TokyoMycoさんの映画レビュー・感想・評価

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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.6

最終的に証拠があってもみんながみんな主張しまくり、カオスになったときに個人で何ができますか?他民族、多様性を認める時代に、何が一番正しいのかどう裁くか?という問題定義。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.4

お金なし、車故障、犬行方不明の女性がアラスカを目指す。これがアメリカのキラキラじゃないリアルな一面なのかな、という感じがした。

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.8

モノクロでシンプルなカメラワークだけど、時間の扱い方やストーリーラインはやはりノーラン、という感じだった。追いかけたら追いかけられるのね。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

ちょい役に名優出てきすぎで、大好きなゲーリー・オールドマンがどこに出てきたかわからず終わるという信じられないことが起こった。最近亡くなったフレンズのマシュー・ペリーも出てきた。

日本の降伏は、アメリ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

わからないとき、決められない時もあるけれど、どちらかひとつに決めてそれを信じて行かなきゃいけない場合もある、という保護人?の言葉の通り、結局真実はわからなかったけど、私もそう思うワ…という結論だった。>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

話の内容かビジュアルの美しさかどちらを重視か?という話であれば、ビジュアル勝ちな映画だった。

アカデミーの主演女優とったし、ポスターかわいいし、で、内容知らずにポスターだけ見て家族で見てしまったら、
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Winter boy(2022年製作の映画)

3.7

もろくて繊細かと思いきや
突拍子もなく破壊的な感じを見て
学生の頃を思い出した。

年上の大人の男性に惹かれるのも
なんだかわかるが、失ったばかりの
父性とかぶったのかな。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

金のためか、名誉のためか、それとも自分に足らないもののためか。国のために自己を犠牲にするナポレオン。何のために働くのか考えさせられた。

You are nothing without me.

ドロ
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.9

自分が何をしているか
人は想像することはできるが
本当に何をして  
何をしなかったかなんて
全部知る由もない

秘密にしていれば、
100年だって続けられるさ

という言葉が胸を突いた

禁断だから
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

3.2

前半ボーっとしてたけど、中盤のってきて、そのまま終わった。なんとも言えない現代的アメリカンなモキュメンタリーだった。

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.5

シャルロットは子どもの頃から
自分の世界があり、
地図に載っていない土地だった。
気後れしていた。

娘から他の姉妹と比べて自分だけ違っていたような違和感を問われて素直に応える母。

人は生きてる人の
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.3

冒頭から田舎へ行ってケガするくらいまでは、お〜!いい感じだな〜とワクワクしてストーリーが気になって仕方なかったけれど、その後は内容や絵など情報が洪水な上、説明なくてもわかるよね?的な展開で、おばさんは>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.5

友人に誘われて全く期待せずに見に行きましたが、どピンクのビジュアルから風刺系とは想像していませんでした。とてもシュールでブラックでおもしろかった。全世界で興行収入10億ドル超えしているらしいですが、こ>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

パルムドール2連続受賞の
奇才監督による、豪華クルーズ船
無人島漂着映画(3部構成)。
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眉間にシワよせながら鑑賞
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原題は「眉間のシワ」を意味し、
外科医がボトックスを注射する
額の位置
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ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

3.7

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俺があいつであいつが俺で
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就寝前、童話作家のキャサリンが
友人と電話中に突然混線。

そこで謎の女に夫の浮気を告げられ、
幻視・幻聴が始まり精神錯乱。

なだめる夫がキスしてズームアウ
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.0

毎日同じと思っていたことが同じではなくなるー毎日大丈夫なフリをして、大丈夫ではないストレスの蓄積。最終的に話の終わりを飾るキッカケとなった最後に届いた小包は何を意味していたのか。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

元ドイツ人の博士が大統領を総統と何度も言い間違えたり、興奮すると義手の右手が出てしまって左手でおさえつけたり…副題?は英語も日本語も長過ぎるし、人類の未来をコーラの自販機に託さないで〜!などなどシュー>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.6

使ったことがないけど、マッチングアプリはスキがなく注意深く生きている人間の唯一のふし穴なんだとよくわかった。期待せず見に行ったけど、想像以上に面白かった。

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

映像も音楽もチャゼル節全開。ジャジーな音楽とテンポよい映像切り替え、豪華キャストで繰り広げられますが、個人的にはトビー・マグワイヤがあんな感じで出てきたのが一番のツボでした。

RRR(2022年製作の映画)

3.8

よくこんな発想あるな、の連発。腹筋がおかしくなるくらい笑った。動物が友達なのか敵なのか、銃の名士のはずが気づけば弓矢を扱い、死んだと思った人が生き返った?などなど、きっとつっこんではいけないんだろう。

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.8

変化しないものはない、という本人の言葉の通り、美しく変化し続けるボウイ様を見ることができました。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

鑑賞後、疲労困憊。しかし、素晴らしかった。始終、隠してる嘘や秘密がいつ誰かにバレたらどうしよう、みたいなヒヤヒヤした気持ちと冷汗をかきながら鑑賞したけれど、見て本当によかった。高齢の監督が何かを必死に>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

映像美しく、話は波乱でめちゃくちゃで、そして切ない。封切り時の中国はどんな反応だったのか知りたい。

中国の歴史をわかってないけど、楽しめたというのが素晴らしい映画だと思う。

殺し屋たちの挽歌(1984年製作の映画)

3.6

パコ・デ・ルシアの音楽が合っているのかないのかわからずだが、雰囲気よく、テレンス・スタンプがかっこよかった。ジョン・ハートみたいな醤油顔の白人にも萌えた。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

想像以上にバイオレントで、話を真面目に考えながら見ちゃいかんのだな、という映画だったが、おばちゃんにはついていけないほど映像やスピード感はすごかった。

夕なぎ(1972年製作の映画)

3.7

誰が上とか下とか、どっちが金持ちかとか、立場を気にして我慢する、とかそんなことはなく自分に正直に発言や行動できるのが本当に成熟して個人主義で、ただただ羨ましかった。

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

3.4

10代や20代で見たら良いと思わなかったのかも、だけど、ある程度落ち着いた歳になり、家族のゴタゴタを経験したことのある人なら、いろんな不条理含めよくわかりやすい映画だと思った。

グレイマン(2022年製作の映画)

3.0

つまらなくはないが、劇場で見るレベルの映画ではないと思った。

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.6

映像や音、主人公に始終イライラさせられた。メンヘラや精神病とは種類の違う、今でいうなら発達障害系なのかな?と思ったら、なかなか考えさせられ、答えがない。

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

3.8

キノコの映画と思ったら、生物学と哲学の映画だった。死ぬのがこわくなくなった。

白いトリュフの宿る森(2020年製作の映画)

3.8

「50年前のような生活をみんなするべきだ!昔は女性の服を脱がすのだって大変だった!何枚もドレスを脱がせて…云々…しかし、その後はまるでバターのような味がした!あぁ、どうすりゃいいんだ、もうワインを飲ま>>続きを読む

不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

3.0

豚小屋の掃除は貧乏を意味するわけじゃないのは、虚栄心に支配された男性には理解できない。お金は魔物だよ。