みなみさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

みなみ

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アタラント号(1934年製作の映画)

3.5

妻と夫がお互い離れて、お互いを思う想うシーンが良かった。
ミシェル・シモンが演じる役が好き。面白くて、妻と友情を育む場面や船長のために妻を見つけるシーンが心温かかった。

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.0

全体的に主人公の苛々とした落ち着かない態度が伝わってくる。集団でスリに及ぶシーンでは、その見事な手法とチームワークがわかるカメラワークだった。

奇跡(1954年製作の映画)

4.5

物語がわかりやすく楽しめた。信仰に対しさまざまな人間関係が描かれる中で、「信仰とは何か」を深く考えさせられる映画だった。奇跡が起きるシーンはうるっときた。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

3.5

会話を中心とした物語で、物語の起伏もなかったためか正直眠かった。また、ゲアトルーズに魅力を感じられず感情移入できなかった。
恋人と会う公園の場面が、場所が素敵だった。老後の彼女の場面も印象的。愛に生き
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

可愛い。テーマが前作に引き続きよかった。夢が魔法で消えてしまった場面で、夢は叶わずとも夢を持っているのが”すみっコらしさ”が心に残った。

ジャンヌ・ダルク裁判(1962年製作の映画)

4.0

ロベール・ブレッソン作品2本目。のめり込んで見た。BGMがなくセリフだけで物語が進んでいく感じが、言葉の重みを感じられた。
ロベールブレッソンの「ジャンヌダルクは話すだけで文学を作った」「ジャンヌの受
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.0

ハイアングルとアップが多い。ジャンヌダルクの眼差しがよかった。リュックベッソンの「ジャンヌダルク」は見ていて落ち着かなく、こちらの作品の方がジャンヌダルクの人間性が表れていたと思う。加えて人間の残酷さ>>続きを読む

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.0

映像に迫力があって楽しめたが、彼女の神の体験を妄想として否定する解釈なためか、ジャンヌダルクの情緒不安定さが人物像として好みではなかった。メイクング映像では「生きた人間の感じがしないため、人間としての>>続きを読む