ねるねるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ねるねる

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355(2022年製作の映画)

3.0

アクションに目覚めたか、ジェシカ・チャステイン。製作も務める本気度。女性チームによるM:Iや007シリーズのようなスパイ映画を目指したらしいけど。

『オーシャンズ8』のパターンに陥ってるかな。あれだ
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

うわおっ恐れ入ったぜ、マーラ・グレイソン!獰猛な雌ライオンの自称通り、圧倒されるほどの強さと頭脳のキレっぷり。こんな後見人制度の悪用手口があるとは。

脚本・演出にも恐れ入った。最後に待ち受ける一発。
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

物語の始まりはまだエスターを名乗る前のエストニア。古めかしい療養所も雰囲気があり、入りは良かった。
巧みにイティを操って療養所を脱走するエスターに期待感が上がる。

でも後半はエスターらしさが薄くて、
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.0

自分がエラなら最期にこんな旅がしたいし、自分が娘ジェーンなら、両親の最期の旅はこんな旅であって欲しいと思った。

ただ、結末は意外だった。キリスト教圏であの選択があるとは思いもしなかったから。
もっと
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.5

ポランスキー作品と知らずに見た。娯楽性皆無、正攻法の演出でこれだけ引き付けるのはさすが名匠の技だ。

体面重視で事実を隠蔽する軍の上層部にえっマジ?と驚き、文豪の筆力と正しく機能した時のマスメディアの
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.0

キャストが一新された特捜部Qシリーズ。世界観は引き継がれていたとは思うけど。やっぱりカールとアサドはあの2人なんだよぉ(涙)最後まで脳と感情がバグって、変な感じだった。

そうだ、旧メンバーの鈴木、佐
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.5

『レオン』パターンかと思わせといて、予想の裏切り方が楽しかった。
男社会をぶっ潰す女たちの話なんだ。キャスト陣みても多人種だし、現代を写してるなあって感じ。

全編通して拘りが感じられた。各アクション
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ジャック&ローズのバラード(2005年製作の映画)

2.5

レベッカ・ミラー監督ってアーサー・ミラーの娘なんだ!そこ、一番の衝撃。才能は遺伝し…(以下自粛)

閉ざされた世界であまりに近過ぎた父と娘の物語。
俳優に助けられてギリ成立してるかなあ。デイ=ルイスは
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インモータルズ -神々の戦い-(2011年製作の映画)

2.5

ギリシャ神話の英雄テセウスがモデル・・・なのだが、戦いまでの構図がよくわからなくて、ボッーと眺めて終わってしまった。燃え要素が薄いストーリーではあった。

神々もガチンコ肉弾戦やるとは思わなかった。光
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

3.0

ジェシー・バックリー、歌うま!ちょっとハスキーな声質も好き。
最後、あのステージにどうやって立てたのか、そこ盛大に端折ったね。その過程が知りたいし、ローズと一緒に喜びたかったのに。
有りがちストーリー
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.5

酒を飲まなければ本音も言えない不器用なロイ。虐待を受けて育ち、身を売るしか生きる術のないロッキー。
不確かな関係の二人を繋ぐ不確かな感情が、やがて確かな愛情になっていくプロセスを、メラニー・ロラン監督
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.0

16才のレイは男性になりたいトランスジェンダー。
家族構成がまたややこしい。レズビアンの祖母ドリーとパートナーのフランシス。母マギーはストレートだけど恋愛に奔放で、元夫の弟とも関係があり…。

邦題の
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

ハンニバル・レクター博士のシリーズ3作目。ラストで『羊たちの沈黙』に繋げるのは、常套ではあるがやはり巧い終わらせ方。

ビッグネームの俳優がずらり。中でもレイフ・ファインズに注目して鑑賞。
彼は優しい
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.0

原作はスティーヴン・キングの7巻に及ぶ壮大な長編小説だって言うんだから、1時間半に収めることがそもそも無理な話。
原作に沿ってしっかり創り込めばもっと面白くなったはず。魅力的な俳優を使っているだけにも
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マグダラのマリア(2018年製作の映画)

2.5

撮影地はどこだろう。豊饒とはいえない岩だらけの風景。マリアがひと粒のからし種を蒔こうとする大地。一番惹かれたのはその世界観かもしれない。

キリストからジョーカーへ。ホアキンの振り幅の広さよ。ヨハン・
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愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

3.0

公開時に観ていないけれどポスターは覚えている。映画記事から背徳的な官能映画なのかなと思った記憶。

なるべく先入観を捨てて鑑賞してみたが、最後のナレーションで帳尻を合わせた印象。(ジャンヌ・モローの声
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リベンジ・マッチ(2013年製作の映画)

3.5

40年後にロッキーとレイジング・ブルことラモッタが闘ってるんだもの。もう二人のファイトシーンだけで胸熱。
最後に特大のサプライズありw
アラン・アーキン、好き。

アイリスへの手紙(1989年製作の映画)

