NoriOさんの映画レビュー・感想・評価

NoriO

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キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

【概要】
鬼気迫るようなリアルなキャラが描けない事がコンプレックスで、いつまでもデビュー出来ないホラー系(?)マンガ家の主人公。
ある日、偶然目撃してしまった殺人現場とその犯人。
彼はこの実際に目撃し
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

【総評】
規模のインフレが止まらない!
国家規模から地球規模へ、そして宇宙規模に発展し、時を超えて、遂には次元を超えた!
どんどん大規模になっているが、設定は分かり易いし、シナリオも複雑すぎないレベル
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呪詛(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
台湾発のPOV視点ホラー。
「最恐らしいので観れない。だけど、気にはなるから貴様が観て感想を聞かせよ」という彼女からの勅命を受け、正座でありがたく鑑賞させて頂いた。

ストーリーを一言で簡潔
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
A24製作のサイコロジカルホラー。
監督は「ウィッチ」のロバート・エガース。

主役2人の怪演がすごい。。。
目に宿る野性味や鬼気迫る表情などから推察するに、撮影も過酷だったんだろうな。。。
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バブル(2022年製作の映画)

3.2

監督も脚本も制作も超豪華。
パルクールアクションに関しても、プロにアクションの一つ一つを監修してもらい、動きに性格が反映されている演出にまで仕上げている。
映画音楽も映像との親和性が非常に高く、没入感
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

本作でのジョン・トラヴォルタは、"ハンター・ダンバー"というハリウッド俳優の熱狂的なファン役。
彼には発達障害があり、人との距離感をうまく詰めることや、妄想と現実世界でのギャップを認識することが苦手。
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
"The past is never dead. It's not even past."という意味深なウィリアム・フォークナーの一説から始まる本作。
導入から頭かき混ぜてくる予感しかしない
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

気味の悪さを胸に残すような映画だった。
白いシャツに、小さいんだけどどうしても気になるシミが残るような感覚。

何が気味が悪いのか。
主人公の少年が住む島には、女性と子供しかいない。子供は皆少年である
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

【総評】
開始15分、まず思った。
「え、これってマジ?フィクションとかではないの?」
一旦鑑賞を止めて、KFA(Korean Friendship Association)、その会長のアレハンドロ氏
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
過去2作をうろ覚えの状態で鑑賞してしまったのだが、とても楽しめた。
あくまで個人的な所感だが、過去作よりもスリリングな展開や魔術アクション!みたいなのが多く感じた。

特筆して良かったなーと
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

3.8

【総評】
最近ようやっとNetflixドキュメンタリー作品の面白さに気付いた。
映画やドラマ、アニメなどのオリジナル作品も素晴らしい作品が多いのだけれど、ドキュメンタリーも素晴らしい。
特に掘り下げて
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

【総評】
ジャケやトレーラーなどで使用されている楽曲から、ポップなイメージの映画を想像していたのだが、見事に裏切られた!

「親友をレイプした犯人への復讐」、「レイプ紛いの事を罪悪感もなしにやっている
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人数の町(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
結論、パンチの効いた社会風刺作品で、個人的にはかなり楽しめた。
社会風刺映画って、最近のものだとSF(近未来)が多くて、現代の悪い部分・怪しい部分を肥大化させて描いてる印象が強い。(本作のフ
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ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

3.3

【概要】
突然の夫の拳銃自殺から立ち直ろうとする主人公。
しかし直後から、夢なのか現実なのか判断がつかないような現象に苛まされるように。夫の身辺整理をしていく中で、次々と自分の知らない夫の一面が明らか
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.2

【総評】
これも一つのバットマンの描き方、という意味では新鮮味はあった。
カーチェイスなどのアクションは結構派手で見応えあったし、猟奇的な殺人現場に残された謎や終始陰鬱な空気感がミステリーパートに重厚
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

【総評】
Neon Demonでも感じたけど、この監督のセンスがすごく好き。
時折ポエティックとも思えるようなセリフ。
あえて何も語らせずに表情のみで作るシーン。
ちょっとノワールっぽさを感じさせるよ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.9

【概要】
モデルを目指して田舎から都会に上京してきた16歳ジェシー。
幼いながらも、その魔性ともいえる魅力で周囲の人間たちを魅了していき、ファッション界へと足を踏み入れていく。
先輩モデルからのジェラ
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望み(2020年製作の映画)

