ねるねるさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.5

Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズの伝記映画。

切り口が面白い。新製品発表会当日を舞台劇のように脚色している。こんなゴタゴタしないだろ、と思うくらいトラブル満載。
セリフの応酬で展開していく
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.0

サルマ・ハエックは幾つになっても美人だし、ダイナマイトなナイスバディで華があるしで好きな女優さんだけど、このキャラでこの尺はキツイ笑
前作くらいの露出がちょうど良かった。

ストーリーがね、無理に作っ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.5

巻き込まれキングは一世代前ならブルース・ウィリスだったけど、今ならライアン・レイノルズかな。
巻き込まれてさんざんな目に遭うのが似合い過ぎる。シリアスな役はできないんじゃないかと心配になるけど。

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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.0

これもう『イニシェリン島の精霊』前日譚で良くない?
読書好き・文化財好きケンと、パブ行こう行こう誘うレイで、主演二人のキャラがまったく同じなんだけど。監督もマクドナーだし。

ストーリーほぼ忘れたのに
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.5

B級ディストピア映画か?と舐めていたことを謝ります。娯楽性とテーマ性を兼ね備えた傑作。しかも監督キュアロン×撮影ルベツキの盟友コンビだった。(情報を入れずに観るにも程があるわ、自分)

長回しの臨場感
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

犯人が穴に落ちた時はそう使ったか!って感心した。少年達の脱出方法は単独では成功しなかったけど、フィニーは全部を組み合わせたんだね。少年達の合わせ技の勝利だ。
冷凍庫の肉がちゃんと役立ってるのがおかしか
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

2.5

苦手な作風だったので少々我慢が必要だった。セリフ劇、アップ多用、ほぼ劇伴なしの心理サスペンス。妙な緊張感を強いられる。
マイケルは愛して欲しかったんだよね。それはわかったし、納得のラストならばここまで
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.5

楽しかった!ハッピーエンドで余韻もほんわかな気持ちになれる。ドリュー・バリモアのカワイイが詰まってる。「祖父がこれで感電死したの」からのドリューは必見。

劇中に散りばめられたヒットソングも良かったけ
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アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.0

ロシアの文豪トルストイの有名すぎる小説の映画化(英国ってロシア文学、大好きだと思う)。名作の映画化は原作を読むのは面倒だけど、内容は知りたい向きにはありがたい。

原作ありきの場合、どう演出するかが悩
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かもめ(2018年製作の映画)

2.5

原作は戯曲としては名作なんだろうけど、映画作品としては残念な出来。心理描写が薄っぺらい。直接的な描写じゃなく、観客に感情を汲み取らせるような描写がない、ってこと。だから誰にも共感できない。

唯一、ア
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

シンプルなサンセリフ体で原題『Quo Vadis, Aida?』が表示された時、思わず一時停止してしまった。
実は、直前に古代ローマの歴史上の人物を取り上げたBBCドラマを見ていた。暴君ネロに関する情
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パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008年製作の映画)

3.5

レイ・スティーヴンソンが超絶カッコイイ。
レイ・スティーヴンソンが超絶カッコイイ。
レイ・スティーヴンソンが超絶カッコイイ。
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三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011年製作の映画)

3.0

HBCドラマ『ROME』を観てからお気に入りになったレイ・スティーヴンソン。体つきがひと回り大きくなってる気がするが、相変わらずの坊主頭で、坊主頭が似合う俳優ナンバーワンは不動なんである。

マッツ・
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

2.5

タイカ・ワイティティ監督作を観る第四夜。
少年とおじさんのありがち感動物語にしないのがタイカ監督らしい。ただ、らしさがちょっと薄いかなとは思った。
出前一丁には日本人全員が反応したと思われるw

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.0

タイカ・ワイティティ監督作を観る第三夜。長編三作目はヴラド役のクレメントとの共同脚本・監督作。

モキュメンタリー形式はチープ感が拭えなくて、85分と短いけど途中リタイアあるか?なんて心配したが、登場
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ボーイ(2010年製作の映画)

3.5

タイカ・ワイティティ監督作を観る第二夜。
これはワイティティ監督でなければ撮れない珠玉の一編だった。

子どもは生まれてくる親や環境を選べない。最近“親ガチャ”って言ったりするけど、父親のアラメインは
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イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

3.0

タイカ・ワイティティ監督作を観る第一夜。
ああこれはジワジワくるヤツだ。B級感満載でもあるんだけど、ストーリーが進むに連れて心に訴えるもの(以下書きかけ)

盗まれたカラヴァッジョ(2018年製作の映画)

2.5

デレク・ジャーマン監督『カラヴァッジオ』鑑賞ついでに、そう言えば前に観たけど内容まったく覚えてない、という理由で再鑑賞してみた。

「イタリア美術史上、最大の闇が明かされる」ポスターのコピーを信じて名
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カラヴァッジオ(1986年製作の映画)

