鈴木光浩さんの映画レビュー・感想・評価

鈴木光浩

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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

分かっていても、泣かされる…

子ども、猫、車…
好きな要素がてんこ盛り。

日常に疲れてホッコリしたいヒトにオススメです。

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.2

ストーリー、プロットに破綻がなく(脈略のないエロシーンを除く)最後まで一気見が出来るなぁ…と思ったら脚本はジェームスガンでしたとさ。

ザックスナイダーも、自身の魅せる絵ヂカラをまだこの時期では見せる
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キャビン(2011年製作の映画)

2.2

トリビュート、オマージュ、インスパイア…
元ネタが分かればもう少しテンション上がるのだろうけど、微妙な似てなさ加減が気になってグダグダなストーリーにも関わらず頭に入ってこないという悪循環。

クリスヘ
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.4

ザック節、期待してたのに…
Part1は、大風呂敷広げて、まずまずだったのに…

七人の侍にインスパイアじゃなくてこれでは完全にパクリ。宇宙の七人?月の七人?とでもタイトルしたら?
ストーリーテリング
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フォロウィング(1998年製作の映画)

3.7

これにて劇場でのノーラン作品鑑賞コンプリート!

モノクロ4:3映画なのに、観始めるとそんなことはまったくネガにならない。
むしろ陰影の見えない部分とかがフィルムノワール的要素があって良い。
音楽も内
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エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.2

愛すべきB級映画作家。ザックスナイダー!!

脳内世界が二重構成。現実世界からの2段階オチはセオリー破り。
まるで、少年ジャンプの10話打ち切り作品のよう…笑


いや、私は嫌いじゃないですよ。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.4

この映画はIMAXで観るべき作品。
核実験のシーケンスは、とにかく緊張感がありドキドキする。

しかし…肝心の核爆発のシーンはCGを使わずに通常の爆薬での再現シーンとのことで、原子爆弾の恐ろしさがイマ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

思いの外、真面目な作り。

ゾフィとゼットンの使われ方はとても良かった。

でも長澤まさみの巨大化はふざけ過ぎ。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

当方リアルタイム、初代-V3-X-アマゾン-ストロンガー辺りまでの世代。

ライダーベルトに郷愁を感じるものの、内容に関してはやや物足りなさを感じた。

本郷猛と一文字隼人の共闘ダブルキックには興奮し
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

2.3

Netflixオリジナルは、まぁ…この程度のライトな映画しか作れないよね。

チームメンバーが無名な人の集団過ぎて、何のエキスパートなのか最後までよく分からず。

悪役がジャンレノで、嫌な上司がサムワ
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リプリー(1999年製作の映画)

3.4

マットデイモン、ジュードロウのコンビは新鮮。いつもベンアフレックと連んでるからね。
意外にもマットデイモンは背が高い!

女性陣も、グィネスパルトロウ、ケイトブランシェット共にアカデミー主演女優賞受賞
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複製された男(2013年製作の映画)

3.3

ドッペルゲンガーとの出会いは死。

そのミスリーディングが、この映画を難解にしている気がする。















《ここよりネタバレ》

元より同一人物が二重人格化していると考えて見直して
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2

静かなる叫び、複製された男、プリズナーズ、ボーダーライン…

今、最も世界から求められているSF映像監督の主軸は本作や上記のような人の業に焦点を当てたヒューマンドラマにある。
だからこそ、メッセージも
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

正直なところPart1ほどの良さはなかった。
映像美も想定内であり、寧ろ退行している感あり。派手なドンパチもほぼなく、地味な個人戦がクライマックスという…

少し皆さん褒めすぎてはいませんか?

リン
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

緩やかに流れるキューバの風景と音楽。
BGVに最適ですね。

ヴィムベンダース監督はロードムービーだけでなくドキュメンタリーを撮らせても良い。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.1

失礼ながら、あのデザイナーのトムフォードが映画監督をされているとは知らなかった。
興味があり鑑賞。

ジェイクギレンホール、エイミーアダムス、アーミーハマーと、出演陣も豪華。

衣装は流石の一言!おま
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

Part2鑑賞前の復習。

SF映画の新たなスタンダードとして後世に刻む映像美だと思う。
砂漠のシーンもセットではなく、ロケ撮影だったとか。

ドゥニ監督の少年時代からの夢が詰まったDUNEへの想いが
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

2.2

前日観た「もっと遠くへ行こう。」からのイアンリード原作、チャーリーカウフマン監督のこちらを鑑賞。

カウフマン監督は、マルコヴィッチの穴、エターナルサンシャインで枯れたかな…

無駄に長い会話劇が続く
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もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

3.4

「ライオン〜25年目のただいま」の監督、そしてシアーシャローナン主演ということで、大注目。

直近、シアーシャはフレンチディスパッチ、ウエストエンド殺人事件とライトタッチの映画が続いてモヤモヤしてたけ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.4

マシューボーン監督節炸裂、キングスマンの「1」を彷彿とさせるハチャメチャ加減。

でも、それを知って見てないとクライマックスのシーンは開いた口が塞がらないままかも…

主演のハワード嬢、最近は父親譲り
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アメリカの友人(1977年製作の映画)

2.9

デニスホッパー=アランドロン=マットディモン?

