Makieさんの映画レビュー・感想・評価

Makie

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

楽しみすぎて先行上映に。
映画的/文学的豊穣に、あっぷあっぷ溺れました。ダンスシーン最高‼︎

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

圧巻の力作。
希望が絶望を打ち消すわけではなく、絶望が希望を打ち消すわけではない。
目も眩むような鮮やかさと、体が吹き飛ばされるような質量で、両方があった。
この映画を作ってくれて、ありがとう!!

音楽(2019年製作の映画)

3.8

結構好き。キャラクターがそれぞれにみんなよい。バンド名、古武術と古美術には笑った。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.8

4回目。楽曲、演奏、演出、映像、人間。どれも最高。何十回でも観たい。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.0

みんな言ってると思うけど車を運転中、末娘の成長を電話で聴きながらとめどなく涙を流す場面は全ワーママ号泣シーン…

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.2

アラがあっても志の高い映画が好き。
ダンス愛、音楽愛、映画愛にあふれたこの作品が大好き。
モダンラブのダンスシーンに駈け出したハートが、タップシューズに反射する光に撃ち抜かれた。

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

オークワフィナのヘンテコで前のめりな歩く姿見ているだけで楽しい!

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.0

ひさびさの号泣映画。キャストもとてもよかった。泣きはらした眼を花粉症とごまかした。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

それぞれに救いがたい欠点をもった人間のドラマ。
ほろりとした笑いの中に許しと救いがあった。よかった。

海辺の生と死(2017年製作の映画)

3.6

南の島の神話的な雰囲気。話そうとすると唇から花と宝石があふれてくるお姫様の昔話がありましたが、満島ひかりが口を開くたび、きらきらと零れ落ちてくる奄美大島の方言に息をつめて聞き入ってしまいました。

パターソン(2016年製作の映画)

4.2

何も起きない。でも何がこんなに美しいのか。
Water falls from the bright air.
一篇の詩でもある映画。

息の跡(2015年製作の映画)

4.1

全くえらぶらない種屋の佐藤さん。
しかしこの人の英語のなんと立派なことよ。
人間の尊厳というものに圧倒される。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.1

本物と贋物をめぐる、愛と裏切りの物語。
素晴らしい美術に囲まれたせつないラブストーリーにうっとりしていると、結末で刺される。
その結末の寡黙さもまた容赦ない。
こんなの、あり?
やるせなさマックス、忘
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

ある時代ある場所に居合わせ、人生の時間を共にする。親子の友情。年齢をこえたシスターフッド。一緒に笑って踊って最高に楽しい夜を過ごすこと。誰かの痛みに触れてしまったことへのおののき。生きてあることのきら>>続きを読む

泥の河(1981年製作の映画)

3.9

哀切であることは誰にでも撮れる、それが痛切であるかどうかだよ、オグリ。あとはうんうん唸っていればなんとかなる。
もの哀しいことと、身を切られるように痛いこと。わたしは肝に銘じた。
小栗康平「哀切と痛切
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.6

もっくんのダメダメぶりがよかった。
あー結婚生活のスパイスミックスにこれはいっているよね、というリアルさ。