妻と夫がお互い離れて、お互いを思う想うシーンが良かった。
ミシェル・シモンが演じる役が好き。面白くて、妻と友情を育む場面や船長のために妻を見つけるシーンが心温かかった。
全体的に主人公の苛々とした落ち着かない態度が伝わってくる。集団でスリに及ぶシーンでは、その見事な手法とチームワークがわかるカメラワークだった。
物語がわかりやすく楽しめた。信仰に対しさまざまな人間関係が描かれる中で、「信仰とは何か」を深く考えさせられる映画だった。奇跡が起きるシーンはうるっときた。
会話を中心とした物語で、物語の起伏もなかったためか正直眠かった。また、ゲアトルーズに魅力を感じられず感情移入できなかった。
恋人と会う公園の場面が、場所が素敵だった。老後の彼女の場面も印象的。愛に生き>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
可愛い。テーマが前作に引き続きよかった。夢が魔法で消えてしまった場面で、夢は叶わずとも夢を持っているのが”すみっコらしさ”が心に残った。
ロベール・ブレッソン作品2本目。のめり込んで見た。BGMがなくセリフだけで物語が進んでいく感じが、言葉の重みを感じられた。
ロベールブレッソンの「ジャンヌダルクは話すだけで文学を作った」「ジャンヌの受>>続きを読む
ハイアングルとアップが多い。ジャンヌダルクの眼差しがよかった。リュックベッソンの「ジャンヌダルク」は見ていて落ち着かなく、こちらの作品の方がジャンヌダルクの人間性が表れていたと思う。加えて人間の残酷さ>>続きを読む
映像に迫力があって楽しめたが、彼女の神の体験を妄想として否定する解釈なためか、ジャンヌダルクの情緒不安定さが人物像として好みではなかった。メイクング映像では「生きた人間の感じがしないため、人間としての>>続きを読む