ぽけさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

第三世代(1979年製作の映画)

3.7

第三世代になると初代が掲げていた思想もなくテロリズムそのものに走るという内容でした シュール

めまい(1958年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

直後の感想は微妙でした… スコティがサイコキラーになってるし感情移入できないし なんか腑に落ちないな〜と。

その後あの町山さんの解説聞いたのですが、それでやっと映画史上最も重要な作品とされる意味が分
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.7

いや〜シビれた!ロンの黒人っぽい楽観的なふざけた感じってかっこいいんだよね〜 が、話の方向はだんだんシリアスに…

留学した頃、愛そのもののようなホストファミリー(ユダヤ人のようでした)の家で過ごした
>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

5.0

小綺麗なラブストーリーかと思ったら、シュールでディープでツボツボツボの映画でほんと最高だった。それぞれの変な世界がよすぎる。まさにアメリカのオルタナティブ・コミックの世界!!!(だと勝手に思った)
>>続きを読む

僕が星になるまえに(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ベネの初出演作品ですが、初出演とは思えない表現力!
刺さった言葉は「人生は配られたカードでしか勝負できない」。
モルヒネの副作用で怒りっぽくなるらしく友人の人生にケチをつけ始めるのですがなかなか辛辣。
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.7

動機不可解で文学的な殺人、映画として最高。冷静沈着なサマーセットと主観入りまくりミルズのコンビが良い。それと力技で派手な演出をするのではなくて古典作品の引用を至る所に隠してる感じも良い。
ケヴィン・ス
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

凄腕の運び屋の正体が足元のおぼつかない骨皮じぃちゃんだったときの警察の顔よ…。時間をお金で買えなかったと悔いるところ、じぃちゃん不器用だったのかなと切なくなった。
軽はずみの行動が重い罪になるの想像し
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

memento はラテン語で「思い出せ」という意味らしいですね。
色々疑問残る系だったので2回観てます。
1回目の鑑賞は、まるで記憶障害のレナードさながらに「こいつ誰?」のような状況が分からないのでそ
>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

海底王国?の神殿が白と金で美しかった!話の進め方とか演出とかがディズニーっぽいなって思いました。

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.6

トム・ハーディが観たく鑑賞。「狂気の美学」という邦題が煩く、終わり方は胸糞悪いですね…。クレイ兄弟やりたい放題だし。ただこれが実在の人物に基づいてるのはおもしろい。

サラエボ(2014年製作の映画)

2.0

サラエボ事件について知りたかったので鑑賞。正直面白くはなかったですが、事件の概要は知れたのでよかったです。あと、事実に基づくフィクションの組み立て方も何と無くわかったような気もします…。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ワンちゃん死ななくてよかった〜

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

監督によるとコンセプトは「思い出と重ね合わせよう」という事らしく、モノクロで話の流れもとても穏やか。人によっては眠くなってしまうかもしれない。しかしある事件を境に話の進展はスピードを増します。
アルフ
>>続きを読む

Yonda? Movie(1999年製作の映画)

4.3

パンダちゃんに癒されました。あと少し泣いちゃいました。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.9

あの家族みたいに強く賢く逞しくなりたい…。父親が本質を教えようとしているのは間違ってないけど、資本主義社会には合っていなかったんだね。虚しい…。
自分の中でかなり濃い映画でした!

日本版のポスターの
>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

温厚で紳士的な役を演じていたギレンホールに興味を持って鑑賞したのですが、彼はイメージを覆して憎たらしくイライラさせる役柄で驚きました。面白かったけどスッキリしない。ただこれが話として真実味がある。

ゲーム(1997年製作の映画)

4.2

現実がCRSに支配されていく感じが良かったです。何となく選んだのもあって想像以上に面白かった。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.3

輪郭の剥ぎ取られた話を観ている感じで、事情が掴めず難しかったです…。
何となく、ウイスキーのロックを飲みながら古めかしいソファに座ってこの映画を観ているおじさんがいたらダンディだなと思いました。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.1

サリンジャーは愛する作家の一人なので、余り期待していなかったのですが、良かったです。特に戦争のシーンが。戦争を体験したサリンジャーの作品への影響を初めて想像出来ました。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

この手の映画は展開が読めるのですが、コリンファースの演技が素晴らしいので最後まで楽しめました。

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

パターソンのような詩人の日々が平穏に続いてほしいし素敵な言葉を綴っていてほしい。

後から知った話ですが、この映画はウィリアム・カルロス・ウィリアムズの『パターソン』という詩集にあるモチーフがかなり散
>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.6

最後まで観てやっと何を撮りたかったのか分かったような気がしました。
“I’m fuckin nothing” ってセリフが後からじわじわ効いてくる。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ん〜系統はタイプなんだけど、先立たれた両親があまりにも気の毒…

二人(2007年製作の映画)

3.5

ショートフィルムらしい静かな話だった。スコアはそこそこですが好きです。

Little Favour(原題)(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Youtubeで字幕なしで観たのですが初見だと最後のシーンが分からない……
ベネは最後”I knew I couldn’t count on you.” って言われてたような気がするけど、それって「
>>続きを読む

フィフス・エステート 世界から狙われた男(2013年製作の映画)

4.8

政治が苦手なのでベネについてのみ言及すると、ああいった社会不適合系の天才を演じるとピカイチですよね。白髪のベネに恐ろしく魅力されました…セクシーすぎ。

来る(2018年製作の映画)

4.3

邦画苦手ですが、これは最高でした…!
音楽や場面の不揃い感、突拍子の無さ、非論理的な展開が一般的に求められる映画としての体裁を全部ぶち壊していて、この作品そのものがジャンルって感じでした。
映画に普通
>>続きを読む