まりりんクインさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

まりりんクイン

まりりんクイン

ジョーカー・ゲーム(2015年製作の映画)

2.0

事前の評判の悪さに尻込みしていたのですが、入江監督のメジャー進出作品というのと(日々ロックは未見)、タマフルでのサントラ特集に興味が湧いて観にいきました。
正直音楽はもう一つ…自分が意識し過ぎたのもあ
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.2

この映画のおかげで素晴らしい原作コミックと出会うことが出来た。未見の方は是非原作もセットでどうぞ!

オープニングが素晴らしいです。

あと、日本語吹き替えでロールシャッハをやってらっしゃる山路弘行さ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

5.0

とても重く不快な話にも関わらず、定期的に浸りたくなる。

中盤、工場地帯でのチェイスシーン。物陰に隠れた暴力コンビとインテリ刑事が一斉に飛び出し、三人並んで走りだす。
文字通り三人の足並みが揃いだす瞬
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.6

「レゴってどんなもの?」という問いかけに100%答えてます。作り手のアイデア力とまとめ力に腰抜かします!
画面に映るほぼ全てをレゴで表現したコマドリ風の映像は勿論、前述のレゴ論から、管理と自由、大人と
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.5

宇多丸が北野監督を「ジャンルという縛りがあった方が面白い監督」と評してましたが、
レフン監督もその一人ではないかと思います。王道とアートが絶妙なバランスで成立してると思います。

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.3

丁度去年は「プリズナーズ」という似たようなシチュエーションの映画がありましたが、宗教や道徳観が主題だったあちらに対して、こちらは人種や倫理観が主題。息を吸うように暴力や汚職、犯罪が行われる様は、お国柄>>続きを読む

ハード キャンディ(2005年製作の映画)

1.1

スーパー!を見るまではこれがベストペイジでした。
おちんちん切って!
吹き替えの堀内さんが最高。

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

4.2

見始めたときに自分が思ってもみなかった所に連れて行ってくれる感覚が味わえる。映画においてジャンル分けという概念が如何に無意味なことかを痛感します。

めまい(1958年製作の映画)

5.0

ヒッチコックの中でも奇跡的な出来の傑作
普段はエンタメ娯楽に徹するヒッチコックの、「全裸」が見れる映画

「泣ける映画」が必ずしも良い映画ではないと思うのですが、自分はこの映画のホテルでのキスシーンを
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サイコ(1960年製作の映画)

4.2

「映画の宣伝戦略」について興味を持つきっかけになった映画です。
予告編や、上映体制含め、
本当にヒッチコックは徹底して「見世物としての映画」を極めようとしていた人なんだなあと感じることができます。

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とにかくラストのジャンプカットが最強。この映画の気持ちよさの全てはあそこだし、あのシーンを見るためだけに何度も見直せます。(「トンネルに列車が入る=セックス」という表現が最高)
是非最近のラストが長っ
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.8

物凄く抑制された世界のなかでゆっくりと人が狂っていく様が描かれています。
とても多面的で、「身内を超えたい」「初めて出来た友情」「自分の力を示したい」といったテーマが、主に
デュポンとマーク
デュポン
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.0

ブライアンデパルマ監督は映像技巧だけで無く、演出によるストーリーの語り方で観客を驚かせるのがうまい、とこの作品を観て改めて思った。ラストでそれまでの映画の雰囲気を一気に転調させるその驚きを感動に変えて>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

宇多丸師匠も言ってましたがあらゆる面でバランスがとれた、
「バランス」がテーマの映画だと思いました。(唯一おばさんがエロ過ぎてキャラクターのバランスを崩していると思う。)

事前の国内外での宣伝の違い
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