NSさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

そんなにハマらず。

ただやっぱりブシェミはいい味だしてる。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.2

今年一番観逃して後悔していたが、運良く鑑賞できた。

やけに性的なシーンが多いので不思議に思っていたら、脚本に名を連ねる荒井晴彦の意向らしい。名前にピンと来なかったので担当作品を調べてみたら得心がいっ
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ラブレス(1981年製作の映画)

4.0

最後以外特に何も起きないが雰囲気は好きだった。

ビグローのデビュー作であるが、デフォーの(実質的な)デビュー作でもあるらしい。

市子(2023年製作の映画)

4.1

杉咲花の素晴らしさ、これに尽きる。

時系列がシャッフルされる構成だが、ミステリーである本作に上手く活きていたように思う。

ただ、市子の母に話を聞いた時の若葉竜也の涙にちょっと白けてしまった。

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

4.0

ブラッドリー・クーパーとキャリー・マリガンはやはり素晴らしい。

バーンスタインの人間性に焦点を当てた作りになっているので、伝記映画ではあるが前知識が無くても楽しめた。しかも、音楽性に触れないからこそ
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Winter boy(2022年製作の映画)

4.0

危うい17歳。

物語がどう落ち着くのかわからなかったが、案外無難なラストだった。監督の自伝的物語らしいのでまあこんなものか。

主演のポール・キルヒャーはイレーヌ・ジャコブの息子らしい。言われてみれ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

圧倒的な完成度のエンタメ作品。

ティモシー・シャラメはやはり紛うことなきスター。

“A World of Your Own”がお気に入り。

怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.9

サイコパスという言葉は陳腐化してしまっていると思っているので、何度も使われると安っぽくみえてしまう。

締め方は良いと思うが、サスペンスとしてはイマイチだった。

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

4.0

いつものリーアム・ニーソン無双映画かと思ったが違った。

先の読めない展開や、緊張感のあるシーンが続いてかなり楽しんでいたが、締め方があまりにも雑で唖然とした。

というかルームミラーのショット変だっ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.3

エイドリアン・ブロディの素晴らしい演技に心打たれる。

実話というのがまた凄まじい。

2023年 300本目

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.5

今年のデヴィッド・ゴードン・グリーンは凄いぞ。

(途中から気を失っていたとはいえ)面白いシーンが一つもなかった。ワーストに悩む日が来るなんて…

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.1

戦場シーンの迫力はさすがリドリー・スコットという感じ。

薄っぺらい知識しかないので、爆速で進むストーリーには置いていかれたものの、ナポレオンの人間性やジョゼフィーヌとの関係性などは面白かった。

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愛と激しさをもって(2022年製作の映画)

4.1

初 クレール・ドゥニ

まだまだ情熱的な初老のカップルのいざこざというだけなのに、やけに面白く見えるのは監督の手腕か、それともベテラン俳優たちの実力か。

フランソワ役のグレゴワール・コランは『パリの
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リアリティ(2023年製作の映画)

4.0

とにかく「リアリティ」が追求されている作品。

それゆえストーリーが面白いというより、実際のFBIの捜査スタイルが知れて面白い、という感じ。

それにしても凄い名前。

シチリア・サマー(2022年製作の映画)

4.2

観るか迷っていたが、観て良かった。

2人とも美青年である必要性には疑問が残るものの、シチリアの見事なロケーションも相まって美しい映画に仕上がっていた。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.1

『ドラゴンへの道』を観てブルース・リーに出会ってから長い時間が経ったが、ようやく香港帰国後の5作を全て観た。

一番有名なだけあって名言や名シーンはあるものの、前半(特にストーリー)がかなりつまらない
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

思春期の心のように不安定で、乱れた映画。

台風が来るまでは、非日常が近づいてくる時の高揚感が伝わってくるようで結構好み。ただ生徒が閉じ込められてからは正直退屈だった。よくわからない方向に進んでいくの
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アメリ(2001年製作の映画)

4.4

有名すぎて後回しにしていたが、遂に鑑賞。

想像以上の面白さだった。独特のナレーションや世界観が癖になる。

名作と言われるだけはある。

(2023年製作の映画)

4.0

初 北野武

歴史に関しては薄っぺらい知識しかないので不安だったが、そこは大丈夫だった。

それぞれの話はビートたけしのコントのようで面白いが、全体としては散漫な印象。

加瀬亮がこんな役もやるなんて
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ガッジョ・ディーロ(1997年製作の映画)

4.0

印象に残るシーンがいくつもあった。また観返したい。

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

4.0

皆さん日本語が上手。

アクションは良いが、特に惹かれるほどではない。

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.8

杉咲花の演技は良いが、それ以外特に見どころはない。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.1

ギャスパー・ノエらしさはあるが、正直物足りなさを感じてしまった。

というかちょっと長かったとはいえうつらうつらしてしまったのは反省。

でもサインを貰った上にツーショットまで撮ってもらったのでスコア
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パリ18区 グット・ドール街(2022年製作の映画)

3.7

パリのリアル。

話は全く面白くなかったが、こういう作品に出会える機会があるのはやはりありがたい。

理想郷(2022年製作の映画)

4.1

隣の兄弟が悪いのはもちろんだが、アントワーヌに非がないわけではないところが面白い。

長さは感じたが、終始付きまとう不穏さや、兄弟が待ち伏せするシーンの緊張感などは素晴らしかった。

直近に観た『ひと
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.0

もはや観ていないに等しい。

ゴダールとの相性が悪すぎて笑えてくる。また次の機会に。

イノセント(2022年製作の映画)

4.3

良質なコメディ。

ノエミ・メルランにこれほどコメディエンヌの才能があったとは知らなかった。始まり方と終わり方が最高なのでかなり満足。

ルイ・ガレルの監督作は初めて観たが、父のように監督としても名を
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パリの記憶(2022年製作の映画)

4.2

開始10分でタイトルの意味に合点がいった。

失われた記憶の回復により心の傷を回復させようとするミア。そんな彼女を通して、被害者たちの感情の揺れ動きを描いていたのが素晴らしかった。

静かではあるが、
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.2

固定カメラが特徴的だと思っていたら小津を意識しているらしい。クリスティーナ・リッチの車のナンバーがOZUだったのはやはりそういうことか。

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

カマラ・カーンについて何も知らなくても大丈夫だったのは一安心。

ただミッドクレジットシーン以外特に印象に残っていない。最近のMCUは『シャン・チー/テン・リングスの伝説』と『エターナルズ』、つまり新
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正欲(2023年製作の映画)

4.2

『そばかす』を少し思い出した。

理解することと受け入れることは同じではない。わかっていても、私は寺井検事とは違うと言えるだろうか。

内容には関係ないが、画面ではNowTubeとなっているのに台詞で
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人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

4.0

面白くないわけではない。

ただもっと短くできるだろうし、そもそも映画化した意義がよくわからない。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.2

予告とはかなり違った印象を受けたが、良い映画だった。

前半と後半のギャップに戸惑いはしたものの、前半のバーや後半の飲食店など、色んなシーンで微笑ましくなった。折村家の役者陣の演技が素晴らしく、家族も
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私がやりました(2023年製作の映画)

4.2

まさかの今年3本目の新作。

毎回テーマを変えてくるのに一定のクオリティを保ち続けるオゾンはやはり流石。