをするアメリカとハリウッドにブチ切れた今では本作のプロパガンダ>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

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ジェノサイド国家イスラエルを支持するクズンティンタランティーノ。この映画はシオニストのプロパガンダ映画なんだろ?スティーブン偽善バーグと一緒に消え失せろ!

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.2

また観たいと思いながらも最近では見られる機会がかなり少なくなっていた2001年の拗らせティーン映画。実は今年Blu-rayが出て原作漫画の日本版も再販されてたらしい。出演は当時『アメリカン・ビューティ>>続きを読む

ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.6

意図しようとしていることは分かる。ガザ地区にある狭い美容室の室内劇として、そこにいる女性たちからハマスではない平凡な人々の営みを映し出し、今バイデンやマクロンが「イスラエルに連帯する」という卑劣な名目>>続きを読む

バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

1.0

CAPCOM!テメーらの底抜けの頭の悪さにはもう耐えられねーんだよ!俺がストリートファイターⅥで自信満々に出されたシングルプレイモードの低脳さに発売以来どれだけ苦しめられてるか分かってんのか。段ボール>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.4

時々イーロン腐れSNSのスペースなどで話す人たちが褒めてるのを見て時間も合うし鑑賞。タートルズに特別興味はないが、90年代にゲーム等で触れてたのである程度は分かる。スプリンター先生、エイプリル、シュレ>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

1.5

以前にこの映画のあらすじを見て興味を覚え、先日hontoで原作の3巻までが100円未満でセールされてたので読んでみたら大変面白かった。優しさが取り柄の主人公をここまで誠実に澱みなく描いた漫画はないと思>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

ジャンプが嫌いなのでドラゴンボールとも随分ご無沙汰してたが、格闘ゲームのドラゴンボールファイターズを買ったら面白すぎてオラワクワクしてきたぞーその勢いで映画最新作を鑑賞。TVの超や新しいブロリーの映画>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

マリオファンと子供なら楽しい映画だろう。私はファミコンとスーファミで少ししかマリオをやっておらず当然子供でもないので明らかに映画の対象ではない。マリオワールドの再現はよく分かる。見覚えのあるものから知>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

アメコミヒーローには完全に飽きており、中でも特にバットマンとスパイダーマンは何度も映画化されてるのでほとんど新鮮味を感じない。ユニバースにしようが、キャラクターに新解釈を施してリランチとやらをしようが>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

3.7

『私の少女』のチョン・ジュリ監督が再びぺ・ドゥナとタッグを組んだ新作。チョン・ジュリです。左目が光って中国人の女カンフー達人が大好きなテコンドー使いの激推しキャラではありません。それはハン・ジュリです>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

ネタバレというか伏せられてた要素について語るので注意。

実写化で忠実な再現を試みることは必ずしも良いこととは思っていないのだが、本作の場合は高いレベルの理解と意欲が噛み合っていて原作の興奮がそのまま
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

4.0

アンネの日記はもしかしたら大昔に読んだことがあったかもしれないが全然覚えておらず、イマジナリーフレンドのキティーとは対照的に結末は知っているが途中の話はよく知らないで見るという形になった。

アニメー
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ひろしま(1953年製作の映画)

4.0

明日から長崎で原水爆禁止世界大会に3日参加するので、その心構えとして鑑賞。当然ながら今朝の記念式典も見ていた。岸田文雄のまるで心に響かない空文句の後に湯崎広島県知事がもっともらしいようで薄っぺらい核抑>>続きを読む

雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

3.5

現在書いてる同人小説の舞台が主に中国なので、その描写に多少なりともディティールを足せないかと思って鑑賞。しかし困ったことに本作がいつ頃の中国として描かれているのかがよく分からない。主人公チュンの住む村>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

2.5

邦題を言ってはいけないマブリーの詐欺師ドラマでW主人公だったソ・イングクの主演映画として気になってた作品。凶悪犯を護送する船で計画されてた反乱発生。通信を遮断され孤立無援の警察官たちとの戦い。要は『コ>>続きを読む

ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

岸辺露伴の時にも書いたんですけど、『ストリートファイターⅥ』っつー段ボール被った人間やルンバや冷蔵庫と戦わせる話を「これが目玉のストーリーモードです」と出してきた人をバカにしきってる幼稚なクソゲーにブ>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.0

公式サイトで監督が「決してKKKが改心するような観客を甘やかすインディペンデント映画にはしない」というようなことをとても熱量のこもった長文で綴っていて興味の高かった映画。そうだ、レイシストに半端な情け>>続きを読む

シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

3.6

気になってた中国映画。疎遠の両親を交通事故で亡くし、一度も会ったことのない歳の離れた弟ズーハンを親戚から押し付けられた看護師のアン・ラン。アン・ランは医師になるため北京の大学院進学を進めていて幼い弟の>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.0

まず言い訳すると眠気を抱えて見に行ってたので最初の1時間くらいは意識が飛びがちで把握してない点があるかもしれない。こういうのがあるから映画館で映画なんか見るもんじゃない。

ダーレン・アロノフスキーの
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.3

えっとね。まず全然関係ないこと言います。先週ストリートファイターⅥ買ったんです。12000円もするデラックス版をずーっと前からDL予約して。格ゲー部分は前より面白く、トレモしてるだけで楽しいんです。で>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

1.0

ボロクソに悪口言うからね。

日本4大同調圧力映画。他はシンゴジラ、シンウルトラマン、マリオです。これのオリジナルが上映された時は戦時においてさほど大きな出来事に見舞われなかった人を描いた映画として斬
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

4.5

時間が空いたので映画を見ようと思い、アジア映画が良いが韓国映画に偏りがちな傾向があるのでそれを避けて選んだのが台湾アニメの本作。何年か前の福岡アジア国際映画祭で上映されてて気に留めていた。

アメリカ
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.5

昨夜Overwatch2で綾瀬はるかという名前の方と同じチームになりまして、こりゃあ綾瀬さんのファンとしては何か見るしかないじゃないですか。それで少し興味があったのがこれ。

ドラマはともかく綾瀬さん
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.8

セクシャルマイノリティの話と思ってたら主題ではなかった。大学のサークルで何をするでもなくただぬいぐるみにシンドさを話しかける人達。他の人の話を聞くのは厳禁。サークルとして行う意味はあるのかと思うかも知>>続きを読む

オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.8

近頃はDon't look back in angerをギター練習中なのでなんかオアシスの映画を見たくて映画館で見たけどこれしかないからいいかと鑑賞。当時見た時からそうだったが、本作で語られるオアシス>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.3

インスタグラマーがテレビ塔に登ったら降りれなくなって大ピンチという筋しか知らずアホ映画と思いきや、危険や困難の途上で過去に傷ついた心を乗り越えようとするちゃんとした物語が展開され『わたしに会うまでの1>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

1.5

SONYの傑作ゲーム『ホライゾンゼロドーン』をやっていたら、戦闘用機械の暴走によって生命の絶滅が確実となった人類が新たに種子を蒔いた未来の人類のために遺そうとしたB級映画の極地の一つがこれ。主張した男>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.3

ショーン・ベイカー監督は今自分がトップクラスに強い信頼を寄せているフィルムメイカーの1人。これまで同様、登場人物が性産業に関わる人で貧しいが珍しく男性主人公。だが物語の主題になってるのはやはり女性の側>>続きを読む

蟹工船(2009年製作の映画)

1.0

共産党員になって2ヶ月くらいになります。そしたらやはり小林多喜二は読まないといけないと思い、10数年ぶりに読み返したんですよ。人権のじもない非人道的な労働条件で酷使され、金を貯めて出て行こうにも陸では>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

これだよ。ハリウッドエンタメに求めてるのはこういうの。見るのに予習を求めはせず、オタク的姿勢も必要としない気楽さ。ぶらっと入ってぶらっと帰れる。こういうものこそありがたい。『ヴェノム』や『アンチャーテ>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.8

オッサンが山を登るだけのアニメです。巨乳の若い女なんかいません。出てくる女の人はずっと前に山で弟を亡くした中年女性だけです。そこに派手さなど全くない。求道的に山を目指す羽生、彼と彼が持っていると思われ>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.0

カズオ・イシグロ脚本のリメイクを見る前に再鑑賞。生きているが生きていない。ただ役所でハンコを押すだけのミイラのような仕事をしてきた男が突然の末期癌発覚を前にもがく魂の彷徨い。

全カットに魂を吹き込む
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.5

ジョエル「エリー、これが廃墟から集めた俺の映画コレクションだ。」
エリー「ほとんどの映画にニコラス・ケイジが出てない?なんかキモいんだけど…」

ニコラス・ケイジの自虐映画にペドロ・パスカルが出ている
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.0

韓国バイオレンスアクション映画はそこまで趣味じゃないのだけれど、出演者に金子文子を演じたチェ・ヒソ。佐賀のスーパースター白竜さんも出ている。フランシュシュ2号こと二階堂サキ大感激。どちらもチョイ役です>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.4

ある日、突然行われたLGBTの特別授業。他のクラスでは行われなかったことからクラス内に誰かいるのではと邪推を生み当事者探しが始まる。

脚本に思うところがあって、わざわざ邪推の材料を与えるような教師の
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