オピオイド危機も、ナン・ゴールディンもほとんど知らなかったが、強いメッセージは伝わってきた。
言わずと知れたドゥニの幻の名作。
ついにこの作品を(日本語字幕付きで、しかもトークショー付きで)観ることができて感無量なうえ、監督のサインまで頂けて、本当に来た甲斐があった。
内容はといえば、話の>>続きを読む
ファーストショットから好きになる予感はあったが、それを裏切らない作品だった。
コメディとシリアスのバランスが心地よいし、ロケーションも最高(贔屓目)。
結局車内が合成感丸出しだったのはよくわからな>>続きを読む
観るつもりはなかったし、想像通りだった。
日本が舞台でフランス語が飛び交うというのは面白いし、世界観は意外と好きかも(かえるくんを除く)。
映画をまた観ようとは思わないが、原作は読みたくなった。
本当に何も覚えていないし、あらすじ以上のことを知らない。
反省。
観るつもりはなかったが、意外と良かった。
才能に溢れ、底抜けに明るいネネが折れてしまうシーンはやはり印象的。
ただ、終盤の展開はいくぶん雑に思えた。校長が心変わりした理由などもよくわからず、竜頭蛇>>続きを読む
これが実話というのは吐き気がする。
原作者のためにこの映画を作ったことはもちろん評価できるが、映画の内容にそこまで特筆すべき点はなかった。
髪が生えているマケーニュは初めて観たかも。
ボナール夫婦の半生を描く、実話ベースな作品ではあるが、テンポよく進んでいくので飽きない。セシル・ドゥ・フランスもさすがの演技で、全体的によくできていたと思>>続きを読む
ちんぷんかんぷん。
ただ雰囲気は嫌いじゃなかった。
2014年パートにて、オープンカーを運転するレア・セドゥを正面から捉えたショットを観られただけで、この映画を観て良かったと思えた。
ジョージ・>>続きを読む
前作『レ・ミゼラブル』に続いて、今作もバンリューもの。
役人と移民の対立の話だが、どちらの視点も描かれており、メッセージ性は十分。
記憶に残る中盤の強制退去シーンからラストに至るまで、感情を揺さぶ>>続きを読む
大好きな『悪なき殺人』のドミニク・モルということで楽しみにしていたのだが…反省。
様々なテーマが織り込まれているが、一つ一つが割と重いのにテンポよく進んでいくので、少しついていけない感はあった。
ジミーとのエピソードも、もう少し丁寧に描けたのではないかと思う。詰め込みすぎ感は否め>>続きを読む
荒れているけれども根は優しいオラが魅力的。
そんな彼女が理不尽な社会に巻き込まれ、奮闘し成長していくので応援するしかなくなる。そこで出会う大人たちもなんだかんだ優しいのも良い。
もう一度観たいし、>>続きを読む
やはりこちらも美しい時間が流れていた。
2人の足元だけを映すショットでは、『ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう』を思い出した。
学生運動に関してはイマイチだったものの、リー・リンウェイとイェ・シャオフェイの儚さは良かった。
これにてエリック・ロメール長編全25作コンプリート。
ラストはアマンダ・ラングレの出演作である本作と決めていた。彼女は私がロメールにハマったきっかけであり、最も好きな女優の一人。結局彼女は後半ほとん>>続きを読む
監督自身を投影しているんだろうなぁとずっと感じていた。
2人の話かと思っていたが、割とグレタ・リー寄りだったし、なんならジョン・マガロも出てきた。
予想以上のものはあまりなかったが、良い。
それ>>続きを読む
不穏な空気を醸し出してからのラストの圧倒的多幸感。
傑作。
何の文句もないが、1作目がかなり好きだったので、話が爆速で進む今作はお腹いっぱい(というか疲れた)。
私はドゥニのダラダラした長い映画(主に『ブレードランナー2049』)が好きなのかも。
話に関し>>続きを読む
居心地の悪さが半端じゃない。
『アンクレンチング・フィスト』なのにFilmarksのタイトルは未だに間違ったまま。
ブライス・ダラス・ハワードがなぁ…
というか、マシュー・ヴォーンならではのアクションシーンがあまりなかったのが残念だった。