串だんごさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

串だんご

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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

タイムトラベル映画のザ・王道という感じ。王道であるが故にオチが予想できてしまうが、それは観る側がタイムトラベル映画に求める展開を全て盛り込んでくれているからこそであり、そういうところが傑作と言われる理>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

4.0

原作未読でもスッと入ってくるストーリーの分かりやすさと豪華俳優陣の演技は◎。本郷奏多はプライド高い系やなヤツの演技うますぎた(GANTZの時も思った)し、ムチムチムフムフな大沢たかおやサジ将軍・長澤ま>>続きを読む

ドロップ(2008年製作の映画)

3.5

芸人さん多数出演で笑える場面も多いが、しんみりもする。黄金魂の乱闘シーンは何度見てもカッコいい。不良漫画が原作なので厨二病感は否めないものの、こういうベタで男くさい映画を見たい欲が隔年くらいで訪れがち>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

しっかり笑えてじんわり感動する。
ひろしの「俺は家族と未来を生きる!」や、しんちゃんの「オラ大人になりたいから!」など、名言のインフレが止まらない。極めつけはボカロに手を出す前の小林幸子の歌う『元気で
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.1

一見似つかわしくない『人の死』を扱うので、シリーズ中では異彩を放っているイメージ。タイムトラベルという難解なテーマをクレしんの世界観にしっかり落とし込んでくれているので、子供も大人も楽しめる。
又兵衛
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.4

個人的には小説よりも分かりやすくて好き。小説はそこそこボリュームがあって読むのに時間を要しただけに、要点は落とさないまま2時間の尺にまとめられていた映画版の満足度は高かった。

バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

3.0

高校生の時にBOOKOFFで立ち読んだ記憶が蘇る。実は今なお一線で活躍する実力派俳優が多数出演していて驚いた。
藤原竜也はどの時代でも命懸けのゲームに参加させられていて、どれも最後には勝って終わるから
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

流し見するには丁度いいコメディ。堺雅人が社長の愛人の家で演技している時の香川照之の表情は思わず笑ってしまった。
そして車のアラーム音。早苗が姉に言われた『30過ぎるとキューンのマシンは壊れる』は伏線で
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図書館戦争(2013年製作の映画)

3.7

設定に多少の無理(図書隊と良化隊のパワーバランス・本のために命を懸ける、など)は感じるものの、割り切ってしまえば安定の面白さ!戦争と恋愛という王道の組み合わせに、生活に身近な図書館という要素が組み合わ>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.2

オンラインゲーム好きな息子が、素性を隠して無口な父親とFFの世界でコミュニケーションをとるという、とっても今風なストーリー。
吉田鋼太郎演じる父親が辿々しくもゲームを攻略していく過程が笑える。ハッピー
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

インドの映画。一流大学に入学した新入生が、学歴社会の中で自らの置かれた環境と葛藤しながら親友と共に成長する様子を描いたヒューマンストーリー。主人公のランチョーがとにかく魅力的で、頭脳明晰でひょうひょう>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

初?の海外進出で舞台はシンガポール。
コナン映画では毎回どこが爆発するのかと楽しみにしているだけに、ベイサンズ襲撃からのスカイシップすっぽ抜けのくだりは最高に楽しめた。
珍しくキッドの乱闘シーンがあっ
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岳 -ガク-(2010年製作の映画)

3.1

レスキュー映画の王道中の王道なストーリーなため、序盤でなんとなく展開が読めてしまった。
遭難やら雪崩やらクレバスやら、山登りの怖い側面が沢山登場するため、これを観て山登ってみたい!とはならないし、むし
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

手っ取り早く泣ける映画。大人になった仲良し君が、図書館の取り壊しをきっかけに過去を回想する形でストーリーが進んでいく。原作小説にはないこの演出のお陰で、学園モノを年齢的に嫌煙してしまいがちな大人でも見>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

