Kenさんの映画レビュー・感想・評価

Ken

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グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

ギズモの愛らしい造形もあって、豹変後の性質が際立っている。お話的には、もはや破るためにある掟の内容が面白い。

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.7

難しい設定は抜きにして、シンプルな怖さがある。音楽が秀逸。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

子供も見ることを想定しているので説明的なセリフは多いがストーリーは手堅い。映像と音楽も文句なしに素晴らしいので興行成績にも納得できる。

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.3

頑張って撮った感満載のジャイロコプターのシーン、B級アトラクションを思わせる終盤の舞台がなんとも良い。

007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.3

終盤にある海中での戦闘シーンは斬新で印象に残るが、アクションの内容が地味なので少し残念だった。

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.4

話が小難しく話の展開も強引だが、最後まで飽きさせない脚本ではある。

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.9

ヘリ、ボート等のアクションで派手さが増したシリーズ第2作。ダニエラ・ビアンキの存在感、主題の良さも相まって、名作と呼ばれるにふさわしい一本。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

時代背景を踏まえた蒼井優の演技がお見事。話のリアリティは微妙なところだが、そもそもそこに重点を置いていないように思える。

守護教師(2018年製作の映画)

3.6

マ・ドンソクの体育教師がはまり役だった。事件全容や真相に至るまでの各人の言動など、プロットが丁寧な印象。

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.1

恐怖演出は抑えめで、脚本は凡庸な印象。邦題のサブタイトルからすると期待外れな内容だった。

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.4

現在では問題になるであろうキャラクター設定。セットや脚本のチープさは否めないが、1作目の勢いを感じる。

無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.6

狂気を感じさせるキム・ソンオの演技とシンプルながらどこか斬新なアクションが良かった。

28週後...(2007年製作の映画)

3.4

感染爆発までの過程が珍しい。ヘリコプターのシーンが印象に残る。

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.9

1作目にも増してファミリーそれぞれの見せ場が多く楽しめた。クリスティーナ・リッチの演技がとても良い。

アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.4

起承転結の"起"が極端に短いSFパニック映画だった。話の展開が尽きるかと思いきや、深海のシチュエーションを生かしてラストまで怒涛の展開が続く。主人公の背景設定が自然に示されたのが良かった。

アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.8

アニメだからこそコメディとして許容される派手な描写が印象的だった。オリジナル同様にキャラ立ち具合は安定している。日本語吹替も良かった。

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.8

キャラクターや世界観の確立が見事。脚本はそれなりだが、コメディ面重視とすれば納得の内容。

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.8

主人公個人の復讐譚で終わらせず、当時のタスマニア島の背景も脚本に絡めている点が評価できる。

ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

3.3

冒頭シーンから演出上のリアリティーラインを明確化することで、ホラー演出を自然に組み込めるようにしているのだろう。シングルマザーの主人公が抱える苦悩と恐怖演出が重なり、見ているこちらも追い詰められる。

シライサン(2020年製作の映画)

3.4

ビジュアルが怖いかはともかく、シライサンの生態は面白いと思った。恋愛映画的な要素もあり脚本も良かった。エンドロールの仕掛けは感心する。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.3

斬新なトリックを生み出すために、話の舞台がかなり強引に設定された印象。とある要素によりジャンル映画化しているが、予告からは分からない仕様となっている。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

キャスティングの甲斐もあって、中産階級家族の生活がリアルに描かれている。現実世界と地続きな印象を与えるラストカットがある意味衝撃的だった。

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.4

このSF設定で、権力者としての宇宙人やそれに迎合する人間の視点が描かれるのは新鮮だった。政治ドラマとしても非常に優れている。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.6

冒頭のダンスシーンから終盤にかけての過程は目も当てられない。俯瞰ショットなど監督らしい演出が見られ、ダンサーたちの技量もあって地獄絵図的な表現が素晴らしい。

THE POOL ザ・プール(2018年製作の映画)

3.3

あまりにご都合主義な話の展開に、呆れるを通り越して感心する。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

設定が破綻している部分もあるが、映像的な試みが面白いので、それほど気にならない。ストーリーテンポが良いのは結構だが、キャラクター描写がもう少し欲しいところ。

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.6

映像の展開がわかりづらい部分もあるが迫力は十分。日米両国の視点を意識した脚本とのことだが、やや米国寄りなのは否めない。スポンサーへの目配せが露骨で少々萎える。

ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.4

ジョン・トラヴォルタの怪演が素晴らしい。なかなかの地獄絵図で放たれる名言は、映画ファンには突き刺さる。話の落とし所もバランスが良いと思った。

フォロウィング(1998年製作の映画)

3.8

ストーリー構成がノーラン監督らしい。脚本自体も意外性があって楽しめた。

インソムニア(2002年製作の映画)

3.3

脚本を担当していないためかノーランっぽさを感じなかった。アクションも地味。アル・パチーノのやつれていく演技が良かった。

ホステル2(2007年製作の映画)

3.6

前作の流れを引き継ぎながら新しいアプローチも取り入れているあたり、続編として気が利いていると思う。痛そうどころではないシーンの数々は見物。

悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲(1989年製作の映画)

3.2

過去作と大差ないストーリー展開だが、映画的な伏線回収をしている点など、一定の手堅さもある。

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.3

ジャンルを狭めて期待すると痛い目に会うタイプの作品だった。ほぼオムニバス形式なので一件一件の話が浅いのは致し方ないが、中途半端な感があるのは否めない。

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.2

ストーリーがシンプルな割に、話の着地の仕方が見事だった。無駄のない伏線回収は言うに及ばず。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

設定のアイデアが素晴らしい。各キャラクターも立っており、難解映画の雰囲気をそれほど感じさせない、軽めのコメディとしてまとめたところも評価したい。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

キャラクターの魅力でエンタメとして成立しているが、ストーリーはかなり大味な印象。悪役のユアン・マクレガーが良かった。