Monicaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで見たゴダール作品で1番好きかも!
構図も台詞も完璧
カフェの鏡に映るアンナカリーナはマネの絵画みたい
小説を読んでるみたいな言い回しも本当に良かった。特にje suis responsable
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そばかす(2022年製作の映画)

2.0

もっとリアリズム的映画かなと思って観に行ったけど、けっこう説教くさく感じたし退屈なシーン多々あり
そばた家の人間、父とかすみちゃん以外精神年齢低すぎて草、でもまあこんなもんなのか…人間… 知識不足だっ
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.6

休みの日の朝に寝惚けながらコーヒー淹れてのんびり観るのにぴったりだった
最近禁煙がんばってるのに、ジャームッシュの映画みてるとうずうずしてしまう…
皮肉たっぷりで理不尽で何の意味もない会話の応酬が面白
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.0

主人公の英語の発音が妙にかわいく聞こえた。
over the rainbow聞いてこんなに不穏な気持ちになったのは初めて。
人間の、決して褒められたものではない生き様が、否定も肯定もせずにそのまま描か
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メイド・イン・USA(1967年製作の映画)

2.9

アメリカ映画って、やってることは結局こういうことだよねっていう皮肉?
流血、政治、お金
Liberté に撃ち込まれる弾丸
検閲とかプロパガンダ的商業映画への批判と訣別なのかな、眠くないときにまた観よ
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ディオールと私(2014年製作の映画)

-

ディオール展絶対行くぞ!というモチベーションと予習のために観た
フランスらしいモードと保守性の絶妙な調和を表現してるブランド、という感じがして好き
フランス人も徹夜で仕事とかするんや、、、って感心して
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

2回目視聴、長いけど展開が早くて退屈しないし、程よく難しいのでうっかり一服してると何が起きているかわからなくなる、、笑 あと画面が暗くてずっと目を細めて観る必要があります
感想:いつの時代もオタクは怖
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軽蔑(1963年製作の映画)

2.9

夫婦間のやりとりにおいて、具体的な部分とか生々しいところは極力省いて、綺麗な台詞とモノローグ、文学作品の引用で現実のうわべだけを掬い取る、その細かい感性ほんとすごい
現実と形而上の狭間って感じの世界観
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

2.8

白人男性、誰が誰だかわからなくなる定期(これでよくヨーロッパ留学やっていけたなと思う)
愛に乏しい(?)クリスマスを過ごしたのでちょっとしたシーンでも心に沁みた
愛ってなんだかわからないと考え続けてい
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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

-

突然のゼントラーディ語と、童貞丸出しから急成長を遂げるひかるくん、わろてまう…
アニメと比べて、ミンメイちゃんの狂気剥き出しヤバ女感が薄れてるのは寂しいかんじもするけど、最後とか良い女すぎて泣けてしま
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Love Letter(1995年製作の映画)

2.9

登場人物みんなの愛が、深すぎてやさしすぎて、到底理解できなくて悲しくなるんだけど共鳴してあたたかい気持ちになって泣いてしまった
好きな人が死ぬのも想像できない
愛と死ってとても近い概念

友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.3

服装がぜんぶ可愛い
レアちゃんの奔放な感じ好き、ブランシュも含めてみんな何だかんだ素直に生きてて良かった
アンジャッシュみたいな終わり方

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

2.9

登場人物全員もれなく拗らせててずっと笑っちゃった
一つ一つのカットや構図が演劇みたいで、たまに滑稽なんだけど、演技力と台詞の美しさでなんとかなってた
ほんものの人生にも、映画みたいに、モノローグがあれ
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.3

ヨーロッパ系の少年はマザコンがち、そして、顔が良ければお腹出ててもっさりブリーフでも許されるんか……という気持ちでした。そしてホモソ全開の話は、確固たる説得力とか形式美がないとなかなかわたしには刺さら>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

2.6

フランシスみたいな、不器用で粗野で幸薄そうな人、いるよね〜 わたし自身はそういうタイプではないと思ってるけど、なんというか共感性みたいなのを感じた、想像力による補完なのか前世の記憶とかなのか… 「>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ(2003年製作の映画)

3.0

ハルカ母の子守唄、あまりにもポップな曲調すぎるし、バトラーはどう見ても30代なのに厨二病拗らせすぎ

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

2.4

エンドロールの音楽良ければ全て良し的なやつ
心に響くセリフいくつかあったけど、クリスくん可愛すぎて養子に迎え入れたい以外の感情が湧きませんでした

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

2.7

懐かしの目黒シネマで二本立て鑑賞(時間持て余して、三田線沿をうろついてた大学時代を思い出した)。
こういう、アメリカ映画特有の、プロットと俳優頼みで、変にデフォルメされた中途半端なリアリズムって何が面
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.7

