mizukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.1

愛の形は様々だと考えさせられる作品。
センシティブなものとして敬遠されがちな題材についてしっかりと向き合っていて素敵でした。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.4

ハラハラ感がとても気持ちよくて、テンポよく見られる映画でした。

個人的には体感だと30分ほど。それくらい手に汗握る とても見がいのある作品です。

私たちの汚い部分と綺麗な部分をどちらもあらわにさ
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.6

言葉や理屈では表せないような人間の深い部分にある1番大切なことを見事に描いている映画でした

エスター(2009年製作の映画)

3.1

主人公の少女エスターは高い残虐性があり攻撃衝動のあるサイコパスです。それを熱演しているイザベルファーマンさんの高い演技力には脱帽。冒頭からどこか不気味さを醸し出していて心がザワつくような表情を見せるあ>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.8

自分を産んだ罪で両親を訴えた中東の少年の話。
私のような平和ボケした人間がレビューできるような作品ではないと思った。

125分間見たことも無い、想像もつかないような世界が広がっていた。
恵まれぬ少年
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.4

とにかく伏線の張り方が上手くてラストには驚愕した。人間の先入観に上手く漬け込んでいる作品だと思った。結末をしってからもう一度見たくなる作品。シャマラン監督のストーリーの作り方には毎回驚かされるなぁ……

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.6

映像がとにかく綺麗です。
空の色や、緑に溢れた自然などの美しい景色に惹き付けられます。また、どこかから聴こえる鳥のさえずりや海のさざ波などの音も素敵で主演の横浜流星くんの語りも穏やかで心地よいです。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2

主人公の病気によって本人の心情が伺いにくくヒステリックに物語が進む点がこの映画の面白さだと考える。テンポよく進むストーリーに釘付けになる。電車内のシーンなどは実際にエキストラを電車に閉じ込め混乱させて>>続きを読む

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.4

映画が始まってすぐ瞳の美しい少年が突然軍の命令による引越しを告げられ本人がしぶり祖父母も反対するところから何だか嫌な予感がした。そしてその予感は的中してしまうのである。秘密と偽りの物語だ。
時代考証の
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

抑圧された意識が表出するという意味ではネットも夢も似ていると思う。という作中の言葉がとても印象的だった。
この混沌とした映像に理解などいらないのだと思う。なぜなら夢の世界を描写しているのであって私共の
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.0

生きることの意義について考えさせられたと同時に死ぬとはどういうことかを深く問われる一作。
自分の人生に喜びを見い出せたか、他者の人生に喜びを見い出せたか、そのどちらも重要であることを認識させられた。

感染列島(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

少しずつ社会の歯車が狂っていき、最終的には自分の一番大切な人を失ってしまう悲しみをひしひしと感じた。一人一人の軽率な行動によってどんどんと苦しみに苛まれてゆく登場人物たちの様を見ているとまさに今見るべ>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

映像がとにかく繊細で、ワンシーンワンシーンとても美しくて惹き込まれる。毛の細かな動きや映像の質感、背景のリアルさなどとにかく映像美。またストーリーとしてもシンバが少しずつ自覚を持ち成長していく姿に勇気>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.9

原作に忠実な印象でした。ただグロテスクな描写がかなり多い作品なので精神的に健康な時に観ることをおすすめします。Amazonプライムでの評価は低くて正直期待はしていなかったのですが酷評されるほどの出来で>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.0

タイトルからもっと生々しいストーリーかと思いきや、決して他人事とは思えないような事情を抱えた登場人物達がそれぞれの号室でそれぞれの物語を進めていき結局各自の"幸せ"を見つける流れ。恵まれてるとは言えな>>続きを読む