ChiNAさんの映画レビュー・感想・評価

ChiNA

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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

恐怖!届かないかもしれない照明機材!残り48時間で終わらない設営!セレブのゴネ!編集長への泣きつき!三日連続の徹夜!

裏方の胃痛案件とストレスでキリキリしながら観た。本当にお疲れ様です。

ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

2.5

女子同士の嫌なところ集まりすぎて女学校への好感度が下がった映画。衣装は良かった。最後までマトモな先生の服がかわいい

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

短編だけどちゃんとしっかり面白かった。写真+語りだけど、1枚1枚の切り替わりの間に想像の余白が生まれたのがよかった。唯一動画にする演出が上手い

イノセンス(2004年製作の映画)

3.8

音楽と映像がかっこいい。高密度で無機質で不気味。ほぼ引用だけで抽象的な会話をしているから、これ意味あんの?って10回くらい思った

バビロン(2021年製作の映画)

3.8

全ての映画バカに送る映画。喧騒と狂乱と情熱で押し切ろうとして、失敗して、老いて廃れて、それでも映画の中では輝き続けるのが皮肉でもあり希望でもあるなと思った。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.6

暴力が氾濫した世界に生きる男たちの短い夏休み。音楽が印象でかっこいい。静と動のバランスが上手くて、余白の多い物語による過激さの際立ちが心地よかった。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.0

銃がバンバンする。治安が悪い、登場人物大体悪い奴ら。暴力一辺倒に尖ってた。

バービー(2023年製作の映画)

2.8

極端な風刺とメッセージ性を効かせすぎて露悪的。現代のアメリカのコンプラ意識を皮肉った面白さを出そうとしているけど別にストーリーは面白くない。でも最後のセリフは良いと思った。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

怖くて紳士的で気づいたらレクター博士のことが大好きになっていた

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.5

音楽はいいけど3Dモデルの動きが不自然でノイズ。絶賛するほど面白い話かと言われれば音楽の勢いにやられてるんじゃない?という印象。1回は見てもいいと思うよ

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.2

ワンアイデアでゴリゴリ進んでいくコメディは嫌いじゃない

超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!(2008年製作の映画)

3.5

友情エンド大好き
ボスキャラがかわいくてぼっちで可哀想でこれからは幸せに生きていってほしい

ガタカ(1997年製作の映画)

3.1

惑星に行くSFかと思ったらそうでもなかった。急にクソデカ感情が出てくる。マイケルナイマンの音楽があからさまなモチーフとしての使われ方をされていて笑っちゃう

エレニの旅(2004年製作の映画)

4.5

ゆっくりとしたカメラ回しと切り詰められたセリフしかないのに3時間飽きさせないのがすごい。何度でも観たい映画

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

終わった後にカラオケ屋のチープなチャーハンとオレンジジュース飲みたくなる

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

最後のダンス、長回しのカメラ、父の後ろ姿。終わり方が好きだと映画ごと好きになっちゃう。

夏の楽しさと孤独感がそこかしこに散りばめられている。無音のシーンが多くて、かえってリアルに感じた。

ただやり
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

常に鑑賞者の目にとって不条理に動き続けるアニメーション。制作側からすれば一定のルールに従って動いているのだろうけど、物語世界そのものとの関連性がないから、不条理に感じた。
お話はあってないようなもの。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

事前情報ほぼ抜きで行ったらミュージカル映画でびっくりした。

ティモシー・シャラメの顔が良いことを証明したい映画。

脚本が結構ガバで途中から頭空っぽにして観てしまった。ヌードルと洗濯屋の女と男の構図
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

まさかあんなに短い間に起こった物語だとは思わなかった。展開の早さに驚き。

俯瞰したカメラワークの滑らかな動きや、画の撮り方に技術の進化と上手さを感じた。
「アメリカ」の迫力あるダンスが美しい。アニー
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.4

安藤サクラの演技が上手い。
家の中や風呂場の汚さが映像を通してでもゾワゾワする。
じわじわと引っ張ったブレスレットがプツンと切れるような映画だった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

宮崎駿と久石譲は歳をとった。

物語の大筋は成立している。だが、世界の端々に現れる脇役たちの動機や存在意義が合理的でなく、不条理に感じる。

映画のありとあらゆる所に暴発する宮崎駿のアイデアとイメージ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.2

数学とプライベートのどちらに焦点を当てたいのか微妙なバランスだった。
個人的な恋愛面に対して言及するにしては中盤が無味乾燥、ヒロインの心情描写が舞台装置的だった故に共感しづらい。
エニグマの話について
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.2

爆発!爆発!爆発!爆発!ライジング(物理)!爆発!爆発!爆発!爆発!爆発!爆発!アラバスタ!
って感じだった。

登場人物多いけどそれぞれ上手く纏まっていてよい。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

死体を!燃やせ!!!

短すぎることもなく長すぎることもなく原作を忠実にアニメ化したなという印象。

乙骨くんがあからさまにエヴァのオマージュをしている所は笑えてくる。
五条と夏油の過去編パートを挿入
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.8

脚本家頭打ったんか?って展開があったけど勢いで書いてるライブ感があってそれはそれで楽しい。

怪物(2023年製作の映画)

4.8

美しいラストシーンに泣いた。

脚本の構成が見事。母から見た息子、先生から見た息子、2人の少年、と1つの物語を複数視点から語るので、全てを知った時にパズルの最後のピースがハマるような快感があった。
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

エンタメとしては完璧な映画!2時間ずっとアトラクションに乗ってるみたい、息つくまもなく次々と見せ場がやってきて楽しかった。
マリオをプレイしたことがある人なら全員が喜ぶようなネタが沢山詰まっている。今
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

2.5

喧騒と狂乱を期待して見始めたら思いの外静かな映画だった。そりゃそうなるわという展開。

犬がかわいい、主に犬がかわいい。

ラスト、マッツ・ミケルセンのダンスシーンに感情の起伏を持っていきたいのは分か
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.8

カニバリズムの男女の話。
脚本自体は大したことのない、というかカニバリズムという異常性に頼って勢いで進めてしまっているけどツッコミどころが満載。証拠隠滅もなしに何故警察が食人者を追っていないんだ。ほぼ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.0

アクションは安定の見応えがあるが叙情的な場面の撮り方がへたくそ。説明的で泣けない。
有村架純は美しい

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