こんなに長いのに、ひとつひとつのカットがまさに様式美という感じで、綺麗で、無駄がなくて本当にすごいと思った。
西洋人の顔見分けつかない問題が著しくて途中何度か混乱した(みんな同じような服着てるから…)
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.6

パチ屋で睨みきかせる樹木希林、迫力ありすぎる
考えさせられる問題提起系というより人間ラブを強く感じた。弱いところもみんな愛おしいなぁ
自分が傷ついて弱ってるときほど誰かを癒したくなっちゃったり
映像も
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

社会派の映画なのかな、とあまり予習せずに劇場に行ったら、とても意表をつかれてかなりどっぷり感動してしまった…
社会問題+ヒューマンドラマ+ロードムービーとかいうジャンルレス
最初は、どういう心持でみれ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

終始泣いてた。こんなに刺さったのは久しぶり。
最初から最後まで2人の愛は変わらなくて、精神だけが振り子のようにゆれて、言葉だけが変化していくんだなと思った

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.2

ブラックジョークとか社会批判が痛烈かと思いきや良くも悪くもディズニーらしさに終始したなという印象。小ネタ詰め込みすぎ感あったけどキャラクターみんなかわいいのでOK
海賊版に整形させられたフランダーがけ
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ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.3

だいぶ面白かった。エンタメとか笑いが、本来の意味と力を持ってて、みんなそれを信じて疑わなかった時代の映画って感じ
特撮とか、いまのCGアニメにも通じるものがたくさんある演出。入れ子構造が面白いのと、ス
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.9

何度見ても名作
マーロンブランドの歳の取り方かっこ良いし、若い頃のアルパチーノはkemio に見える時ある
男のロマンにここまで普遍性と説得力と魅力をもたせる全体の構成、俳優陣、全部すごいと思う
人殺
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PLAN 75(2022年製作の映画)

2.6

ショッキングな描写のたびに、映画館で観てるおばあさんたちが心臓保てるか気が気じゃなかった
ストーリーは、この題材扱ったらまあこうなるよねという印象。日本のベンチ、浮浪者に優しくない問題という私がそこそ
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劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ(2007年製作の映画)

3.3

なんかご飯食べながらアマプラで見た。ポケモン映画の中で4番目くらいにすき
けっこう酷い目に遭ってるのに最初から最後まで何も理解してないウソッキーかわいい
パルキアのばかやろーでいつも爆笑しちゃう

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

ミッションと空中戦のシーン、鳥肌立ちすぎて鳥になった🦉
前作ではトップガンのモブパイロットくんたちが見分けつかなすぎて死んだけど今回はみんなちゃんとキャラ立っててよかった。ラブシーンで急に走馬灯みたい
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トップガン(1986年製作の映画)

2.1

ディズニーチャンネルムービーか?というくらい薄い内容だけど、それほど後世の若者むけ映画にいろんな影響を与えたんだろうなというのは感じたし、お金がかかってるのもわかった。音楽はけっこう好きだった!
トム
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ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)

3.5

ニルス・シュネデールのビジュアルに時の流れを感じた(相変わらず好きです)
ロメールを彷彿とさせる会話劇と、哲学的かつ論理的なモノローグが最高だった。
言葉と行動、って邦題もよかった
人間のいちばん本能
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.4

途中まで、モノクロで撮られてることに気づかず観てた
さいご、エミリーが幸せそうで嬉しかった
刹那的なものはいつだって正しい
若いうちにまたパリに行ってハメ外したい。ナシオン行きのメトロのアナウンスがエ
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

これを見ると毎回、どんなに時代が進んでも、形式美ってあるよなあと思う。世界って本当に綺麗、と、私賭けをしているの、のシーンで泣いてしまう

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.6

メルド氏のオフショット的なのが見れたのよかった、長い爪を気にしながらお箸でロケ弁食べてるの可愛すぎ笑
アコーディオンのシーンよすぎて笑ってしまった
最後のはフランスの自動車規制に対する批判もあるのかな
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パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

4.1

景色みるだけで、どこぞの特定厨のように場所がわかってしまうんだけど、私のパリ大好き度がヤバいのか、それともパリはどこを切り取ってもキャッチーな街なのだろうか…とにかくずっとパリに戻りたくておしりがうず>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.9

今朝、夢の中で夢を見てて、起きてもまた夢、という不思議な夢を見て寝坊したんだけどそんな感じの映画だった。
オープニングがめちゃくちゃかっこいい。ゴダールリスペクト(?)なのか分からないけど、映画内映画
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