ぺーすけさんの映画レビュー・感想・評価

ぺーすけ

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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

一個一個のトラブル、解決自体は、いつもの作品ほどではなく、ドタバタ感、そういう意味でのスッキリ感は少なかった。逆に自分を新しく再生していくストーリーとして、楽しめた。

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中盤でのどんでん返しは精神崩壊物好きの私には、好物だった。アイディアがいいから、もう少し最後うまくまとめられたら、本当に名作になれた気が。

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

3.6

主体的に世界と対していくに従って、人生が明るい面を見せていく。決してイージーモードになるわけではないが、世界への対し方は自分で決めることができる。

サイコ(1960年製作の映画)

3.6

そのままだが昔のホラー、という感じ。カメラワークにも工夫があったりなるほど、とも思いつつ、味わい深さもあった。

人狼ゲーム インフェルノ(2018年製作の映画)

3.3

ドラマの続きで、その分、事前情報が多く、他のシリーズ作品よりも、背景は描かれていたかな、と。
もう少しなんか引っかかり作れないかなあ、という感じで、スルスルと見終えてしまう感じ。シチュエーションスリラ
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泥棒役者(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

基本的にシチュエーションコメディで、舞台で映えそうな感じ。
登場人物それぞれが何かを取り戻していく感じも少しあり、ほっこりコメディ。安心して見れる。
奥様からの手紙はちょっとぐっと来た。

マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アパルトヘイト、自由を力で勝ち取ること、日本人にはなかなかわからない感覚だが、心に重くのしかかるものがあった。
マンデラの、罪悪感や苦痛で将来に影を投げかけてはならん、というセリフが良かった。すべてを
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主演の二人がとにかく格好いい。
開始30分で、一気につかまれた、騙し合いが重なり合う。
最後のエンディングは、そうなってしまうのか、と、理不尽さを感じたところだったが、それがまた無間地獄なのだ、という
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13デイズ(2000年製作の映画)

4.3

高校生以来の再視聴。
なんともかっこいい作品、国の大事にあたる人間たちの苦悩、強さ、弱さを丁寧に描いている。
ケンとパイロットの会話、国連大使の活躍、最後の朝日を見て泣くシーン、どれも素晴らしいと思う
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら、このような裁判があったことは全く知らなかった。
弁護団のプロフェッショナリズムに震えたし、主人公が最後まで意志を持って沈黙を続けたのも良かった。それでも生存者から逃げることなく、向き合
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インサイド・ミー(2013年製作の映画)

3.6

気持ちのいいくらい気持ち悪いサイコサスペンス。プロット自体は多少のミステリーようそがなくはないが、基本は単線、ひたひたと増していく気持ち悪さがたまらない。俳優陣もみんな良かった気がする、何度も言うが、>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.9

一級品のエンタメと思う。シリーズの他に比べると、美術品とか、景色を愛でる楽しみは少ない気がするが、入れ替わる人間関係、背後に巡らされた宗教的な物語。引き込まれるものがある。

結局謎を解決するのは、偶
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人狼ゲーム マッドランド(2017年製作の映画)

3.4

ミステリー感というか、筋としては、シリーズの中でいいものだったのではないか。
ただしゲーム設定が厳しすぎて、なかなか難しさを感じた。

EVA エヴァ(2011年製作の映画)

3.8

静かな、アンドロイドを中心にした、ヒューマンドラマ。
感情の、人生の袋小路をそのまま描いた、気持ちのいい結末ではないが、静かに描かれた物語。
とにかく映像が綺麗、物悲しさを引き立てる。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.6

こういうB級感のあるホラーが大好物なので見てみたが、原作がいいのだろうか、意外にそれなりにまとも。ミステリーとしてのカタルシスはないに等しいけど、それなりの気持ち悪さはある。
ただ北川景子じゃないだろ
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Ink(原題)(2009年製作の映画)

3.5

感覚的な作品というか、ネタバレはあるんだけど、納得しきれん、というか。。
一回見ただけで分かるような、わかりやすい作品ばかりじゃなくてもいいとは思うんだけど、これをもう一回見返す気になるか、、
戦闘シ
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の・ようなもの のようなもの(2015年製作の映画)

3.8

前半は前作を彷彿とさせる、どこか呆然としたような、話の展開。いちいち薄味というか、わざとらしい味付けのない感じ。
後半に向かうにつれて、どちらかといえばわかりやすい人情物に、志ん田と志ん魚の落語がオー
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なるほど、そういうことか、と最後は納得したような気持ちにもなったけど、本当に筋通ってんのか?という気にもなる。面白いどんでん返しではあった。
何よりも、スパイグラス連れてるときの、アクションシーンが圧
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スカーっと騙された。過不足なくきれいにまとまった脚本、楽しんだ。
男同士の熱い熱演もさすが、ストレートにおすすめできる作品。

ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

4.0

一人の男とそれをめぐる女性たちの、複雑な関係が絡み合った(ある意味ポップ)、うまくは行かないけど、それでも愛しい物語。
大人は仕事や、国籍や、お金、いろんなcomplicatedに右往左往させられる、
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コンプリート・アンノウン 私の知らない彼女(2016年製作の映画)

3.6

アマゾンオリジナル映画は初めての視聴。サスペンス、ミステリー物だと思って見たら、どちらかというと、不思議な雰囲気を漂わせた私小説のような。
出来事としては、特に何が起こる、という感じでもないが、静かに
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贖罪(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

罪に対してなされる贖罪、その贖罪が新たな罪となる、糾える縄のごとし。そして結局贖罪とは何なのか、何をすれば許されるのか、連鎖は止まるのか。それはただ許すことでしかできないのかもしれない。
色味を抑えた
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

低予算そうながら、それなりに良くできたパニック映画。
この手の映画には珍しいほどの生存者の多さ笑
最後の主人公のアクションシーンなんかかなり格好良かった。
かなりハラハラドキドキさせてもらいました。

ステイ(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

残念ながら理解しきれなかった、、
歪む時間感覚、っていうか世界線?何何って思ってる間に90分たってしまった。
現実が歪んでいく感じはすごい好みだし、映像の綺麗さもあいまって芸術っぽい感じを感じた。
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.5

ここまでギャグ路線に徹するんだったら、Mr.ビーン的な日常路線に勝つのは難しいんじゃないかと思ってしまうのは趣味の問題か、、 
予算がかかってるように見える割に、ギャグのための、、っていうところが見え
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.3

インフェルノを読んで、ダン・ブラウンものが懐かしくなったので視聴、映画は初めて。
やはりダン・ブラウンは宗教色全開のほうがおもしろい。素人からすると、本は、読んでいながら、あまり理解しきれていないので
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.8

エリーズと、あの二人組の前日譚。
安定の怖さ、何度ドキッとさせられたことか。
前2作に比べると、長さも短いし、スッキリとした仕上がり。見やすいっちゃ見やすいけども、物足りなさも多少ある。
まあ前作は一
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.9

一筋縄で行かないというか、これがフランス英語なのかな、という感じ。
結局なんだったんだっけと思いながら、ウィットに富んだ感じというか、、
ほっこりするというほど単順でもないんだけど、結局人生ってそうい
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.6

落ち着いて見れる安定のクオリティ。
基本線はそれなりによくできた、二枚目ハードボイルド探偵物語で、美人の薄幸ヒロイン等、テンプレをきちんと押さえている。

その中で、決して顔が格好良くない大泉洋が、三
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

3.6

特に結論があるわけではない。
ゆるい感じで話が進んでいく、時系列ずらしたり、変なカットが入ったり、、というとらえどころのない作品。
これはこれとして、、楽しみました。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サイコパスによる理不尽ミステリー、、
ビジネス書的なライフハックに対するふんだんなアンチテーゼも。

脚本自体はすごく良くできてると思うし、画面にも迫力がある。
全く退屈することない2時間だった。

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

どうやって這い上がるか、誰もが探してる
自分の歴史をベースに、感じたものを正直に、その時自分のスタートが見える
そしてスタートの前の瞬間、その静けさは最高の瞬間

最後のsquirrelの一言はちょっ
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羊の木(2018年製作の映画)

3.8

最後までなんだこりゃ、と思いながら、雰囲気に飲まれながら、最後まで見れてしまう。
不条理系と言ってしまっていいのだろうか、トーンはずっとローキーだけど、不思議な雰囲気が妙に心地良い。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

交通事故の因縁については後出し感があったけど、それでもトリックは気持ちよく騙された。
ホラー、サスペンス風の味付け、演出もキレイだし、見やすい作品だった。

おとなの事情(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

残り5分までは、ミステリーと捉えても、ドラマと捉えても中途半端な出来だな、と思っていたが、最後に一気に分からなくなった。
嘘と本当が入り混じる、本当はすべて真実なのかもしれない、裏の裏は表、そんな感じ
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.9

静かな語り口、若干ナンセンス、というか、説明しきらない感じは黒沢清っぽいか。
古典的なSF感が心地よかった。

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