弘彩ナズナさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

グライド・イン・ブルー(1973年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

誰も救われないからこの映画の意味を色濃く写してくれるんだと思います。

夢を追う主人公、辿り着いた場所から見えた夢は無関係の人を殴る、人の話を信じすらしない最低な刑事がいる汚い場所だった。
そんな中で
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

映画ヲタク、時代劇ヲタクが集まるからこそできた渾身の自主制作映画。
笑いあり、感動あり。青春のいい所を詰め込んだ映画で面白かったです。

時をかける少女、確かにこの映画は別世界線の時をかける少女みたい
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ミュジコフィリア(2021年製作の映画)

3.0

みんなのキャラだちがしっかりしているから飽きずに見れるし、それぞれが色んな場面で邪魔しないのが良かったです。

焼けてない夕方が美しいし、カメラワークも良かったです。

上手くまとめられてて面白かった
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とんび(2022年製作の映画)

5.0

今までの阿部寛演じる不器用な父親とは少し違うので新鮮に観れました。

家族愛だけじゃなく、しっかり人への愛も持っているのがやっぱりやっちゃんなんだよなあ。

やっちゃんの家族の物語から始まり、周りの人
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.0

幼少の頃に観たらトラウマレベルだったろうなあ。

電池が入ってないと発覚するシーン、皆さんも言ってるけどやはり驚いちゃうな。
結果が出る束の間のハラハラがこの映画の恐怖を象徴しているような気がする。
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

こういう絵、大好き。
ハッキリした色使いだから、オチの綺麗な景色もしっかり対比にできてて気持ちよかったです。
結構残酷なことがあるから違和感もあまりなく楽しめました。
あと何よりサントラよすぎる。

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

4.5

なんだかんだ皆で協力して対決!みたいなのが大好きな性質なので楽しかったです。
いつかアニポケでも出てきて欲しいなあ。

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.5

一言で表すなら“無”が1番あっているような気がします。
カットがあまり良くないので気持ちよく完走、というよりところどころ躓きながらという感じでした。
不思議なくらいに吸い込まれて没入されてしまいました
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

この高揚感が細田守、スタジオ地図って感じで好きでした。
音響メインなのにサントラが少ないから映画館以外で見ると評価が少し下がってしまうのかな、と思いました。
でも、映画を見ると歌だけでもめちゃくちゃに
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

5.0

面白すぎた。
前半はテンポ良く進んでいくし、後半は熟練された北斎先生の信念が映し出されていたようにズッシリとした頑固たるものが表現されていて面白かったです。
終わり方も含みすぎてワクワクしちゃいました
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.5

悩みを悩みとして認識し始めても解決策や原因は分からない。
そういう思春期だからこそ陥る絶望のようなものを引きずりながら歩む時間、それを克服する些細なきっかけ。
終わり方が綺麗で良かった。

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

誰も知りえない悩み、誰かが知ってる悩み。
解決できる人と解決できない人、色んな形が浮き彫りになってて面白かったです。

浅田家!(2020年製作の映画)

5.0

家族の形は人それぞれでも愛の形は変わらない、そう思わされてしまったな。

頑固者の親父、残酷な現実を脆い心受止めながらも奮闘する学生。
色々な人間の奥底にある愛が見れて泣いちゃったなあ。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.0

終始綺麗に進んでいくので良かったです。
所謂親子の絆、愛というものが純粋無垢に描写されていたので良かったです。

八甲田山(1977年製作の映画)

4.7

映画だった。歴史でもあった。
制作陣の本気が凄まじかった。
惨い光景から一切目を背けずに作り上げるその狂気とも取れる本気に感服。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.3

枕のサントラから素晴らしい。
話も暗くなく、明るくなくずっと平坦で進んでいくので落ち着いた雰囲気でたまりません。
ほしばあの言葉も名言が次々と出てきて良かったです。
何よりも、夜の明暗の使い方が上手か
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いとみち(2020年製作の映画)

4.0

原作を読んだことがなかったので、苦労しながら三味線を頑張る的な映画かと思ったら全く違って驚きました。
メイド喫茶はなぜ登場したのか分かりませんでしたが、少数で女性を中心に扱うとなると確かメイド喫茶が適
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

5.0

今更観ました。
最後までやりきるぽっぽや、人生は仕事と共にある。その信念に心打たれました。

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

5.0

2は抜群に好きです。
「Oh Happy day」の場面がすごく好きです。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.5

予告も金ローも一切見たことがなく、元々居たシスターが教会を改革していく内容だと思ってましたがこんな展開だったんですね。
私には1はあまりハマりませんでしたが、面白かったです。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.0

面白いです。
持ち上げられすぎな感じはありますが好きです。
最初の一作には抜群の作品だと思います。

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

絵も音響も素晴らしかったです。
理屈だけじゃない衝動だけで動く若者特有の心情を描くというのは面白かったです。
終わり方はどうしてそうなってしまった……という感じでした。

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

4.0

洋画Z級映画の中で一番好きです。
ドラゴンボールを観たことがないという非国民ムーブをかましている人間なので、単純に伝説のアクション映画を見せられているような気分でした。
でもクセになってしまいました。

デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

これが伝説ですね。ハリウッドでも敵いません。
一応オーディションはあったらしいのだが、ここまで棒読みの俳優、女優だとどこをどう合格基準としたのかさっぱり分かりません。
棒読みも最初のうちは面白いのです
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エイリアンVSアバター(2011年製作の映画)

2.0

Z級映画の中でもトップクラスに好きです。
というか一番好きです。
これが地球決戦の規模と考えると色んなところで決戦が起こっていてもおかしくは無いと思います。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.5

手足の切断やらいわゆるグロいシーンの違和感のなさは凄かったです。
そこら辺のスプラッター映画よりかはよくできていて良かったです。
スプラッター映画にシナリオを求めてはいけないのは分かってますけどそこま
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

絶賛されているほど面白いか?とは思ってしまいました。
面白いのは間違いないですが、過去作に較べると下から二番目くらいでした。

監督自身が東日本大震災のことを出してインタビューをしていたので多少は期待
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

1.5

絶望的に面白くない。
きっと現実にありそう(あった)ことを描こうとしているのだろうけれど、そこまで残酷な描写もなく綺麗な描写もないため何も心に届かないまま終わってしまいました。
リアルにしては現実味が
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

5.0

ハリポタのキャストからスタッフ、全員が感じていた愛から葛藤に苦悩。
シリーズごとに分けて語っていたので分かりやすいしみやすかったです。
欲を言えば、もっと沢山のキャストさんに出てきて欲しかったです。

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

5.0

非の打ち所がありません。
ヴィンセントはクズなのではなく、きっと運が悪かっただけなんだと思います。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

5.0

綺麗な普通の日常の中に映り込む残酷な公害と悩まされる家族、そしてチッソの会社員にチッソぐるみの警察官。
美しさの中にどこか汚いものがあるからこそ際立つのだと思います。
公害については今でも少数ながらで
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クリスマス・ ウォーズ(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。
個人的には予告編で流れていたロック調のジングルベルが流れなかったのが悲しかったです。
ハッピーエンドでしたし、退屈はしないと思います。

天国からのエール(2011年製作の映画)

4.0

テンポがよく飽きずに観れました。
平成の高校生みたいな英字プリントの帽子やTシャツがとにかく好きです。
阿部寛は蝉の真似をしてました。

トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

5.0

終わり方も良かったです。
心残りとしては、上田の格闘シーンが見られなかったことです。