3.0

大人の恋愛を描いた佳作。
ジェーン・フォンダとロバート・デ・ニーロがロマンス物で共演していたとは!掘り出し物を見つけた気分。

撮影当時50才前後であろうジェーンのキレイなこと。スタイルも良くて、シャ
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エブリシング(2017年製作の映画)

2.0

主演はニック・ロビンソンとアマンドラ・ステンバーグ。二人とも好きな俳優なのに、脚本が魅力を引き出せていない。

ジャンルとしてはスリラーだと思う。病気はマデリンじゃなくてママの方。嘘で子どもの自由を奪
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マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

2.5

今作の悪役はメル・ギブソン、他にもゲスト出演者が多彩な顔ぶれ。
ロドリゲスは首を飛ばすのが好きらしい。

マチェーテ(2010年製作の映画)

3.0

ダニー・トレホの顔面アップを浴びる。

ロバート・デ・ニーロが仕事し過ぎな件。
デ・ニーロ出演作のコンプリートでもするか、とU-NEXT検索したら今日時点で46作で未鑑賞がまだ25もあるぅ…。そのほと
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ハンズ・オブ・ストーン(2016年製作の映画)

3.5

“based on a true story”の定石通り、主要人物のその後が紹介されるエンディング。みんな幸せな生を全うし、不幸な出来事もなかったようで、満足気分で鑑賞終了。

映画らしい映画。ジョン
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羅生門(1950年製作の映画)

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学生時に読んだ『羅生門』の記憶と違って、あれ?と思ったが、原作は同じ芥川龍之介の『藪の中』だった。下人が赤ん坊の着物を盗むくだりは『羅生門』を思わせた。

黒澤監督は長回しの人だった。カメラアングルは
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

2.5

華麗なステップを踏むサム・ロックウェルがカッコ良かったので満足。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.5

ダンカン・ジョーンズ初監督作品。撮影期間33日間、500万ドルの低予算ながらチープに見えない画造り、脚本の巧みさ。才能を感じた。

サム・ロックウェルファンなら必見。出ずっぱりだし、傷だらけサムとシュ
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キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット(2005年製作の映画)

3.5

リドリー・スコット歴史三部作の二作目(勝手に命名)
ディレクターズカット版で鑑賞。これなあリドスコの悪い癖だよ。189分?長いよ…集中力何度もぶっちぎれた。

以下、雑感。
洋の東西を問わず文明(人類
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キング・オブ・エジプト(2016年製作の映画)

2.0

古代エジプト設定の冒険ファンタジーで、宇宙船あり変形ロボあり(しかも超合神!)のSF戦闘ゲームだった。
チャドウィック・ボーズマン、こんな作品にも出てたのね。

八月の鯨(1987年製作の映画)

4.0

八月の鯨。このタイトルとジャケ写が大好きで、特別な作品になっている。

姉役のベティ・デイヴィスは老いてなお凛とした存在感。妹役リリアン・ギッシュは顔も仕草も可憐。90歳の女性を形容する言葉が“可憐”
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

2.5

金髪巻毛の破壊力すげー。
ニコラ君、古代ギリシャかローマ彫刻のようだ。

親友の男女二人がこのニコラ君に同時に片思い。
軽めタッチで、ドラン作品の中では見やすかった。

幸福の条件(1993年製作の映画)

2.0

ロバート・レッドフォードの出演理由が知りたい。初老のエロオヤジ役なのに、清潔感オーラ出まくりの理由も知りたい。

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.0

戦士や兵士の戦うイメージが強いエリック・バナ。ロマンス物でもエリックが演じると必要以上に甘くならないのが良い。
レイチェルは安定のキュートさ。
ケンドリックス博士は何か役に立ったの?

ホームズマン/ミッション・ワイルド(2014年製作の映画)

3.5

固定カメラが映し出す遠景の美しさを再認識。ロドリゴ・プリエトの画は叙情豊かで格調高い。映画を観ている実感にどっぷり浸れる。
手持ちカメラの臨場感も嫌いじゃないけど、いかんせん拡がりがないのだ。

19
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マジェスティック(2001年製作の映画)

3.5

ファンタジー風味でフワッとくるんだヒューマンドラマ。だが、ジム・キャリー主演に騙されてはいけなかった。
社会的なテーマが幾重にもあった。ハリウッドに吹き荒れたマッカーシズム、多くの若者を戦争で失った喪
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.5

ジョーンズコーチがラジオをこんなに気に掛けるのは何か理由があるんだろうな、と思って推移を見守っていた。その理由と明かされるタイミングが良かった。
109分という時間だから物語として奥行きは少し物足りな
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

2.5

心のどこにも響かない。オトナになり過ぎてしまったからね。
ヘザー・グラハムがカワイイ。
ジャンキーの神父役にバロウズってなんてキャスティングw

永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

2.5

ロマ出身の天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトという人物を初めて知った。ナチスドイツの迫害が迫る数年間を描いている。

キャンプの焼き討ち、スイスへの逃避行シーンもあるにはあるが、それほど緊迫感もな
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