このレビューはネタバレを含みます
右肩上がりにストーリーが進んでいってめちゃくちゃ面白かった!!
吉川さんが主人公のようでいて部長が主人公のようでいて、この物語は主人公が独りよがりに進めていくものでは決してなく、尊重しあって共存する>>続きを読む
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この先のこと、未来のことを語ってはいるものの、結局は今この瞬間にしか生きていない登場人物たちがすごく痛快。
ネリの賢さや垣間見える優しさは魅力的で、皆んながネリを好きになり、時には執着してしまう気持>>続きを読む
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エドワードの暮らすお城の味気なさと、彼の憧れる街のカラフルさの対比がポップに思えるけれど、実際は街には人の愚かさが蔓延していてそう良いものではないのが切ない。
それでも2人の恋だけは純粋で美しいのが>>続きを読む
お酒の力に頼らないと忌憚なくバカになれないのが大人なのかもしれない。
それはそれとしてマッツに歴史を教わりたい。
みんな犬が大好きでイイ。
無駄なく殺すジョン、本当に格好良い。
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終始救いが無くて陰鬱な映画だけれど、厭世的なサマセットが最後、誰がために鐘は鳴るの引用でミルズの葛藤と行為を肯定するシーンでどうしても希望を感じてしまう。
恋愛は決して依存するだけのものではなく、自我の確立にも関わる大切なピースだと示している映画。原題も「獨立(独立)時代」だしね。
娯楽優先でモラルを蔑ろにする風刺的な一面もあるのだが、ビジュアルの強烈さも勿論負けていないので一見では噛み砕けなかった。
のでまた観ようと思う。
愚かな人間であるいじめっ子たちは作中にほぼ出て来ず、気高い人間であるピーターと白鳥のみが主として映される演出がとても気に入った。
美しい作品。
ロアルド・ダールの軽快なストーリーにウェスの作風はぴったり合っているのだなと実感した。
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虚構と現実が入り混じる描写が絶妙で、流石と言うしかない。
ラスト、虚像が映るばかりだった鏡に、本当の未麻が映るシーンに心から安堵した。
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夢のようなアステロイド・シティと現実のモノクロの世界を行ったり来たりしていた。
劇中劇の体をとることで嫌でも客観視させられるのに、ラストシーンは虚構の中で終わるというのが、この映画に没入することを許>>続きを読む