いい映画だった。私は今日会社サボっちゃったし、全ての人を大切にはできないけど、自分には誠実でありたいな。
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アリスが父親を投影しているその先に、先輩1人じゃなく花もいるのが良かった。
花が先輩のために薬買って帰ってくる時のビニール袋がマツモトヒトシなのに気づいてしまい、盛り上がった製作陣がその一瞬で脳裏に>>続きを読む
よかった。笑っている人が誰よりも悲しんでいたりすることもあるし、捨てたからといって大切に思っていないわけじゃない。
いろいろなところに想いを馳せすぎていて、ちょっとよくわからなかった。でも実際そんなものかもしれない。終盤に説明がついてくるけど、そこにこだわりすぎて他の部分が犠牲になっているのがあんまり好きじゃない。>>続きを読む
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自分が今まで作り上げてきた世界に自信を持って、堂々とそれを私物化しているところに、宮崎駿の『君たちはどう生きるか』と同じものを感じた。一方で、かつて同じ時間を過ごした共通の記憶を辿ることが、かえって今>>続きを読む
全然興味が持てなかった。何も起こらない映画で好きなものもたくさんあるけど、何も起こらないことが作り手の鑑賞者への甘えに見えちゃうと、途端に興味を失っちゃう。主人公が他人といるときも1人でいるときも不愉>>続きを読む
わりとシリアスなシーンでの先輩の返しが時々面白くていい。「雰囲気に流されすぎだろ!流れも変だし」とか「学生が学生かばん忘れんなよ」とか。すごくシンプルな話で、好きな人には好きな人がいるっていうただそれ>>続きを読む
2019年!懐かしい!絶対言わないだろというセリフ、話も薄っぺらいのは確かだけど、彼らは彼らとしてこの映画の中にあり、それがまっすぐでよかった。車で誰かとどっか行きたい。成田凌は…ちょっとどうなんだろ>>続きを読む
出てくる人たちみんなが、こんな夜中に嫌な気持ちになりたくないから優しくしとこうっていう共通の態度で主人公に接しているのがよかった。
関西弁に馴染みがないせいなのか、特に女性たちの語尾を伸ばす喋り方があんまり好きじゃなくて気になった。原作自体は読んでないけど、登場人物が「今」という完全な点の上にいて、直接あるいは電話越しに交わす会話>>続きを読む
これまで観たチャーリー・カウフマンの作品には、本人とは切り離されたところで作られる物語という印象があったけど、これはテーマ的にもカウフマン自身の思想をすごく感じた(原作がある&それを私が読んでおり大筋>>続きを読む
確かに「熱演」なのかもしれないけど、だからこそザ・演技にしか見えず、リアルだとは少しも思えなかった。それに引っ張られてなのかそもそもの演出なのか、全員の演技がオーバーなせいで物語が必要以上に停滞してい>>続きを読む
ここ最近“優しさ”についてよく考えていて、この主人公のように自分の「生活」がひとつ確かな土台としてある優しさは、他人への甘えがなくていいなと思った。「生活」を守っていくことは、日々避けようのない他者と>>続きを読む
「おはなし」って感じすぎて苦手すれすれ…。ドーナツはとても好きです。
良かった!今まで観たケリー・ライカートの中で一番好きかも。
あまりはまらなかった。
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はまらなかったとは思ったけど、この日の夜、住宅街?団地?の中で飲み水を探して数人でさまよう夢を見たのを数日経って急に思い出した。
よかった!恋愛ってこうだよねと思う瞬間が何度かあった。何よりケイトリン・デヴァーが素晴らしくて、『ショート・ターム』の彼女を彷彿とさせる、ティーンの女の子特有の刹那的な煌めきが心に残った。
図らずも年末映画だった!今日から12/31までが1年の中でもかなり好き!良いお年をって言いあいたい。
別にタイトルが皮肉とは思わないかな。その時その時で正しいと思えた行動の積み重ねが、思いもよらなかった結果を導いてしまうのは、とっても「まとも」だと思う。
よかったー!いい映画を観た後にしか感じられない充足感と高揚感で、今すごくいい気分。
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音楽が大袈裟(軽薄)なのが作為だとしても合わなかったのと、どんでん返し設定が本当に要らなかった。他の作品も観てみたい。次観るやつは脚本もファスビンダーのがいいな。
ポスターの感じから、ミステリー・トレイン@ベルリンみたいな話を想像して観たら、全然違った!
登場人物全員うわの空というか影が薄くて、多分作り手側がキャラクターやストーリーを作り込むことを全く重視していないんだろうと思うけど、だから映画の中で非現実的なことが起こってもあまり不思議がないような、>>続きを読む
ドアの使い方やラストシーンはあまりにも劇的すぎたけど、ドラマの作り方がうまくてさすが。主人公がものを食べるシーンが全部しんどくて、どんなグロ映画よりも直視できず、観終わった後もしばらく胃が痛かった。サ>>続きを読む
ちょっとついてけなかったというか、ついてけなくていいやって思っちゃった。
大会のシーン、本気のドキドキがあるんだけど、もう映画というか完全にスポーツ観戦のそれ。
あまりはまらず、何より質感の新品な感じが終始ちょっとこれじゃない感があった。「クローネンバーグぽさ」を模してる感じ。自分的には80-90年代の、技術的に制限がある中でやりたいことをやるためにがんばって>>続きを読む