Gamさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

芸大落ちの女の子がパンツを脱ぐシーン。エロい。ウソ家庭教師の教え子の女の子は大人と子供の間の絶妙なバランス。エロい。金持ちの妻の人がソファで始まっちゃうのも、自然で生活感あるリアルな流れ。エロい。あん>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

ジョジョッ!!奇妙な冒険ではないジョジョは俺も初めてであった。別にジョジョだから見たわけではもちろんない。あの『ソー・ラグナロク』でセンスを爆発させたタイカ・ワイティティ監督だったからだ。
まずもうオ
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

俺は夏に一人でインドに行ったことを思い出した。「ガンジス川を見れば人生変わるよ」ってみんなが言うから、嘘つけえ!と思いながらこの目で確認しに行ったんだ。この映画の主人公とは、冒険の動機こそは違うけれど>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.5

みなさんはクラブは好きですか?
僕は大キライです。3回くらい行ったけれど好きにはなれなかった。音がデカくて隣の友人すら何を言ってるのか聞き取れないし。ましてや知らない人と集って踊るのもよく分からない。
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銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

3.5

人類は自分たちが地球上で最も賢い生物だと思っているが、実際には3番目である。2番目はイルカ。イルカは地球が間もなく消滅することを事前に知っていた。そして親切にも人類にその事実を教えようとしてくれていた>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

今年の最後に見た映画が『ヘルタースケルター』だなんてイヤだ!去年の俺は猫とコタツにくるまりながら強く思った。そして間髪なしに再生したのが、以前から勧められてた今作『カフェ・ソサエティ』であった。

1
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.0

「強いから美しくなったのではなく、美しくなったから強くなれた。」みたいな台詞は分かってしまった。が、それ以外はぜんぶ好きになれなかった。蜷川美香の感性が合わなかったのかな。園子温みたいな、グロテスクな>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.5

ビバリーヒルズと言ってるが、主人公のアクセル・フォーリー(エディー・マーフィー)はデトロイト出身。デトロイトは自動車産業で有名で、全盛期の1950年代には人口統計で全米4位になった程だったんだけれど、>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.5

「フィルム撮影」が気になって観に行った。たしかにザラつき感というか、昔の夢を見ているような綺麗な空気を感じた。
愛した相手に裏切られて、その相手を憎んでしまうっていう気持ちは正直よく分かる。もうそんな
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.0

最後は異常な母に反抗するヴィオレッタだが、自身のセンスや表情が既に母のものを受け継いでしまっている。最後まで彼女は気づいていないが、親と子の血の繋がりの強さを皮肉に映していた。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

めずらしく真面目な女子高生をやってる小松菜奈が非常にグッド。葉山のショウちゃんはもう名脇役すぎ。この調子をあと10年くらい我慢して続けたらみんなに認められる歴史に残る大御所大脇役者になれそう。ショウち>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

この間ディズニーシーに行きました。そして当然のようにインディジョーンズに乗った。なかなか好きなアトラクション。センターオブジアースの次に好きだ。急加速と急減速を繰り返す軍用車に揺られ、水晶骸骨と大蛇に>>続きを読む

トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.0

主演の若かりしアーノルド・シュワル、、、、が若かりし父に似ていた。『トータルリコール』はコリン・ファレル主演の方を先に観ていたが、こっちの方が好きな人も多そう。ヒマを持て余した心に突き刺さるブッ飛んだ>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

冗談抜きでスカーレットヨハンソンのオッパイを触ろうとしたことが全ての始まり。オッパイがないと始まらない映画。ほんとに。そこがクライマックス。

実は「脳の10%神話」は都市伝説でしかなくて科学的にも否
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

言語療法士のライオネル。渋くていい大人だ。誰かの孤独とか苦しみが、誰かとの出会いによって救われるって話はやっぱり良い。ちょいちょい出てくるチャーチルは、実際はここまで話のわかるムネアツなやつではなかっ>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

2.5

医学部浪人をしていた友人が、ご飯を食べるときにいつも必ず、「いただきマリアンヌ医科大。」と手を合わせていたことを思い出した。

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.0

悲劇と喜劇は表裏一体。
ちょっと精神的にやられたけど、思い返せば現実離れしてて安心した。

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.5

なぜか『進撃の巨人』の訓練兵団時代を思い出した。苦楽を共にした仲間ってのは本当に財産になるんだよな。一つの方向に向かっていくことこそが青春で、いつ誰に訪れるか分からない。愛も同じ。そんな「愛と青春の旅>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

