作り込まれたミステリーのように濃密なドキュメンタリー。
画商に鑑定人、富豪にその右腕、“傭兵”を自称するフランス美術館連合のお偉いさん。登場人物まで、まるでキャラクターのように語りかける。「『救世主』>>続きを読む
壁にかかったオフィーリア。
MARRIAGE,BIRTH,DEATHの届け出。
吹替版で鑑賞。
セリフが一部ミュートされたり(今ではアウトな差別用語が入っていたと思われる)、テレビ版ではカットされていたシーンなのか、急に数秒間字幕になったりと、時折「アレ?」っとなることはあったけ>>続きを読む
完全にドーネン監督の前作『シャレード』の男女逆バージョン。話は両作壮大(?!)だけれど、小さなモノに大きな謎、というところまで同じ。
でも、『シャレード』のペック&ローレン版だと割り切ればきちんと楽>>続きを読む
オープニングのシャンソン、どこかで聴いたことあるな〜と思って耳を傾けていたら、宝塚歌劇団のレビューで時々耳にする曲だった。改めて、良い唄!なんてぼんやりウットリ聴いていたけど、ミシェル・ルグラン先生の>>続きを読む
もう4年ぐらい前にBSで一度録画して、観始めて大して進まないうちに途中で観るのをやめて、そのままハードディスクの容量の問題で消してしまって、以来一度も観直していなかった作品。2022年でデビュー40周>>続きを読む
アンモラルへの讃歌。
フィクションは、人間の善を切り取ることができるものである一方、嘘とか悪とか、人間の悍ましさを美しく魅せるものでもある、ということを前提にして受け取らなければならない。
モラル>>続きを読む