ダメだ…
全くキャラクター像が一致しない。

ヴィムベンダース監督の作るフィルムノワールは、黒色ではなくノスタルジー強めなセピア色といった趣き。

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

3.3

マルチバース論に基づくSFスリラーサスペンス?

アイデアは良かったが、伏線回収もオチも微妙。

冒頭の先住者のその後は?
大量の一晩での紙幣調達はどうやって?
など、観ていてツッコミどころが満載なの
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アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)

4.0

ヴィムベンダース監督作の中にあってBD化されていない作品。

大好きな「パリ、テキサス」と同じ親子の愛をテーマにしている。知名度も邦題のイケテナさも無いの今まで未見であった。

詩的な映像美では、パリ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

タイカワイティティ監督は、コメディ一辺倒より、暗いテーマを適度なユーモアで隠しながらストーリーテリングする本作の様な映画でこそ真価を発揮するのだと思った。

ジョジョの周りの大人たちがみんな良い!
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SING/シング(2016年製作の映画)

2.9

吹替版とオリジナルを交互に観て、今回の吹替に対する真面目な作りに驚かされた。

もっとも、MISIAはMISIA。スキマスイッチはスキマスイッチ、山ちゃんは山ちゃんとしか聞こえてこないのだけれど…
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カラーパープル(1985年製作の映画)

3.5

現在公開中のミュージカル版鑑賞後に改めて視聴。

喧嘩を影や、動く遮蔽物で間接的に見せたり、説明的なシーンをセリフ無しにすることでインパクトを与えたりと至る所にスピルバーグらしい演出、撮影が…

ウー
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.1

ミュージカル映画となりテーマの重さを軽減させた点は万人受けが良いのだろうけれど、自分には合わなかった。

セリーの抑うつされた何処にもぶつけられない怒りを本作では歌で発散してしまっており、感情移入でき
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

2.7

アリシアヴィキャンデル観たさに鑑賞。

綺麗、可憐、逞しい。
だけど、コレじゃない感が…
アンジーのイメージが強いからなんだろうなぁ。

内容も、ヒミコの墓眠る島に到着してからは全く面白くない。
大コ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

出張先で時間があり、いきおい鑑賞。

…って、勢いで観るべき映画ではありません!笑

全編、メンヘラ相手の妄想にどこまで付き合っていけるか?の我慢大会。

ヘレデタリーの驚愕のラスト、ミッドサマーの夏
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東京画(1985年製作の映画)

3.1

ヴィムベンダース監督の小津安二郎讃歌。
PERFECT DAYS鑑賞前に予備知識として鑑賞。

80年代初頭の東京の姿はバブル前でもあり戦後日本の面影を残すものであった。
日本劇場が壊されて有楽町マリ
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.7

ヴィムベンダース監督が恋愛小説原作を映像化するなんて贅沢な…

商業作品を撮ってみても、やはり作家性は損なわれず、風景・愛し合う男女が素晴らしく最後まで引き込まれた。
音楽も静かな余韻があって深海の中
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

2.9

ブラッドリークーパーは、第二のクリントイーストウッドを目指しているのだろうけれど、感動作を作るのはまだまだ上手ではないかな。

演技は上手いんだけど、周囲の巻き込み方をもう少し見せて欲しい。伝記ものな
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

ランティモス監督作品と知って鑑賞するのと知らないで鑑賞するのとでは捉え方がだいぶ変わる。

イヴの総てやブラックスワン、大奥的な女の園を見せるだけのものではなく、しっかりとアン王女の大河ドラマとなって
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

クローズアップ/クローズイン、スローモーション、不協和音、自傷、血飛沫、エロティシズム…
これまでのランティモス監督のお家芸は、ヒトの内面をえぐるホラーでこそ深化するということを知りました。

シャイ
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.6

ランティモス監督のフィルモグラフィー順で鑑賞することに。
音楽、映像は素晴らしい。
キャストの豪華さと演技も。



…でも、何が言いたいのかちっとも理解できない。

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