Maikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんという壮大さ。
前作でもう世界観はわかってるよねという前提で進み、今の出来事と並行して前作では描かれなかった使者三人の過去が徐々に明らかになっていくという流れが上手。
色々と業が深過ぎる。愛とか憎
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

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お、面白い...!
地獄巡りという題材でこんな面白いエンターテイメントができるのか。地獄のイメージも納得のデザインで良かった。
主人公が単なる良い人ではないという設定も良く、ラストはボロボロ泣きました
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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レイフ・ファインズが、監督の性癖を一身に背負っていて大変そうでした。
vsラスプーチンがとても面白く、バレエのような動きが盛り込まれていたのが印象的。今回はどこにクラシックを持ってくるのかなと思ってい
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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面白かった...!
メタとフィクションの入れ子構造のような展開に気持ちが高まる。過去作の映像の使いどころも絶妙で、先日一作目は見たんですが、二作目と三作目も見直そうと決めました。

伝説の人物が自分の
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ビル・マーレイ・クリスマス(2015年製作の映画)

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なんとも緩いバラエティショーだけど、出演者がやけに豪華だったり舞台がカーライルホテルだったり、なぜ?と思ったら監督がソフィア・コッポラ。納得です。
とりあえず流しておいたらなんとなくハッピーな気分にな
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ベン・プラット: ライブ・フロム・ラジオシティ(2020年製作の映画)

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『ディア・エヴァン・ハンセン』での歌声が素晴らしかったので、ネトフリで見つけてすぐに鑑賞。
こちらも素晴らしい歌声で、耳が幸せでした。どこまでも伸びる歌声は聞いてて気持ちいい。もっと聞いていたかった!
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

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キャメロン・ディアスとトム・クルーズのラブコメアクションなんて、良いに決まっている。チートなトムクルの無双はかっこいいし、キャメロンのザ・一般人な反応も好感度大。

ただただ流されるだけではなく、ちゃ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

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午前十時の映画祭にて。

あの独創的な世界観と秀逸なデザインとストップモーションという手法から生まれる化学反応がすごすぎる。大好きだ〜!!

くるみ割り人形 in Cinema(2021年製作の映画)

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クリスマスシーズンになると見たくなるくるみ割り人形。Kバレエ版の煌びやかで暖かい世界観が好きです。
王子とマリー姫のパ・ド・ドゥが息ぴったりですごく素敵だった!栗山さん、凛々しくなったなぁ。
ドロッセ
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

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ミステリーのようなわくわく感から始まり、しかし徐々にきな臭くなっていく一枚の絵画を取り巻く悲喜交々。
喜び、怒り、期待、欲望、思惑、誠実、利権、否定に肯定などなどなど。そこらの人間ドラマよりも濃密に、
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

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不二子ちゃんはやっぱり凄いなと思った。つい不二子ちゃんって言っちゃうけど、もはや不二子様です。かっこよすぎる。
「愛という名の媚薬」なんて、痺れてしまう。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

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こういう会話劇、大好きです。
タイプが全然違うのに、なぜだか一緒にいられる二人が面白い。何気ない会話からも人となりって表れるよなと感心してしまう。そしてそういう人物であるが故に巻き起こる、日常の中のち
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

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見終わった後、肩の力を抜いて息を吐くことができる映画でした。こんなミュージカル映画は初めて。
色々語りたいというよりも、そっと自分の心に秘めておきたいような。いっぱい泣いた。観客に彼の嘘を責められる人
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

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一捻り効いたゾンビもので、とても面白かった。子供に優しい世界は安心します。

ウクレレで歌うルピタ・ニョンゴが最高!
特に” I don’t want to live on the moon”が好みで
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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人は自分の都合の良いように物事を捉えて自分の好きなように行動していく。結局皆んな完璧ではない、というところには共感しつつ、男たちにはそんなところも愛しいよねとはならずただ狡いなぁと感じた。
15歳のポ
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「夜中に犬に起こった奇妙な事件」(2012年製作の映画)

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一体これから何が始まるんだというオープニングから、あれよあれよと思いも寄らぬ方向に進む物語に没入してしまった。
俳優さん達、皆んな凄かったけど、特に主役の方が素晴らしい。

俳優による生々しい演技と、
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2046(2004年製作の映画)

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前二作と同様に淡々と、でも今までよりも静けさの中にも様々な波紋を感じる物語でした。波紋は消えて、全ては元の静けさを取り戻すけれど、確かに何かを残していったんだろう。

俳優陣のアンニュイな演技が印象的
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エターナルズ(2021年製作の映画)

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思いもよらない壮大なスケールに驚き。
途方もない時間の経過の中でも、中心にあるのは人間関係で、細やかな感情の機微から生まれるキャラクター達の表情や台詞がたくさん印象に残っている。
ところどころで出てく
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花様年華(2000年製作の映画)

