中庭さんのドラマレビュー・感想・評価

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心霊グラインドハウス ~ねむりめ~(2023年製作のドラマ)

2.0

主観のカメラが振り向く先に、薄い紙のようにぺらりと人間離れした速さと動きで回り込んでくる怪異の演出がなかなか怖い。見る角度によって形を成す人型の異形、映像に自然に落とし込まれていて良かった。ねむりめの>>続きを読む

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HERO 特別編(2007年製作のドラマ)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

中井貴一の自供のシークェンス、撮影中にあそこまで長く使われることが決まったのかと感じるほどじっくり演出されている。「煙草を」で沈黙が流れる間はやけに記憶に残っていた。海の見える風景と都会の無機質さが非>>続きを読む

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HERO シーズン2(2014年製作のドラマ)

1.8

次務官のダイアローグとして見ると、大物芸能人のマネージャーや有名外科医の助手などビッグネームの秘書的な立ち位置を任された者の立ち回りを観察するという実に切実な成長譚になり、なんだか実生活が重なって泣け>>続きを読む

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HERO シーズン1(2001年製作のドラマ)

2.3

木村拓哉の「没収」、めちゃくちゃ鮮明に覚えている。室内での正面バストショットの切り返し、カット割りが異様に速く細かい。

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ウェンズデー シーズン1(2022年製作のドラマ)

3.4

黒猫光沢コスのジェナ・オルテガ、悲しみを無表情で覆うジェナ・オルテガ。久しぶりに「可愛いだろ」と声に出して言ってた。しかも意外と罪な女な展開で男たちをかどわかす。本当にバートンは4話目までの監督だった>>続きを読む

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モダンラブ・東京(2022年製作のドラマ)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

第5話「彼を信じていた十三日間」鑑賞。
花瓶が落ちるタイム、間が恐ろしく、何をどう試せばあの時間が表出されるのか、想像するだけで寒気がしてくる。ラスト、同フレームで反復されるかと思いきや。
高低差の異
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ガリレオ 禁断の魔術(2022年製作のドラマ)

1.7

レールガンを人間が頭部にくらうとどうなるか、さすがにドラマで説明は省かれている。
2代目、3代目ヒロインのキャラクターにほとんど差なし。澤部が活躍する。

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TOKYO VICE(2022年製作のドラマ)

3.0

全編を通せば分かる、エピソード1の異様さ、ぎらつき。これはもう誰がどう見たって感じる。顔面の脂、画面内に映り込む人の数、居心地の悪さ、容赦のないカッティング、人物が背景を語らないことで生まれる視線の交>>続きを読む

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熱海の捜査官(2010年製作のドラマ)

1.4

「熱海」を魔術的な時空として独自のイメージを作る試み。耳慣れない台詞にだいぶ撹乱される。

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心霊マスターテープ2 ~念写~(2020年製作のドラマ)

2.5

分析対象となるビデオの放つ、あのぎらついた恐さ。フッテージの魔を再現する企みは十分成功している。
工藤Dの粗雑さは何周もして恐怖映像に現実性をもたらしているように思う。

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心霊マスターテープ(2020年製作のドラマ)

2.4

ここまで構造のいびつなジャンルが生まれたのは日本の、このシーンが初めてかもしれないと夢想してしまう。やっていることは上滑りしていってるようにも見えて、あらゆる関係者の表ウラを超えた日々の営為が見え隠れ>>続きを読む

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心霊マスターテープ-EYE-(2022年製作のドラマ)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

『リング』に出てくる呪いのビデオの映像に主観映像があったように、今作の呪いの映像にも被害者のまさにいじめられている瞬間の主観映像が差し挟まれているが、これがまあ悪趣味で、こんなに不快な思いになれるもの>>続きを読む

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トゥルース・シーカーズ 〜俺たち、パラノーマル解決隊〜(2020年製作のドラマ)

1.8

ニック・フロストはよたよた歩くより、やっぱり走ったりしゃがんだり動き回っていると面白い。酒飲みが世界を救う映画で、覚醒してから侵略者の股をでんぐり返ってくぐり抜ける姿なんてけっこう忘れられない。打ち切>>続きを読む

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帝銀事件・大量殺人獄中32年の死刑囚(1980年製作のドラマ)

3.8

終盤の尋問がいつまでも空転していくさまが恐ろしい。登場人物の熱意は至る所で空回りし続ける。それでも目が離せないのは、冒頭であまりに陰惨な事件の再現性を目の当たりにしているから。

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呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

数あるエピソードの中で最も物議を醸すあの母子殺害事件。毒、殺害未遂、優しい言葉が続く報復、しっかりと切られる喉元、一呼吸置いてからの胎児取り出し。役者陣の自己演出の巧みさもさることながら、このシークェ>>続きを読む

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ER緊急救命室<ファースト・シーズン>(1994年製作のドラマ)

2.1

第23話「母親」。監督をクエンティン・タランティーノが務めた。冒頭の出産シーンにおけるラジカセのくだりは笑えるし、数種類のオペが同時進行で重なり登場人物たちが長回しの中で交錯し合うシークェンスも見事に>>続きを読む

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学校の怪談f(1997年製作のドラマ)

2.5

収録VHS『学校の怪談I』のデータが未登録のため、同シリーズのこちらに鑑賞レビューを掲載。黒沢清の「花子さん」は京野ことみ主演の新しいほうではなく、初期の短編についてのもの。

「花子さん」(監督:黒
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CSI:科学捜査班 シーズン5(2005年製作のドラマ)

2.6

タランティーノが監督した最終話“Grave Danger(CSI‘12時間’の死闘)”を視聴。ニックが誘拐されるまでの、緩急の効いた不穏な演出からとにかく巧みで、ダイナミックな解決方法を提案してしまう>>続きを読む

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