MadamLeonidasさんの映画レビュー・感想・評価

MadamLeonidas

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母と暮せば(2015年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

息子と2人で鑑賞。息子は「子供の方が親より先に死んでしまうなんて悲しい」と。途中まで観てたけど寝落ちした。山田洋次作品は長いもんね。
私はというと、序盤から涙腺緩みっぱなし。知らず知らずに涙がこぼれ、
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.4

優しいおとぎ話。やっぱりギレルモ・デル・トロ大好きよ。
冴えないサリーが恋をしてしてどんどん色気を増し、バスルームで彼と抱き合っている時の表情が妖艶でエロティック。それに対してストリックとその妻のお粗
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

胸糞映画「ミスト」と同じくらいの後味の悪さ。役者さんの演技が見事で、照明と撮影が素晴らしい胸糞映画。あまりに後味が悪いので「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」を観て浄化します。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

4.3

アン・ハサウェイが出てる映画で一番好きかもしれない。思わず2回連続で見た。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.1

採寸シーンのエロティックさやお針子の手の動きなど良かったし、もちろんダニエル・デイ・ルイスは美しい爺で演技も存在感も素晴らしかったが、鑑賞後の感想としては「あんたら気持ち悪いわ」に尽きる。

ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち(2021年製作の映画)

3.2

ドラマのソプラノズが大好きなので、期待して観たけど正直なところ期待はずれだった。レイ・リオッタをはじめ、役者の演技はよかったけれど、全体的に雑で浅いと感じた。

侵入する男(2019年製作の映画)

3.3

デニス・クエイドが気持ち悪くて良かった。そこはとても評価点が高いので、この点数。
アニーはアホなのか?と思わざるを得ない危機管理能力の低すぎる行動に終始イライラした。

観察者(2021年製作の映画)

2.5

映像としては綺麗なところもあったのにエロが過ぎて台無し。もっとエロ抑え気味にしてもよかったんでは?
ピッパ、傷害罪で捕まらないの?

アザーズ(2001年製作の映画)

4.0

「アザーズ」を久々再見した。筋立てはかわらずおもしろいと思ったけど、いかんせん20年前の映画だからか、音楽の使い方に古さを感じた。昨今の映画とは音楽の使われ方が違う。

アントラーズ(2021年製作の映画)

3.0

ギレルモ・デル・トロの名に釣られて「アントラーズ」を鑑賞。クリーチャーの造形はなかなか素晴らしかったし、暗くてどんよりしてて半端ないグロさもよかったんだけど、今ひとつ話に入り込めなかったのは登場人物の>>続きを読む

もうひとりの息子(2012年製作の映画)

4.2

なんとなくつけてそのまま釘付けで観てしまった。「そして父になる」に近いんだけど、イスラエルとパレスチナの家族という人種的にも政治的にもとても複雑な関係性。真実が明らかになり自分自身のアイデンティティが>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.0

現時点でかなり甘めの採点。
ゴッドファーザーPart3(オリジナル)は若い頃に見た時はいまひとつだなという感想だったけど、中年になってしみじみ好きになった。マイケルが人間的な丸みを帯びつつチャーミング
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

4.1

予期せず良い映画だった。気持ちの良いロードムービー。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

んー。。。旦那に推されて見たけれど、そこまで切なくならなかったのは歳のせいなのかな。歳のせいだな。うん。
大学時代の元彼を思い出した。就職決まった途端に急に諸々変わった元彼とムギ君がかぶった。卒業した
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

4.3

まずはネタバレなしで観て、結末を観た後にもう一度観てほしい映画。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.9

主演のヨナス・ダスラーの外観から変貌して役を作り出しているのがすごい。ほんとは美形なのに。
アキン監督のインタビューに「人の魂や目つきには自然と一定の人生経験が反映されるものですが、ヨナスは外見の変化
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リメインズ 美しき勇者たち(1990年製作の映画)

3.4

全体的な雰囲気や役者さんたちの演技は好き。超個人的には黒崎輝が出てて好き。そしてわんこもよく調教されてて、こんな忠実なわんこと暮らせたらいいなと思ったら犬好きな私であります。
しかし、肝心の熊との死闘
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クワイエット・ボーイ(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「保護者は子供から目を離したらあかんねん。しかもあんた、その子4歳児やで。ちょっとお父ちゃん、ちゃんとしぃや」と言いたくなる冒頭。
オカルトなのかサスペンスなのか曖昧なまま話がゆっくりと進むがラスト1
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

4.0

千葉真一追悼として再再々見いたしました。子供の頃にはTVで放映されてたけど、大人になってから観たのは初めて。戦国時代と軍ものが大好物な息子と2人で観て、息子も食い入るように観てました。まぁそれなりに濡>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.3