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静かに、けれども何かをさざめかせながら進む物語は美しくてどこか懐かしい。昔ならではのざらりとした質感がまた良い味となっている。
マギー・チャンの衣装がどれも素敵。

今の香港を思うと、重みを感じるセリ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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静かで重厚。
ひたすらに風呂敷を広げて謎が謎のまま終わるのに、これから何かが始まる!というわくわく感で満足できてしまう不思議。作り込まれた世界と映像美に吸い込まれる。
そしてナウシカとラピュタが頭を過
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銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

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明るくておおらか。長閑なコメディという感じで緩く楽しみました。
笠置シヅ子の歌がやっぱり素晴らしい。色んな人の銀座カンカン娘が聞けて得した気分。

最後の落語はね、ちょっと価値観古すぎて面白くなかった
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パリのアメリカ人(2018年製作の映画)

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とっても幸せな時間!
舞台上の全てが色彩豊かで繊細で華やか。最初のバレエシークエンスだけで泣けてきちゃう。
うっとりしてしまうダンスに美しく陽気な音楽。暗闇から立ちあがろうとする人々の気高さ。何度でも
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私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)

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素晴らしい歌手であると同時に、あくまで一人の女性として生きようとした人生を抱きしめてあげたくなる。
どこまでも伸びやかな歌声にはうっとりしてしまうし、パッと見て惹きつけられる華やかさは努力を弛まぬ彼女
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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色々なことが起こりながらも、淡々と続いていく世界。
アンニュイな映像や紡がれるナレーションがとても詩的。
絡まっては解かれて、また別のところと絡まる人間関係がとても好き。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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ダニクレ版ボンドには、愛すべきキャラクターがたくさんいて嬉しいな。
ラシャーナ・リンチとアナ・デ・アルマス、次のシリーズにも出てほしいくらい最高でした。
MもQも大好き。

ダニクレ以外のボンドは知ら
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フランカ・ソッツァーニ: 伝説のVOGUE編集長(2016年製作の映画)

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なんてカッコいい人なんだ...と感嘆してしまう。実の息子が監督ということだけあって、ファッションだけでなく、伝記という側面も合わせ持っているのが面白い。

革新的な誌面は、今見ても凄いパワーを持ってい
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ベン・ウィショーとアラン・リックマンがとても良かったけれど、なかなかに悪趣味な映画でした。
芸術的な演出がされているのでグロさはあまり感じない。でも変態さと凶暴さ加減は随一。

パパ、思慮深くてすごく
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マイリトルポニー: 新しい世界(2021年製作の映画)

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暖かい世界に心が洗われた。
信じる気持ちを忘れないサニーは猪突猛進でも応援したくなるし、保安官も皆好きです。
最初は少し問題のあるような描かれ方をされていたけど、大事な時にはきちんと良識ある行動を取れ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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あんなファンタスティックビーストがいるなんて思ってなかったので、モーリスちゃんに心鷲掴みです。も、もふもふ...。

まるでゲームのようなアクションがいっぱいで楽しい。トニー・レオンが小柄なのにスーパ
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シューマンズ バー ブック(2017年製作の映画)

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美味しいお酒が飲みたくなる。
カクテルって何でこんなにお洒落に感じるんだろうと思っていたけど、そういうイメージを浸透させたご本人だったとは。

煙草苦手だし女一人で入れるバーってなかなかないから、行き
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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一癖も二癖もある五人のやり取りに笑いっぱなし。面白かったー!!

最後のシークエンスの五人の無敵感がたまらない。
鼻持ちならないように見えて、チェ課長めっちゃ良い人でした。

トロールズ ミュージック★パワー(2020年製作の映画)

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とにかく全員声が良くて耳が幸せ。アナケンの歌声やっぱり大好き!!

分断と調和という社会派なテーマを、音楽を例にわかりやすく楽しく伝えてくれて、エンターテイメントの底力を感じた。
相変わらずのカラフル
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

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余裕のある大人の遊び場というような、歴史と伝統と秘密溢れる場所に興味津々。一生縁のない世界だわ。
スタッフも客も、このホテルを愛しているんだなというのがわかるインタビューばかりで心が暖かくなる。一流の
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

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なんにも起きないように見えて、色々なことが起こって進んでいく毎日。
シンプルでちょっと可愛くてホッとする。
のんびりゆったりしてても着実に生きてる感じが、とても好きです。

服の柄が全部素敵なんだよな
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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ガン監督のセンスがぎゅっと詰め込まれた最高のブッ飛びムービーでした。最高!!

敵も味方もモブもメインも関係なくじゃんじゃか死んでいく、命の重みは平等!って感じがいっそ清々しい。お前も?え、お前も?!
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