特に前半の埼玉県イジリが人権無視レベルで振り切ってて面白かった。くだらなさが良い。
クライマックスでは埼玉と千葉の和解ムードからの黒幕も倒れるハッピーエンドで、なんだかんだ埼玉の魅力が見つかる映画にな
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画なのにすずさんのキャラとのんさん声のおかげでほっこり見れた。ほたるの墓のテーマを『悲劇』とするならば本作は『日常』で、激化する戦争の中で人との繋がりを大切にし、失ったものは大きくとも支え合って>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.4

全容は異なるが、ミューツーの逆襲の世界観がベースとなっており、かの名作のオマージュということで、スッと物語に入り込めたのが良かった。

ポケモンがどういう感じになるのか眉唾だったが、ピカチュウの毛並や
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

CG技術で怪獣映画はここまで面白くなるのか、と素直に感動した。『進化する』という従来のゴジラには無い展開も物語にハマっており、人間サイドの都度あたふたする感じがとてもリアルに作り込まれている。
そして
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.3

アニメ版は未視聴。登場人物のキャラ設定は予めネットで予習していたため、初めましてでもシティーハンターの世界観を十分楽しめた。しかし冴羽獠が圧倒的に強く、敵の高性能兵器もマグナム一丁で次々破壊されていく>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台は27年後のデリー。大人になりメンバーは負け犬ではなくなるが、スタンの自殺がきっかけで本当の"ルーザーズ(失った者達)"として再結成し、負の連鎖を断ち切るためにペニーワイズに立ち向かうという話。>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

金ローのカット版だったが、しっかり怖い。しかし見終わった後には得も言われぬ満足感がある。

青春とホラーの組み合わせには、青春をより熱く、ホラーをより見易くするという相乗効果があった。終始ホラーの展開
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清須会議(2013年製作の映画)

3.0

豪華キャストで日本史を学ぶ映画。会議3日目までは三谷幸喜のユーモア強めのシーンが続き、物語が足踏み状態となるので、笑いにハマらない人は時間が長く感じるかもしれない。しかし4日目以降の展開は早く、秀吉の>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホアキン・フェニックスの演技がすさまじ過ぎて恐怖すら感じる。隣人の女性との関係はアーサーの妄想だということがわかるシーンは鳥肌が立ったし、徐々に人格が壊れて(目覚めて?)いく過程全てに臨場感がタップリ>>続きを読む

億男(2018年製作の映画)

2.8

原作未読。大金と藤原竜也の組み合わせだったので、カイジのようなドロっとした騙し合いを想像していたし期待していたが、まさかの友情話だった。
モロッコの回想シーンは長すぎたし、九十九の吃音設定ははたして物
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

4.1

笑いと感動のバランスが完璧。ヨシヒコ色が強めなキャストなので笑いの割合が高めかと思いきや、しっかり泣き所も用意されている。

なにより、長澤まさみの笑顔に癒された。
どちらかが病気を抱えている系ラブス
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

4.5

浅田次郎の原作を読んでから、ずっと観たいと思っていた映画でした。中井貴一が演じる、新撰組の吉村貫一郎という比較的マイナーな人物が、激動の幕末を駆け抜けた様子を描いた作品。
殺気だつ新撰組の中で、家族第
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.0

子供ってこんな感じなのかも知れないが、それでもくんちゃんのワガママっぷりは観ていてツラかった。

声も歳相応とは言いがたい、ストーリーもいまいち掴めない、伝えたいメッセージもわからない。でも駅長役の神
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

客の好きそうな要素全部詰め込んだ幕の内弁当映画、とか言って公開当初は散々クサしてたくせに、今日で3回目。それも録画までして見てる。

入れ替わってる期間に会いにいけば、山頂で手の平に名前書いとけば、な
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.4

前半はテンポが早すぎて詰め込み過ぎた感があったが、後半の女社長の話と伏線の回収は密度が濃く、原作と同じ感動を味わえた。前半でチャンネルを変えた人はもったい無かったかも。
ただ、白紙の手紙への返事は原作
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アラジン(2019年製作の映画)

4.1

ディズニー映画初心者にも優しい作品。
青いウィルスミスがハマり過ぎていて、後日観たアニメ版のジーニーを見て、ウィルスミスに似てるな!と思ってしまった。

絨毯で外へ繰り出すシーンもとても感動した。