串だんごさんの映画レビュー・感想・評価

串だんご

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キッドと平次という名コンビかつ行ったことある函館が舞台ということで、久々のコナン映画。
謎解きも多重で難しくて良き。
名ストーカー紅葉さんのおかげで、函館以外の北海道名所も見ることができる(このための
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.6

映像技術が素晴らしく、臨場感たっぷりに自分が運転している気分になれた。
TVゲーマーがF1レーサーになるなんて、なんて夢のある話か。実話なのがスゴイ。
ストーリー自体はこんなもんかな、という感じだった
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

時代背景を映しつつもコミカルに描かれており、あっという間の2時間でした。豚になった理由については言及されず、常に比喩と写実の合間にいる感覚を味わいました。大人で多くを語らないポルコと、思ったことや感情>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.2

悪くはないが、既視感のあるストーリー。
仕事人間のケイトは、身内の不幸で引き取ったゾーイと生活することになり子育てに悩む。そこにニックが現れ、持ち前の明るさで2人の仲を取り持ち、そんなニックにケイトは
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ドラマの世界観そのままで安心して観れる。
"ほっこり"と"キュン"の波状攻撃に溺れた。
京都旅行、シロさんのエスコート完璧過ぎて見習いたいくらいにかっこいい。それと、ドラマではゲイっぽく振る舞うのを嫌
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2作目よりは面白くなくってきた。
見どころは、政と紫夏の逃走劇、飛信隊の結成、馬陽の戦い(前編)といった感じ。
ムフフな王騎将軍や李牧、ほうけんなど、このシリーズのキャスティングと再現度は本当に高かっ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.5

シリーズ2作目となる打甘平原編。
尾平や麃公将軍などの新キャラも登場し、キャスティングはほぼ完璧だった。唯一、原作読者として気になったのは、羌かいがもっと幼いイメージだったこと。あと、『トーントーン』
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

4.0

ほんの少しだけ楽器をかじっている身としては、音楽の持つパワーをとても分かりやすく表現しており、個人的には大好きだった。
『警察音楽隊』というニッチな視点も良き。
頑固な性格、思春期の娘、悩める同僚、難
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

うーん、難しい。笑
ただ、駿監督が伝えたかったメッセージみたいなものは何となく伝わった気がする。(以下考察)

異世界の主は、監督が自らを投影した存在。積み木の数は宮崎駿が監督を務めた作品数と同じらし
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.4

ノルマンディ上陸作戦のシーンは、凄惨すぎて直視できなかった。
トムハンクスかっこいい〜!とかストーリー云々ではなく、ただただ『戦争の怖さ』というものが、90年代にリリースされたとは到底思えないリアルな
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.7

ハリウッド映画なのにほぼ日本語で進行していくという不思議な作品。
渡辺謙や真田広之、小雪といった良い意味で渋いキャスティングも相まって、ワールドスケールな大河ドラマを見ている感じ。侍の中に欧米人が違和
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

子供の頃にハマったゲームの世界がスクリーンに投影された感じで終始ワクワクしっぱなし。
マリカ要素やドンキーコングも登場し、話のテンポも丁度いいので頭空っぽにして楽しめた。
ピーチ姫かっこカワイすぎ。キ
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

インドのアクション映画は初視聴だったが、面白かった!これは映画館で観た方がいい作品。
ビームとラーマが紡ぐ友情のお話。ツッコミどころ満載だが、それを補って余りある圧倒的なスケールの大きさとテンポの良さ
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ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(1994年製作の映画)

3.3

ルパン一味、マフィアが相手とは言えなかなか残虐🥲とりあえず斬鉄剣に切れないものはないことを再認識した。

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.9

アニメ版の予備知識なしに視聴。とても面白く、西片と高木さんのやり取りに終始癒されっぱなしの70分だった。高木さんから繰り出される愛あるからかいが微笑ましくて良き。
付かず離れずの関係が、捨て猫のハナち
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

映画というよりは、ウタのLIVE映像を見ている様なイメージ。ADOの歌声とウタのキャラが上手く重なっていて良かった。
大魔王トットムジカとの戦闘シーンはまあ及第点といった感じだが、アニメ版をマリンフォ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.5

微妙でした。
シンゴジラがとても面白く、期待値が高かっただけに、のっぺりと起伏のないストーリーとギャグ要素(まさみ巨大化等)に耐えれず途中リタイア💧
シンゴジラにはあった「未確認生物が来てヤバい」とい
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.3

錚々たるキャスト陣が次々と登場するので、飽きることなく観れた。キムタクと長澤まさみのかけ合いも安心して見ていられる。
とは言え、続編なのでしょうがないが設定に目新しさはなく、前作以上、とはいかなかった
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.8

