オープニングから伝わる、静謐で無気味な世界観。じっと観ていると、オープニングクレジットのフィルムの揺れがどんどん加速していき、不協和音のようなサウンドが一気に隔絶された壁の中へと引き込んでくれる。>>続きを読む
吹替版で鑑賞。山ちゃんの3枚目は言わずもがな、今は亡き若山弦蔵さんや増岡弘さんの演技力が沁みる・・・
ただ、女船長役の小林聡美さんはハマらなかったなぁ。小林さんの演技は、間の取り方と顔の演技の魅力にあ>>続きを読む
めちゃくちゃ良い意味でミュージック・ビデオを観ている感覚。
美しい俳優たちと、美しいセットと、美しい光と、美しい音楽。
全てのカットが芸術的で脳裏に鮮烈に焼き付く。
エイドリアン・ブロディ目当てで鑑賞。
そんなに期待しないで観始めたけど、かなり良作でした!ホラー的にドキッとさせるカットもクオリティが高いし、悩めるエイドリアンは流石の一言。時間もそんなに長くないので>>続きを読む
EP4に比べるとだいぶ散漫な印象。
氷の惑星のルーク行方不明に始まり、氷の惑星脱出、何故か誰にも相談せず、ヨーダのもとに修行に出るルーク、途中でやめてしまう修行、その他はネタバレになるから言わないけど>>続きを読む
愛と労働は近しいものだというセリフ。映画のタイトルは『パッション』。愛にも労働にも情熱が必要だが、創作においては、愛と労働とが入り混じり、情熱の捌け口は、目に見える予算というモノで蓋をされる。情熱を吐>>続きを読む
主演男優賞等のアカデミー賞ノミネートは予想通りだったけれど、トム・ハンクスが『ピノキオ』と共にラジー賞にノミネートされてしまったと聞いて、一体どうした?!と慌てて鑑賞(と言いつつ吹き替え版で)。
劇>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一作目に引き続き、吹替版で鑑賞。
平田広明さんの演技のプランなのか、元々の俳優さんがそういう演技をしていたのかは分からないが、割と開口一番で平田さんの胡散臭さ(!)が滲み出すぎていたので、黒幕は分かり>>続きを読む
ファンだから評価を上げたいけど、ファンなので高評価できない、ので無評価。
わざわざCG使ってるのに何ともお粗末な作画で、特に服の皺や、座ったときの裾の広がりがおかし過ぎて目も当てられない・・・。
着こ>>続きを読む
「・・・・・・私は、誰?」
1927年製作のフリッツ・ラング版『メトロポリス』は未見なのだけれど、そちらをオマージュしたような、20sを感じさせるレトロな音楽や美術の造形が素晴らしく、人間vsロボッ>>続きを読む
死刑囚を送り出す仕事に責任を持って臨んでいる4人のキャラクター造形がとても良かった。ブルータル、そんなに良いやつなのにどうして独身なんだ。
吹替版で鑑賞したのだけれど、主演の江原さん含め、脇を固める>>続きを読む
ビジュアル9割、その他で1割という感じだけど、その9割を観る価値はあるかも。
このレビューはネタバレを含みます
アニメ版のピノキオは、下手をすると(下手をしなくても)子供にとってはトラウマ級に恐ろしい映画だった。悪いことをする、悪いことをすれば、報いが待っている。その報いをもたらすヴィランたちの造形も、信じられ>>続きを読む
2008年にしてはCGのクオリティも高い。けどその分、映像の色調がちょっとB級っぽい仕上がりになっているのが気になった。
冒頭でもチラッと名前の出る某産業。
黒澤明監督作『隠し砦の三悪人』が下敷きとなったハリウッド超大作。
ベイダー卿やその配下の被り物の造形がモロに兜だし、ベンとベイダーの斬り合い(という言葉が一番しっくり来る!)も、セイバーの構え方といい>>続きを読む