MrMINEさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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MW-ムウ-(2009年製作の映画)

4.3

レビューでは評価があまり芳しくないのが驚きの作品。
公開当時、試写状が数枚送られてきて2回以上劇場で見た記憶がある。

原作は手塚治虫の漫画。
手塚作品にしては珍しく、“同性愛”や“猟奇殺人”がテーマ
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L change the WorLd(2008年製作の映画)

3.3

デスノートフィーバー、L=松山ケンイチフィーバーの流れに乗って作った感あるけど、
個人的にはハマらなかった・・・。
たしかに、Lのキャラクター性は好きだったけど、大人になって見ると違和感が生まれていた
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.9

2022年一発目に映画館で見た映画!
縁起良い!演技も良い!!仕上がってる!!!
夢がある!

映画ってロマンがあり、想像力を創造していく世界である。
その全てをこの映画は“実現”してくれた。
近年で
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.4

「カーネイジ=大殺戮」って表現は、世相的に背負うものが大きいように感じる。
それだけ世の中が殺伐としていると感じた2021年だった。

暗い話はこれくらいにして、『ヴェノム』続編の感想を話そう。
率直
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釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!(2002年製作の映画)

4.1

この作品も好きだわ。
ハマちゃんの人柄、人脈の広さに惚れ惚れできる。

舞台は富山県。宇奈月温泉やら新湊マリーナやら、県内有数のスポットが登場する。
メインゲストは、ハマちゃんが勤める“鈴木建設”の設
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

粋だね。
さすが、技巧派エドガーライト監督。

1960年代のイギリスポップカルチャー、音楽、町並み、ファッションを生かし、現代と上手く交錯させていた。
主人公のように、60年代にハマるレトロ好きには
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釣りバカ日誌10(1998年製作の映画)

3.6

シリーズ10は、メインゲストに金子賢と宝生舞。
ハマちゃんの釣り弟子とその彼女って役回りで、ふたりの恋のいざこざが描かれている。

舞台は北九州市、スペースワールド。
僕は九州男児ではないが、映像の節
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.2

イタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」の実写版。
本国イタリアで作られただけあり、とにかく“リアル志向”で“原作を忠実”に映像化している。

ディズニー版「ピノキオ」の印象が強い日本人にとっては、大変
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釣りバカ日誌9(1997年製作の映画)

3.7

やっぱりおもろい!
仕事より好きなことを優先する。職場では能天気で常に楽しそう!
持ち前の人柄と趣味で、人脈も広く、友達も多い・・・
ハマちゃんみたいな男、憧れる。

「9」の本作は、濃いめな大人のメ
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.1

少年時代、映画を見に行くといえば“ゴジラ”だった。
父親が大のゴジラファンで、毎年見に行っていたのが懐かしい・・・

そのゴジラも、本作が公開された2019年で65周年となった。

ゴジラとキングコン
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.8

かっこよかったなぁ。
ジェームズ・ボンドは男の中の男。『007』は映画の中の映画やなぁ~。

蒼い目をしたダニエル・クレイグ、新ボンドに就任した頃、あまりにかけ離れたボンド像に保守層からは批判の嵐だっ
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.5

長澤まさみがおかんを演じている。
しかも、清楚とは程遠く、超ワケアリ、超難ありなおかん!!

時代を感じる・・・。つらささえある。

かつて清楚系女優の第一人者として、演劇界、映画界を牽引してきた彼女
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愚行録(2017年製作の映画)

3.9

またしても日本らしい映画だなと、虚しさ半分、感心半分という複雑な気持ちで鑑賞した。

原作は直木賞候補にもなった貫井徳郎氏のミステリー小説。

エリートサラリーマン一家惨殺事件から1年。
未だ犯人は捕
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.4

つい先週まで、“自民党総裁選”が争われていたので、
ぼくも必然的に総裁選の原稿を書き、調べる機会が多かった。

政府、与党の政治なんかに詳しくなってしまうと、
この手の映画って、とても気持ちよく見るこ
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.7

名作中の名作、大作中の大作ミュージカル!
ミュージカル好きな僕としては、もちろん『オペラ座の怪人』を生で観たとき、心が震え上がった。

パリにあるこの物語の舞台、“オペラ座”ことガルニエ宮にも訪れた。
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フック(1991年製作の映画)

4.5

ピーターパンが中年のおじさんに“成長”した話。
しかし、ネバーランドは永遠の世界。
ピーターパンの友達や仲間は、まだ少年のまま。
宿敵フック船長も、復讐に燃えている。

なんという夢のある映画だろうか
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

あまり、韓国映画、韓国ドラマは見ないが、“韓国作品はレベルが高い”という意味がよく分かった。

ありとあらゆる伏線、メッセージで塗り固められたこの映画は、劇中のどの場面を見ても計算し尽くされているんだ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

スティーブンキングの『シャイニング』続編。
1980年にスタンリー・キューブリックが映画化した、
その続編でもある。

あの事件から40年後のお話。
可愛かった少年がおじさんになり、
未だに悩まされる
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太陽の塔(2018年製作の映画)

3.6

大阪人にとって“太陽の塔”の存在はとてつもなく大きいと思う。

大阪で生まれ育った僕にとって、“太陽の塔”はもはや大阪の象徴だ。
あの不可思議なデザインをした謎の建造物。表に2つ、裏に1つの顔をもつ、
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.1

コロナ禍により、しばらく映画館から距離を置いていたが、
約1年ぶり?くらいに映画館で映画を鑑賞した。
やはり、映画の良さは映画館でこそ理解できる!