とても素敵なロードムービーでした。主要人物がそれぞれ成長したり過去を乗り越え人生の次のステップへと踏み出す姿がよかった。ダウン症の青年が心配なあまり、あれこれ先回りして口出しをする看護師の姿は、子育て>>続きを読む

サスペクト 薄氷の狂気(2019年製作の映画)

3.3

ヘンリー・カヴィル目当てに観ました。ええ、ヘンリー・カヴィル好きなんです。髭面でいつもよりワイルドなヘンリー・カヴィルを存分に愛でました。
ベン・キングスレーも出ていて、良作になりそうな感じが途中まで
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.7

スプーキーな雰囲気と色合い、重要人物の造形が不快そのもので不気味さと不穏さは満載でした。とはいえ、そこまで目を覆いたくなるような陰惨なシーンはなくて良かったです。何をもって陰惨というかは人によって違い>>続きを読む

江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

4.5

岡本喜八の奇抜なアイデアとユーモアに満ちた演出ぶりが炸裂している。
正直、ラスト間近の後半はとても長いし画面を観ているのが面倒にすらなってくる。しかし、あの冗長なモノローグがあるからこそ現代の私たちに
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.0

犬好きとしてはここから始めよう。ヒッチコックの映画に出てくるわんこはとにかく魅力的で芸達者。背景に映り込む通りすがりわんこもそのシーンに欠かせない役者の一部として控えめながらも光っている。町の往来のリ>>続きを読む

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.8

反抗的な息子を持つ母親としては見ていて「わかる。」と自分の子育て経験とオーバーラップする部分があり、見ていて辛いシーンもちょいちょいあった。主人公の母の心中は察してあまりあるが、自分のやりたいことや生>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

3.5

いつ見ても、何度見ても、ヒロインはミスキャストだと思う。そして白石佳代子の能面のような顔面からの圧と声は少しの登場でもインパクト強い。「悪魔の手毬唄」でも出てきた瞬間から粘性の高い演技だった。好きなシ>>続きを読む

ザ・コクピット(1993年製作の映画)

4.0

息子のリクエストで視聴。どこでこの映画を知ったのかといえばやっぱりYouTube。「YouTubeばっかり見ないで!」と小言が多い我が家だけど、ちゃんとした情報や知識も蓄えることができるメディアでもあ>>続きを読む

河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

4.1

子供が保育園の年長さんくらいだった時に初めて一緒に観て、お母さん冒頭から泣きましたし、息子もウルウルきてました。その後も度々泣いてしまうシーンがあり、息子にも印象深い映画となりました。アニメでこんなに>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.9

夜遅くに見始めたのだが、丁寧に作り込まれた映像の美しさに引き込まれた。とても長い映画だけど、吸引力の強い映画なのでぶっ通しで最後までしっかり見てしまい、見終わる頃には空は少し明るくなり、新聞配達のバイ>>続きを読む

実録 竹中正久の生涯 荒らぶる獅子 前篇(2003年製作の映画)

4.1

子供ができてからはヤクザ映画やVシネから意識的に遠ざかっておりますが、実はとても好物であり、それはそれは数多くのVシネを見ておりました。主に小沢仁志さんが出演している作品が大好き。小沢のアニキに憧れ、>>続きを読む

アメリカン・マーダー: 一家殺害事件の実録(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

すべてが実際の映像やSNSの投稿で作られていて生々しい。

愛する父親から命を奪われた子供達があまりに不憫でならない。

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

4.0

好き。こういう映画好き。冒頭の主題歌が最高で、つい口ずさんでしまう。

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.8

かなりマイルドな表現と描写とはいえ三池崇史。息子と息子の幼馴染の女の子と一緒に見たのだけど、主人公と幼馴染の女子が目の前にいる2人にかぶってしまい少し切なくなった次第です。色々よく分からない展開だった>>続きを読む

アンダーカバー(2016年製作の映画)

3.4

ダニエル・ラドクリフがすでに31歳ということにクラクラする。あなたこの間まで子供だったじゃないの?ずいぶんいい役者さんに成長したわねぇ、そりゃ私もおばちゃんになるはずよねぇと目頭を細めながら見ておりま>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

「The Strange Thing About the Johnsons」を観た後にこちらの映画を観ました。ほんと、この監督は壊れていく家族を描くのが上手いし好きだなと。アリ・アスター監督はご自身の>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

結構前に見たのだけど、しかも繰り返し見たし、ディレクターズカットも見て、自分がこの映画の感想を書けるようになるまでレビューを書くのをやめてました。
登場人物の状態に合わせて微妙にぬるぬると揺れる背景や
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