スライの映画がいかに彼の人生であるか、彼の魂であるかを最認識させられた。ロッキーでありランボーであり、スターである。しかしそれだけではなく、苦悩と後悔を抱えた息子であり、また父親であった。
現実が彼>>続きを読む
話はシンプルだけど、見せ方が上手くてめちゃくちゃ面白かった。
草のざわめきがそのまま嫉妬心や猜疑心の揺れ動きとしてインサートされていたり、穴だけに光が当たっていたりなど、画だけで伝わる演出が非常に巧>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正直長くて疲れたが、つまらなくはなかったと思う。家族(特に母親)、そして自分に対する愛憎や呪縛という監督のテーマが一貫しているからこそ少し共感できる部分もあり、気持ち悪いからといって一蹴できないのかも>>続きを読む
倫理観が崩壊したディストピア世界で26歳の警官と16歳の女子高生がイチャイチャする驚愕の映画。
何の前兆もなく唐突に結婚、ずっと準備してる文化祭、ヤンキーと亀梨のプチ抗争、謎にブルーノマーズを使った>>続きを読む
スクリーンから注がれる眼差しの力。
2時間半かけて丁寧に丁寧に積み重ねられたミゲルとフリオの物語が、ラストショットで「瞳をとじる」ことによって終息する。息を呑む美しさ!
1本の映画が奇跡を起こすと>>続きを読む
こんなに優しく温かい映画は久しぶりに観た。
ロマンスや同情に持っていかず、主人公2人と周りの人々の小さな物語を淡々と映し出していて非常に好感を持てた。『ケイコ』と同じく、街のインサートも美しかった。>>続きを読む
ケイコの日常からはみ出た台詞や出来事は全くなく、お涙頂戴の演出も1つもない。淡々とケイコの静かな強さ、そして弱さを描いていた。
16mmで映された川辺は溜息が出るほど美しく、インサートも人間ドラマの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
このDC版に追加された冒頭のシーンで、主人公ダニーとクリスチャン(ダニーの彼氏)の関係性がより明確になっていた。村に着くまでの地獄の気まづさがこちらにも伝わってきて、不快ながらも細かな演出の巧みさに見>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
オリジナル版を想起するカメラワークや、子供相手にも容赦ないグロ描写はかなり見応えがあって楽しめた。
逃げることしかできないというのも絶望的。より恐怖を煽るし、潔くていいなと思った。
SF要素もドラマ要素も新鮮味はゼロだけど、タイムトラベルものが好きなのでよしとする。
テンポがいいのでサクッと観れた。
アクションの見せ方も中々良かった。
このレビューはネタバレを含みます
ベラの千鳥足が段々と直っていく様子や、話し方で成長を見せていく過程の見せ方が上手かった。支配、抵抗、欲望というテーマをキャラクターの行動原理にしっかり結びつけることで、物語としてはシンプルながら全く飽>>続きを読む
愛の力なんも分かってないの最高すぎる笑
クリーチャーの造形やゴア演出も素晴らしかった。
ゴアマン可愛い。
このレビューはネタバレを含みます
田舎が舞台なこともあって、Jホラー特有のジメジメ感はよく出ていた。突然奇行を始める祖父母や笑ってはいけないダンスなどの頭のおかしい演出も良かった。下手に手持ちにしたりせず、堅実にフィックスで通している>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
インスタを見ては落ち込み、陽キャどもに虐められるサラの姿が冒頭からもう泣けた。
あの男はサラの復讐心の表れだったんだと思う。「みんな死ね!」と言いながら泣き、最後にはいじめっ子を助け、夕日とともにバ>>続きを読む
ジェーンの狂気と姉ブランチへの凶行がエスカレートしていく様は異常な恐ろしさ。パニックに陥ったブランチが車椅子でグルグルと回転する姿を捉えた真上からの俯瞰ショットが特に良かった。
ジェーンの厚化粧や、>>続きを読む