3.0

【総評】
堤幸彦監督の作品は基本好きなのだが、この作品はなんだか好きになれなかった。
失踪した息子を巡って交差する家族の望み、手のひら返しの世間・マスコミ、など重厚感があって良い作品のはずなのだが、こ
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.0

【総評】
Comedy CentralのKey&Peeleのバチバチに皮肉きかしてるブラックジョークやユーモアだったりが好きだったし、UsやGet Outもかなり自分の好みのセンスだったので、かなり期
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ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

3.7

【概要】
舞台はおそらく1950~60年代のアメリカ。
主人公は地元ラジオ番組のDJを務める青年と、彼に録音技術を教わりながら実家の電話交換手の仕事を手伝う女子高校生。
ある晩、彼のラジオ番組に奇妙な
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

【総評】
正直舐めていた。。。
設定からして面白そうなSFだなーくらいの前知識で鑑賞し始めたのだが、そんな軽いものではなかった。(良い意味で)

自分としては好きだったポイントがいくつかあって、、、
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

【総評】
2005年に話題になった「奈良騒音傷害事件」をベースにした映画。
「引っ越~し、引っ越~し、さっさと引っ越~し、シバくぞ!」のインパクトは今でも強烈に残っている。
まるでマスコミ用にデフォル
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.0

【総評】
※下記はあくまで率直に感じたこと。決して批評がしたいわけではない。




作品鑑賞後、純粋に驚いた。
こんなに酷い映画があるんだと。
もしかしたら、この映画自体が事故で、あえてタイトルと掛
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キャンディマン(1992年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
Jordan Peeleのリメイクがそろそろ配信されると思うので、その前にオリジナル版を予習。

結論、面白いロジックのホラーだなと感じた。
家とか物にとり憑いているわけでもなく、特に理由な
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.3

【総評】
最近立て続けに観たマーベル作品でGemma ChanとAwkwafinaってやっぱいいよなぁと感じたので、再鑑賞。

結論、内容はとても良かった。
原作は読んでないけど、"生まれた国"と"育
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

【総評】
「今までにないホラー作品にしたい」、「新しいジャンル、しかし同時にホラーへの原点回帰となってる」そう予告編で語っていたJames Wan。
こんな事を言われたらワクワクするしかない。

結論
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.0

【総評】
息抜き第二弾。
ジェンマ・チャン出てるの知らなかった!
HumansとかCrazy Rich Asiansでもきれいだったけど、今作でもきれいだなー。

2作続けてマーベル作品を鑑賞したから
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.4

【総評】
最近、割と社会派ドラマだったり映画が多かったので、ちょっと息抜きにマーベル映画。
間違いのない面白さだった。
プロットも良かったし、アクションもド派手でかっこよかった!
ただ個人的に一番好き
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

【総評】
最近「新聞記者」をNetflixで観始め、実話ベースの所謂国内社会派ドラマって、こんなに考えさせられるところがあるのかとインスパイアされた。(リリースの経緯はさておき)
この作品も前から存在
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

遂に18年ぶりの新作!!
という事で、トリロジー3作品をがっつり復習し、期待に胸を膨らませ、足取り軽く、ソロで劇場へ。

【総評】
結論から言うと、4作品目として捉えなければ良い作品だったと思う。
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

【映画自体に関して】
地球滅亡規模の彗星衝突、というどう考えてもシリアスにしかなり得ないテーマを、コミカルかつリアルに、そしてシニカルに描いた作品だった。
「そこじゃねぇよw」とツッコミを入れたくなる
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.4

【映画自体に関して】
2022年一発目に観た映画!!
友人たちと鑑賞したのだが、鑑賞前は「なぜこんな暗い映画を正月から、しかもみんなで。。。笑」みたいな気持ちだったが、鑑賞後は「みんなで鑑賞して良かっ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

【映画自体に関して】
前から気になってたのと、評価がかなり高かったので、鑑賞。
結論から言うと、驚き要素があまりないスリラーって感じ。
最初からオチが読めちゃうし、胸糞悪さみたいなのも残らない。
例え
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

【映画自体に関して】
ダニエル・クレイグ、お疲れさまでした!
観れて本当に良かった。

観終わって一番初めに感じたのは、今までのクレイグボンド映画との違いに関して。
映画の雰囲気が全体的にシリアスなの
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