110部隊の残党、もはや国家保安上のリスクになり得るくらい強過ぎる。ジェームズ・バーの名前が出てきたのも最高。
ラストサムライの渡辺謙と同じように、笠松将のキャリアはこのドラマで変わるのでは。そして伊藤英明は本当に悪い役がよく似合う。全くのファンタジーでもなくかと言ってリアルでもなく、このドラマだけに存在する都>>続きを読む
これ以上でもこれ以下でもなく、これしかないという最終シーズンの完璧なエンディング。サマーハウスが燃えている、ハッピーエンドなんてあり得ない。
神木隆之介、という役者のパブリックイメージを逆手にとってハックしたドラマシリーズ。素晴らしい…。
第1話「はい、カット!」いきなりメタ的視点のホラーぶっ込み(三宅唱!)
第5話「優しい人」短い時間の>>続きを読む
岸谷五朗のパフォーマンス、これは一体何だ…贔屓目なしにこのドラマで一番役者やってたのはピエール瀧なんじゃないか。それにしても女性の描き方が根こそぎ酷い。これは役者でなく演出と脚本の問題で、これが日本の>>続きを読む
このシーズンの翌年に『ザ・ワイヤー』が始まるって、色々と面白い。
どちらが原作に忠実かは分からないけど、華があるのはやはり映画のマコノヒーだな…。絶妙に型にはまったキャラクターばかり出てくるけど、ストーリーが時折急旋回するので最後まで飽きない。ボッシュがNetfli>>続きを読む
同じパターンだけど面白い、ではなく、同じパターンだからこそ面白い。『俺の家の話』も見たけど、これが史上最高の長瀬智也。うぬぼれを演じられるのは彼だけ。
何やっても死なない知能の高いゴリラみたいなジャック・リーチャー、時々苦戦するシーンが逆に現実離れして見える。最後呆れるくらい大味な終わり方で笑った。犬がかわいい。
最後に皆で聖歌を歌って「何だかんだあったけど、クロケット島人(しまんちゅ)は良き人であった…」というエンディングに非常に違和感を感じる。「永遠の命」という言葉に釣られて他者を傷つけた者は地獄の業火に焼>>続きを読む
コメディエンヌとして日本の演劇史上最高に極まってる松たか子は別格として、その次に良かったのは東京03角田では…?エンディングはNENEとDaichi Yamamotoが好きでした。
荒唐無稽な回もありつつ、通奏低音として家族の在り方がずっと描かれていたんだなと終盤になる程分かってくる。「労苦」「生苦」からの「愛別離苦」は積み重ねのドラマ形式だから出来た展開で、これは映画では出来な>>続きを読む
信仰宗教が蔓延る世紀末日本の、バブルが弾けたどん詰まり感と、それでも経済的には豊かだったといえた何とも微妙なモラトリアムのような期間に、日本の映画作家達は世界の終わりを待ち望むだけの余裕はあったという>>続きを読む
面白かったけど、記憶障害という設定、やはり反則では?と(解釈の幅が広がりすぎる)。とんでもない場面でとんでもない人達の写真が出てきた時はひっくり返りそうになった、今そこを掘り返すのか!みたいな。
「問答で真実をつかめるとでも?真実などない。上の連中はウソしか言わんし、私は処断される」劇中でのディアトロフの台詞。あれ?つい最近、原発事故を起こしたどこかの国もこんな感じのような…。このドラマの翌年>>続きを読む
Don’t fuck with PEAKY BLINDERS !!!!
劇中で何をしてもいい国としてベネズエラがチョイスされたのはこれが初めてかな。これほど概念としての「アメリカ」万歳な作品も昨今あまり見なかった。てかそもそもジャック・ライアンってもっと冷静なキャラだった>>続きを読む
マイクロとフランクで決定的に違うところは、復讐が終わった後に帰る場所があるかどうか。ラストで行き場所がないフランクの姿をみて、それを噛み締めた。そして、これは正に「冬の兵士」達を扱った話でもある。