harunomaさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

青の帰り道(2018年製作の映画)

1.2

クリシェの王国。
5分くらい鑑賞、あてにならないレビュー。
いったいイメージの中の映画っぽさはいつからこうなった。ソフトフォーカス、深度浅くて望遠目のレンズ、ディフュージョンフィルターつけて、なぜかい
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

2.3


2018.9.9 新宿武蔵野館

映画はこの程度でいい。
なかなか素敵な映画でした。
もう死語である「現代」の日本の若者というのでしょうか(『息を殺して』も同じです。ここには周到に配備された、あるい
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ジャンヌ・ダルク裁判(1962年製作の映画)

5.0

ウィリアム・ルプシャンスキ(William Lubtchansky 版も好き

「私にはそれを信じる意志がありました」

どうしてそれが天使の声だとわかったのか

「内面が命じるのです」

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.7


アニメには言葉がでません。
ただただ 素晴らしいです。

去年は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』になんども救われた想いがします。去年は確実にヴァイオレット・エヴァーガーデンの年でした。もちろん『
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ゴダール・ソシアリスム(2010年製作の映画)

5.0


「分断された考えの領域で政治を行うことで、現代民主主義は全体主義に献身する」 クロード・ルフォール

私的にはジャン=リュック・ゴダールの最後から2番目の劇映画として受け取っている。もちろん『アワ
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BROTHER(2000年製作の映画)

4.0


ひさしぶりに見直した。
なぜか家のなかで途中まで立ち見でした。
おくればせながら「映画監督、北野武。」(フィルムアート社)を読んでいてBrother が観たくなった
たまたま友人が12月にロサンゼル
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イメージの本(2018年製作の映画)

4.6


not very good な前半部の感想から、二つの章。
列車の章(列車をとぼとぼとしかし走りながら木々の合間を、老年の紳士は走り行く列車を追いかける。惜別のように乗客の女性に手を振る、映画はみて
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.0

ところどころ有村架純の生命力が全盛期のトム・クルーズばりにあって、映画としてはおもしろい。喪に服すこと、なにかを引き継ぐような物語にしては一貫せず(家族ということでいうと「麦秋」や「東京物語」の問題は>>続きを読む

ラヴ・アット・ファースト・ファイト(2014年製作の映画)

5.0

アンスティチュ・フランセ、フランス映画祭2015特別関連企画
「彼らの時代のすべての少年、少女たち」にて鑑賞。
同特集のジャック・ドワイヨン『少年たち』も傑作だったが、ここ10年のフランス映画(アメリ
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焦がれる鼓動(2015年製作の映画)

2.3

DVD「過ぐる日のやまねこ」に収録されている短編映画(2015)
『小さな恋のうた』や「グッド・ドクター」の2話にゲスト出演していて最近気になっている山田杏奈ということで見ました。10分です。

カメ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.0

どうにか最終上映に間に合いました。
みなさんの熱いレビューにほだされて久々のマーベル。
心配していたようなデジタルの画圧もなく(IMAXでは観てないです)むしろドラマに振っていて感動した。さすがはアン
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