真実を話せと冬の山小屋に拉致された4人の男の話。ラストにどんでん返しがあるものの、全体的にメリハリがない。
オール動物大進撃。ドタバタ話が進む。あまり考えずに眺めればオッケーな雑さが快適。
暴力痛快ホームコメディ。主人公はただのおっさんであって欲しかった。強すぎる。
過去の罪に苛まれる男が、妙な母娘の家に転がり込むオカルト。伊藤潤二っぽい雰囲気。
お化け屋敷に殺人鬼は定番。そのお化け屋敷の出来がいい。殺人鬼はどうでもいいから、あの遊園地行ってみたい。
続編なんで新鮮味はないが、構成が上手いし安定感がある。俺たちの戦いはこれからだラスト再び。連ドラでやったほうがいいんじゃなかろうか。
イランやモサドには馴染みがないから、興味を惹かれたわけで。フツーだった。映画自体はとても静かでヨーロッパ映画のような雰囲気。
人は自分が見たいものしか見ない、っていうお話。みんな自己中だけど、逃げる方向へ行くんでモヤモヤする。そこに気づいた古田新太の憑き物が落ちた表情が印象的。
マフィアのアタッシェケースを巡る緩い感じの群像劇。個性的なキャラが多く面白くなりそうなのに、話の転がし方が下手。
外連味たっぷりの戦闘が楽しいシリーズだけど、今回は退屈。ギミックが足りないのかな。蕎麦を水で食べたような気分。
フレッド・ロジャーズを知らないが、映画を観る限り怖い人だな、と。優しい口調で肯定されることの恐怖。トム・ハンクスから滲み出る圧力。
警察 vs ギャングのマサラムービー。アクションのキレが微妙なのを演出で上手いことカバーしてる。
サメ映画界では地中を泳ぐサメは珍しくない。どんな業界だ。……要は、中国製という以外に特徴がないサメ映画。
小難しい雰囲気の会話劇。差し障りのない会話の裏に迷いや悩みが見え隠れ。目を凝らす。いや、耳を澄ますのって疲れる。
生き方の話。抑えた演出が上品。貴族ってほどじゃなくてアッパーミドル程度だけど、そんな穏やかな雰囲気が門脇麦にはよく似合う。
シリーズ中、最も話が纏まっている。佐藤健は役作りかもしれないけど、口を動かして喋ってくれ。ちょっと何言ってるかわからない。
恋愛要素が強めな点を除けば、けっこう原作に忠実。時代設定や舞台の変更は多少の違和感があるものの、上手く機能してる。ただ、演出と山崎賢人の演技が微妙。
フィンランドの自然と美味しそうな中華料理を眺める映画。細かいことは気にせず、ボーッと観ると気分良く寝れる。
由緒正しき災害映画。パニックな状況下での人間ドラマがメイン。映像の方に力が入ってるけど。
被害者か加害者か。究極の二択を突きつけられている間は、非常に引き込まれる。でも、ラストが綺麗すぎる。もっと剥き出しの人間を観たかった。
いわゆるグラインドハウス風味。ヴィランがイマイチだけど、ニコラス・ケイジが楽しそう。
シンプルな話で、団地でのバトルは派手。堤真一も楽しそうに悪役やってる。だのに、なぜだか物足りない。
役所広司の独壇場。臭ってきそうな雰囲気は演技というより素なんじゃないかと思ってしまう。
「社会が悪い」から富裕層から窃盗するお話。そんなのは詭弁だと分かった上で、刹那的に生きてらっしゃる。映画としてつまらなくはない。でも、刺さるものもない。
過去と通信できるギミックが面白いんだから、もっと使いなよ。食材を揃えたけど面倒くさくなって、カップラーメン食べたような気分。
これといった特徴がない殺し屋モノ。全てが微妙に物足りない。特にカタルシスがないのは致命的。
だからドキュメンタリーは嫌いなんだ。精神的ダメージがデカい。
口が虚で嘘。役者の演技で保ってる、虚な話だった。周りの緊張感で佐藤二朗の異常さが際立つ。あの人、悪人顔だよね。
たまにある不自然な動きも含めて、アクションが楽しい。が、歌舞伎町はセット感が強く、ラーメン博物館で撮影してんのかと思った。
だから父親の性癖を探るもんじゃない。意外性はなくても、田舎町の雰囲気がいい感じ。
ギャングのおっさんがボンボンに復讐する話。なんだか雰囲気がすごくいい。なのに、主人公が弱い。強面なのに弱い。何してんだおっさん。
屋敷とゾンビと元軍人。既視感溢れる設定と、奇を衒わない演出。安心して観られる。退屈過ぎるけど。
ドタバタと落ち着きのない映画。登場人物が奇人変人ばかり。キャスティングも変。チグハグな感じが拭えない。
コメディパートの滑りっぷりが半端ない。でも、シリアスパートとの落差が出るので意外と楽しい。メリハリのつけ方が上手いのか。
丁寧に作りすぎて驚きはないけど、退屈はしない。山火事なのに山が見えない。見渡す限り地平線が燃えている。ロシアはだだっ広いなぁ。