4.0

画家カラヴァッジオの伝記ではなく、監督の創作ストーリー。37年も前の作品だが、絵画を思わせる映像美と詩篇のようなモノローグで今でも魅せられる。

デレク・ジャーマン監督、何者?と調べたらゲイをカミング
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チャタレイ夫人の恋人(1995年製作の映画)

2.5

テレビ含めて何度か映像化されているので3作ほど鑑賞してみたが、キャスティングが一番しっくりきた。
ショーン・ビーンの持つ野生味が森番っぽいし、ジョエリー・リチャードソンは気品があって綺麗で、コニー役に
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ポストマン(1997年製作の映画)

2.5

すっごいチグハグ感。この違和感は1997年公開で近未来2013年設定の映画を2023年に観ているせいなのか?
エリック・ロス&ブライアン・ヘルゲランドの二人を持ってしても、冗長でご都合主義をどうにもで
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.5

“失敗作”なんて評判があって今までスルーしていたが、エンタメ作品として充分に面白い。海版『MAD MAX』だね、これ。

ツッコミ要素がない訳じゃないが『アルマゲドン』に比べたら全然許せる。笑
何より
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

ミュージカル苦手の評価3.5は実質4.0かそれ以上と思っても可(なら4.0にしろ)。
それくらい楽しかった。

歌とダンス部分がきっちりエンターテインメントしてて、いやー盛り上がるわ。
どんな特徴も個
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.5

「歌ってる場合じゃないだろ」って思うか、思わないか。これが許容できるミュージカル映画の個人的線引きだったりする。今作はねぇ、ガッツリそう思ったかなぁ。

夜に集合住宅(夏だし空調なさそうだから窓開いて
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

ジェニファー・ローレンスをジェニファー・ローレンスたらしめているのは胆力だな。肝の据わりっぷりが並みの女優じゃない。

ストーリーも面白かった。ロシアってこうなの?ってずっと驚いてた。笑
マティアス・
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

キングスマン創設の経緯を描く本作は、楽しいエンタメ作品。でも主役以外を楽しむ作品でもあると断言しよう。

え?アーロン?似てるけどアーロンなの?と速攻ストップしキャストを確認したアーロン・テイラー=ジ
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ステイ(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これ、1回目はえ???となるやつ。エンドロール眺めながらモヤモヤ爆発するやつ。で、仕方なく2回目突入となる訳だが…。

結論としては夢オチ。死の間際に過去がフラッシュバックするというが、それなら未来の
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

3.0

ユアン・マクレガーは巻き込まれ役が良く似合う。ケンカだって強くもないのに、レイプを見過ごせない善人キャラがこれまた良く似合う。
ステラン・スカルスガルドは相手の都合お構いなしの強引キャラで、こっちも良
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グロリアの青春(2013年製作の映画)

2.5

さすがラテンの国。もっとソフトな表現にしそうなベッドシーンが濃厚でビックリしたけども。
子育てを終えても、それで人生の終わりじゃないしね。元気で仕事して、お洒落して異性を意識するって良いことだ。幾つに
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

2.5

かけだしの若いトムハを観る第三夜。
ぶっちゃけパーティ要員。ブルボン朝時代のカツラも衣装もなかなかお似合い、フランス貴族にもなれちゃうトムハだった。ジェイミー・ドーナンの眼がちょっとキモイ。

ソフィ
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dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.0

かけだしの若いトムハを観る第二夜。

字幕にカギ括弧が付いたり、謎視点の映像が挿入されたりする違和感。まんまと騙されてるくせに、なぜか驚きが薄い。
で、全部分かった上で観た2度目の方が楽しめたっていう
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フランス外人部隊 アルジェリアの戦狼たち(2002年製作の映画)

2.5

かけだしの若いトムハを観る第一夜。
1960年、独立戦争中のアルジェリアに送られたフランス外人部隊の若き兵士達の物語。精悍でやんちゃイメージのトム・ハーディは兵士役がピッタリだ。笑顔がめちゃカワイイ。
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涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

4.5

1954年のアルジェリア。独立戦争の混乱の中、ダリュは訳あってタンギーという町までモハメドを連れていくことになる。

違う文化圏で生きてきたダリュとモハメド。信じる神も価値観も異なり、独立戦争の構図で
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

2.5

ジョーイはどんだけの事を過去にして来たんだ?何で足を洗おうと思ったんだ?そこがスッキリしないまま終わった…。
ラストまでには「そういうことか!」と納得させてくれると期待したんだけど。これでみんな納得す
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

3.0

ヴァンサン・カッセルが巧い。「パパ」連呼のクズ息子が最高に愛おしい。おそらくロシアでは万死に値しそうなゲイの悲しみをもっと深掘りしてほしかった。

そう、惜しい作品なのだ。ヴィゴ・モーテンセンの全裸を
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タルサ 俺の天使(2020年製作の映画)

2.5

ラストメッセージに興味が湧いて、監督・脚本・主演のスコット・プライヤーを検索してみた。
自身の会社プライヤー・エンターテインメントで映画製作を行っていると。(あっ劇中で言ってた好きな映画って自分の映画
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