NSさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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メクトーブ,マイ・ラブ(2017年製作の映画)

4.4

前半は最高。

これ以上ないくらいの多幸感に溢れた時間が流れ、終わって欲しくないくらいだった。ただ残り1時間くらいからはクラブでひたすら踊るシーンの繰り返しで、だんだん「何を見せられているんだ…?」と
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熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

4.0

現実と虚構の境が曖昧になるこの感じはパナヒが師事したキアロスタミを思い出させる。

国内外に訴えかける、パナヒにしか撮れない映画だった。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.3

原作モノは微妙なものが多い印象の今泉監督だが、今作は結構良かった。

真木よう子は昔から好きな女優だったが、また新たな一面を発見できた気がする。

ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.5

今回の特集の目玉であり、ずっと観たかった作品。

ジャン=ピエール・レオーとベルナデッド・ラフォン、フランソワーズ・ルブランがひたすら喋り続けるだけの3時間40分だが、全く長さを感じない。多用される長
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

タイムループものかと思っていたら…という意外性は良かったが、ラストがあまり好きになれなかった。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.1

これは面白い。ウェス・アンダーソンはこういう作品の方が良い。

伯爵(2023年製作の映画)

4.3

設定やビジュアル、ストーリーがかなり好み。

修道女のカルメンは『裁かるゝジャンヌ』のルネ・ファルコネッティを想起させる出立ちだった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

長い。

ただアクションは相変わらず楽しめたのでそこは良かった。特に花火ショットガンを撃ちまくるシーンは俯瞰カメラも相まって最高だった。

ちゃんとハリウッド映画の日本でなんだか安心した。

私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

4.1

2人が憎み合ってる理由は最後までよくわからなかったし、そもそものストーリーが面白いわけでもなかったが、不思議と引き込まれた。

終わり方には驚かされたものの、全体的に悪くなかったと思う。主演2人のファ
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兎たちの暴走(2020年製作の映画)

4.0

まさかの実話。

終盤の纏め方以外は結構良かった。

グリーンフィッシュ(1997年製作の映画)

4.0

観終わってからデビュー作だと知った。

(気を失っていたのもあるが)そこまで印象に残る作品でもなかった。

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.1

さすがに今観ると全く怖く無かったが、映像表現としては素晴らしいものがあった。50年前と考えるとやはり凄い。

とはいえ序盤の砂漠のシーンは長すぎるし、中盤ももっと短くできそうだし、全体的に間延びしてい
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

脚本、演出、構成がやはり凄まじい。『パプリカ』の時も思ったが、これだけの内容で90分以内に収めているのが信じられない。

序盤のスリリングな「未麻の部屋」のシーンや、現実と虚構が入り混じる中盤も素晴ら
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.1

時間合わせで観たが、思っていた以上に良かった。

笑えるシーンも多く、良い塩梅で挿入されていた。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

アカデミーに選ばれてからデビューするまでやレース戦績など、脚色感を感じてしまう部分は多々あった。ただテンポが非常に良かったうえ、レースの演出が最高だったので満足(恋愛要素は不要だった)。

ちゃんと日
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.4

ありきたりなジャンプスケアの繰り返しで終始フラストレーションが溜まっていた。

このシリーズはミステリー、サスペンスとしてもイマイチなのに、さらにイマイチなホラー要素も加わったことで目も当てられない出
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アリス(1988年製作の映画)

4.2

ストップモーションは苦手だが、本作はクリスティーナ・コホトヴァ演じるアリスが本物の人間ということもあり、そこまで拒否感はなかった。

結構楽しめたが、短尺にも関わらず長さを感じた。

(2021年製作の映画)

4.0

本当に修復したんだと数分の間信じていた。

フィフィ・マルタンガル デジタル・レストア(2001年製作の映画)

3.5

これも観たかったので劇場公開は本当にありがたい。

ただこちらはバカンス映画ではないとのことで一抹の不安を抱えていたが、案の定ハマらなかった。ロジエらしさは相変わらずだが、演劇シーンがつまらなすぎて苦
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トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

4.2

ずっと観たかった作品。劇場公開してくれて本当に感謝。

『アデュー・フィリピーヌ』よろしく、バカンスまでが長いが、始まってからは面白い。けれどそこまで爆発力があるわけでもないので長さは感じてしまった。

肉体の悪魔(1986年製作の映画)

4.1

屋根の上に女が現れるオープニングには引き込まれたが、以降はそこまでだった。

ただ、デートメルスの狂った演技だけで観る価値はあると思う。

パパラッツィ 2Kレストア(1963年製作の映画)

4.0

これを観る前に『軽蔑』を観ようと思ったらリマスター版が上映されるとのことで見送った。ますます観たくなった。

ある日、ピナが…(1983年製作の映画)

4.1

肝心のピナ・バウシュが最初と最後の1分しかでてこなかったのには少し笑った。

舞台裏かと思ったら本番だったところが印象的。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

あまりにも褒める人が多いので初見は映画館にしようと決めていた作品。

実際観てみると結構難解で驚いた。雰囲気はそこまで好きではなかったのでちょっと残念。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソンらしさは全開だが、それだけの作品。

やりたいことと作風が合ってないんじゃないか?

メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

4.3

これは嫌いじゃないリヴェット。

『ノロワ』みたいに劇伴の演奏者がそのまま出てくるが、今作は本編とは別の映像なので、もはや違和感はなかった。心地よいサウンドだったのでむしろ満足。

エルミーヌ・カラグ
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.1

安心安全のステイサム映画。

1作目はもはや覚えていないが、多分今作の方が面白い。

素潜りし始めたのには笑った。

ソウルに帰る(2022年製作の映画)

4.0

前半は良かったけど、全体的にそこまでハマらず。