金ローでやっていたので視聴。
TVアニメを見ておらず、ヴァイオレットちゃんと他の登場人物との関係性の理解が追いつかないまま見進めてしまったのが悔やまれた。作画も綺麗だし、古風だけど温かみを感じる手紙と
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耳をすませば(2022年製作の映画)

2.8

2年越しで待望の上映ということで期待値が高かっただけにとても残念だった。
ジブリの著作権?的なものもあったのかもしれないが、アニメと設定を変え過ぎ。『その後』を語るのであれば観客のほとんどはジブリ作品
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

漁業を営む4人家族(両親、兄)、その中で主人公のルビー以外はろう者という環境で、音楽大学の進学を目指すという物語。
自分の歌声を聴かせられないという状況の説得は難航するも、音楽講師や友達、恋人の温かい
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(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

地上波特別版でカットされているから、というのもあるとは思うが想像していた感じと少し違った。
何となくオチは見えるのはしょうがないとして、物語の進行に必要なさそうな演出や設定がやたらと多い。
葵のシンガ
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

営業マンで中年男性のビリーとニックがIT化の煽りを受けで無職になり、超優秀な学生に混じって採用のかかったGoogleインターンに参加するというコメディ映画。
最初は異物感のあった2人が持ち前のノリと経
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.1

「金ナシ愛アリ」と「金アリ愛ナシ」、本当の幸せはどっち?という二択に迫るお話。主人公は愛以外は全て手に入れた大会社の社長ジャック。クリスマスに出会った不思議な黒人の力により、13年前の恋人ケイトとの別>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

セカオワ深瀬のサイコパスっぷりったるや、ちょっとした表情や仕草でも恐怖を感じる程で臨場感満載だった。ただ深瀬が捕まってからはいやにアッサリしていて、生い立ちや辺見との関係、山城夫婦のその後などは明かさ>>続きを読む

ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.6

リメイク版の予習として視聴。
『ビックライトの存在が抹消された世界』という設定を受け入れた辺りから面白くなってくる作品だった。
個人的に好きなシーンは、自由同盟の基地に敵が迫った時のしずかちゃんが、怯
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

菅田将暉と有村架純のダブル主演で今を時めく豪華キャストが多数出演しているが、話の本筋はどこにでもあるカップルの交際録。どこにでもありそうだからこそ妙にリアルで、心に突き刺さるシーンもあった。
価値観が
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.8

ラストということで、今回は海外が舞台になっている。スケールが拡大したぶん多少殺人トリックに無理やり感を感じてしまう部分もあったが、シリーズ最終章に恥じない仕上がりになっている。最後、上田さんが研究室で>>続きを読む

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.5

小ネタ満載で、ドラマの世界観がしっかり引き継がれている。笑えて怖くて切なさもある、本作に限らずだがトリックシリーズの魅力はこれに尽きる。ただ、今回霊能力かトリックなのか曖昧な事案もあり、仮に霊能力が立>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.8

好き嫌いがハッキリ分かれると思うけど、個人的には結構好きだった。
鎌倉が妖怪・神々と共生している場所、というファンタジックな設定さえ受け入れられれば、笑いあり涙あり伏線回収ありの大変優秀な作品。堺雅人
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

これはとてもいい作品。
ジブリにしては珍しく実在した人物を主人公にしており、最初は違和感を感じる庵野さんの声も慣れてくればむしろ適任とさえ思えてくる。戦時が舞台なのに戦争シーンがほぼ出てこない代わりに
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.2

夏に観たい映画No.1といえばコレでしょ。
大家族の絆・恋愛・ネット社会・アクション、一見して全く共通点のないテーマ達が完璧なバランスで調和していて、かつ展開も早いので視聴後の余韻と満腹感はハンパじゃ
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.4

ワイヤーアクション、CG満載のコメディ色強めの時代劇。大野くんはキャラに大ハマりしていたし、現金な伊賀の忍たちも結構好きだったので頭カラッポにして楽しく見れた。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

粗っぽくて無教養なイタリア系用心棒のトニーと天才黒人ピアニストのドクが、真逆な性格ながら音楽ツアーを通して友情を育むという実話を元にしたお話。たまに黒人差別のニュースは観るけど、正直ここまで根深く日常>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公にUと現実のギャップがある設定は面白いし、すずが正体を明かして歌うシーンは心に響いた。しかし映像とサウンドでハードルを上げた故に、物語の作り込みの甘さが際立ってしまっているように感じた。
◯ベル
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.0

3部作の完結編だけに、いちばん面白かった。なんと言ってもオークVSエルフ・ドワーフ・人間連合軍の決戦のシーンは見応え抜群。今までの2作の戦いシーンに物足りなく感じていたので、最後はしっかり取り返してく>>続きを読む

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