4.0

俺が進学で東京に来て、いちばん最初に観た映画が、『明日に向かって撃て!』だった。引越しの手伝いで来てた父親が「これはイイぞお」って唸ってたなあ。ラストに流れる名曲が良かった。哀愁!って感じで。二人のカ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

『タクシードライバー』を先に見たのは失敗だったな。先天的に、環境的に不幸な人が、社会から認められない不満から狂って犯罪を起こす、闇落ちするというプロットが似すぎてた。特に衝撃もなく、予想通りにスクリー>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

誰にも認められなかったら誰だって狂ってしまうだろう。「異常」なものを表面的な感覚で線引きして、俺たちは今日も誰かの狂気を育ててしまっているのかもしれない。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

「誰かのものになり合うことでしか幸福になれない」、いつから人はこんなに脆くなったんだろうか。ムーンリバーが流れると少し泣きそうになる。今この瞬間の感覚のままでいたいって、思い返せばいつの自分も考えてい>>続きを読む

男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

「やけのやんぱち 日焼けのなすび 色が黒くて食いつきてえが わたしゃ入れ歯で歯が立たない 」

寅さん。紳士で和やかで粋な男を予想していたら全然違った。デリカシーなくて口が悪くて無神経なイタい小学生み
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

横にいる人を少し疑って、また現実に戻る。少年時代の妄想が一瞬だけ蘇る余韻。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.5

直前にローマの休日を見た自分が熱心に予習したみたいで笑えた。ストイックすぎる。

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.5

「ローマの休日」なのに上映中に仕事の電話してるおっさんがいた。ローマは休日でも東京は平日なんだよな。でも許してやらないぞ。オードリーヘップバーンにギターで頭を殴られろ。

久しぶりの午前十時の映画祭。
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

【悲報】新海誠(46)、童貞。

変態スケベヲタク演出が随所に光って鳥肌が止まらない。もしも変態中学生が大好きなエロ漫画を最高技術でアニメ化したら、、みたいな感じだった。しかし中学生ではない。46歳な
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インセプション(2010年製作の映画)

3.5

5年ぶりくらいに見た。やっぱりコブ(ディカプリオ)のトーテムは鮮明に覚えていた。燻んだ金属製のコマ。持ち主にしか分からない質感がトーテムにふさわしいとコブは言う。俺だったら何にしよう。なんか色々考えて>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.5

『(500)日のサマー』って映画のヒロインが俺は大嫌いですが、この映画のヒロインはなかなか付き合いたいタイプでした。可愛いし性格もいいし可愛いから。
歳を重ねるとイエスって言いづらくなるのは最近よく感
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.0


うーん、、、快眠ッ!!!

後半はぐっすりと寝ました。ガイリッチー好きなんだけどな、、。『スナッチ』と『ロックストック』しか知らないけど。なんていうか、何やってるか分からないって感じがずっと続く。ロ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

もうカッコつけすぎてダセェっ!!笑
台詞に演出に何から何までダサすぎて笑顔になる。銃の「ソムリエ」に会って「テイスティング」? 笑 キアヌリーブスも笑いをこらえるのに必死だろう。復讐の動機は前回同様に
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BLEACH(2018年製作の映画)

2.0

やっぱり久保帯人の世界の実写化は難しい。
「ソウルソサエティ」とかふつうに言ってるの見てて恥ずかしかった。中二病ワードの数々は漫画だからまだ許せたんだな。MIYAVIの朽木白哉をやらされてる感もなかな
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.5

ラストの呆気なく去っていくルパン達を見て髭モッサリじいさんが一言、「なんて気持ちのいいやつらじゃ…」。映画についてはこれに尽きる。俺も「気持ちのいいやつ」になりたい。

クラリスはいかにも宮崎駿のヒロ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

きれいな未来だ。何度もそう思った。決して『ブレードランナー』的なディストピアが嫌いなわけじゃない。ただ未来がこんなにあたたかいことに慣れていなくて、戸惑うように美しく感じるんだろう。文明は姿を変えてい>>続きを読む