マーベルの“MCU”通算25作目。新たなフェーズ「
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

4.6

子供の頃、好きだったわ、この映画。
「ニューシネマパラダイス」のハリウッドVer.的な!!
僕の少年時代の銀幕ヒーローは、ジャッキーチェンとシュワルツェネッガー!

これは映画好きの少年が、不思議なチ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。
その影響により、映画館にもしっかり近づかなくなった。
この映画は僕にとって、“2020年に映画館でみた貴重な映画”だ。

その理由はやはり、クリストファー・ノ
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

アメリカの超名作ファンタジーミュージカル映画。
邦題の『オズの魔法使』って、“い”が無いところとかが古さを感じさせる。

本国アメリカでは1939年公開だが、日本では1954年公開と歴史が影響したこと
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ素晴らしい戦争アニメ映画。
これまでは『火垂るの墓』を薦めてきたが、この戦争映画もぜひ多くの人に見て欲しいと思った。

舞台は1944年の広島。ある家庭に嫁ぐこととなった18歳の女性。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.3

僕はビートルズが大好きだ!どの歌にも、愛や希望や悲しさがある。
2015年にポールマッカートニーのライブを見た。
主催者枠でチケットを手に入れてもらい、席は何と目の前だった。
歴史に名を残す偉人のライ
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ライムライト(1952年製作の映画)

4.6

チャップリンの作品が大好きだった少年時代。
特に、「モダンタイムス」や「キッド」は風刺を入れつつも、人間らしいユーモアが所狭しに描かれている。

しかし、この「ライムライト」だけは、少年時代ハマらなか
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友罪(2017年製作の映画)

4.3

日本推理作家協会賞や江戸川乱歩賞受賞歴のある、薬丸岳氏原作小説の映画化。
少年Aこと、酒鬼薔薇聖斗による神戸児童殺傷事件を基にしたとされる衝撃作。

原作以上に、映像も心に重くのしかかるシーンの連続で
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.2

“27年”ぶりに最映像化された『IT』
27年前、まだちっちゃかった頃、ビデオテープで見た記憶がある。
恐ろしすぎて、ピエロがトラウマになった。
27年ぶりに恐怖が蘇った・・・

ちなみに、この27年
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来る(2018年製作の映画)

3.1

『渇き。』とか『告白』とか、中島監督の人間の奥底を描いた作品は基本的に好き!
だけど、この“ホラー”はどうもハマらなかった。
ホラーだからハマらなかったのか、とも思うのだが・・・。

中島作品に見受け
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釣りバカ日誌8(1996年製作の映画)

4.6

シリーズ通算9作目。
年末公開が主流だった「釣りバカ」も今作は夏上映。

1996年は、O157食中毒が猛威を振るい、Yahoo!JAPANがスタート。
ファッションにも革命が起き、ルーズソックスの流
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釣りバカ日誌スペシャル(1994年製作の映画)

3.7

シリーズ通算7作目は“スペシャル”と銘打たれた。
これまで「男はつらいよ」との同時上映作品だったが、本作から1本勝負に。

同じ年の暮れには、「釣りバカ日誌7」も公開されており、本作は特別枠での公開と
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釣りバカ日誌6(1993年製作の映画)

4.4

もう次々とアイデアが生まれてくるね~。
シリーズ6作目、“コメディ=喜劇”のあるあるネタを毎度出してくれる。
今回は、ハマちゃんとスーさんの立場が逆転する!
釣りバカのハマちゃんが大企業の社長となり、
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釣りバカ日誌5(1992年製作の映画)

4.0

公開された1992年は、尾崎豊が死去、チェッカーズが解散、
と悲しいニュースが多い年だった。
茶髪などの毛染めや、ジーンズが流行した年でもある。

個人的には、うっすら物心がつきだした頃。
とんねるず
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釣りバカ日誌4(1991年製作の映画)

3.5

ソ連が消滅した平成3年。
国内では大相撲が注目を集め、大横綱千代の富士が引退、若貴ブームが始まっていた。
そして、みんな大好きカルピスが発売された年でもある。

そんな年に公開された釣りバカシリーズ4
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釣りバカ日誌3(1990年製作の映画)

3.8

僕の生まれ年に公開された映画。
この年は、平成天皇の即位の礼があり、「おどるポンポコリン」が流行し、キリン一番搾りが発売され、スーファミがヒットした・・・。


フィルムのレトロ感や、演出が一昔前の時
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釣りバカ日誌2(1989年製作の映画)

3.9

絶好調を匂わせた2作目。

当時はまだ“同時上映”って扱いだったんだな。

ゲストは、原田美枝子さん。
舞台は“釣り人の聖地”ともされる、愛知県渥美半島先端の伊良湖岬。

1作目から一気に老けた感の三
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