こういうとなんだけど意外によかったかも。嘘、かなりよかったです。特に "だしだしだしずしゃー" のくだりはよかった。とはいえだが、原作を読んでいないと展開が速すぎて乗れない気もした。紙面と映像では咀嚼>>続きを読む
まるで劇中のお菓子のような映画だった。甘く癖になる。そして俳優陣が達者
話が進むにつれて3つのテーマがからんでいることがわかる。とても複雑。しかも暗号の解読なんて映画向きとはいえないのに、それが面白いのだ。どうして?
2017.10.07
フィルムセンターで70ミリを見る。黒澤明が最高であることがさらに更新された。俳優がほんとうに素晴らしい。
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日ソ合作の全編海外ロケ映画。当然外国語。日本人は出演していない。>>続きを読む
残りのエピソードも同じ監督でやるのだろうか。ファンならずとも心配になる。
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それはそれとして、ファルコン号との再会に胸ときめいた!まるで乗船したことあるような懐かしさ!ファルコン号は>>続きを読む
退屈で説教くさい。ときより覗く狂気が興味深いけど退屈にかわりない。ところが突如画面が弾ける。ピカのシーンからこれぞ映画だという力強さなのだ。
いきなりバーキン。さりげなく登場。心憎い演出だな。主人公は男の趣味がわるい。そこが魅力的。
白痴のような男たち。理解しがたい騒ぎっぷりで奇怪としかいいようがない。気恥ずかしいシークエンスがつづいたあと映像的興奮がやってくる。齢80を超えた職人の技だろうか。
ギンレイホールの切実さに同情。性欲の悩みはストレートもゲイも同じということか。あまりに正直すぎるセリフが忘れがたい。悪くはない映画だけどあえて茶化したい気もする。
英雄すぎて戸惑う。腑に落ちないことが多い。それにしても驚くのは戦場から家族へ電話かける兵士の姿。突然かかってくる電話が銃撃の最中だなんて悪夢である。
主人公が気の毒でしょうがない。それなのにひとつも共感できないのが異色。そこが "映画版 紙の月" のキモなのか?
わたしにとって生涯最高の映画に今日出会った気がする。瞳孔やら毛穴やら全身の穴という穴すべてが開放され、わたしは魂を奪われた。たかが映画、たかがアクション映画なのに。映画を見くびっていた。映画よごめん!>>続きを読む
楽園から地獄まで均質の映像美。ところで、あのセイウチたちと私が同じ地球上に存在しているとはとても信じられない。セイウチがフェイクだと言われても疑わないだろう。けれども現実なのだ。そうなると私の日常が疑>>続きを読む
みんながルビッチに憧れるのがよくわかる。真似したくなるもの。青年小津安二郎の興奮を追体験したような。それにしてもヒゲの旦那は色気がある。名優。