憎しみにも終わりがあるのか。
この手の不条理SFは好きだけど、どこまで仕組みを明らかにするかの塩梅が難しいよね。
陰謀めいた設定は要らなかった。
若葉竜也の演技は自然な感じでノンストレスなので好き。
フィルムのざらざら感と長回しで、あ、これ好きな映画だと確信。
多くは語らないが主人公の輪郭が徐々に形づくと同時に彼女の今までの苦労が浮かび上がってくる。
ひょんな解析、一期一会、気の赴くままの冒険。>>続きを読む
やられた。
いまいちテンポが好みじゃないなあ…と思いビール飲みながらダラダラ観てたらオチで号泣。
SFで壮大なスケールの中で描く、ごく個人的な話って、好き。
『メッセージ』に近いものがある。
このジャンルに名前つけたい。パーソナルSF?違うか。
映像の質感がまず好き。
丁寧で長いけど全然退屈しない。
お犬の演技すごい。
ずっと狂気のフルスロットル。
アリアスター作品は、抑揚や静の中の不快感が好きだから今作ではそれはあまり感じられなかった。
でもこれはこれで好きよ。
ちょっともう一回観るわとりあえず。
話がとっ散らかりすぎて中途半端だったのと、原作の良さが生かされてなかった。
もっと視野の端で蠢いたりジャンプスケアほしかったよ。
こういう漂流映画で、限られた環境でアイデア振り絞って周りにあるものを活用する描写が好き。今回は特にそれが多くて満足。
叙述トリックを楽しむ作品は、無理して映画化しなくていいじゃん…
原作の良さ皆無。
最後のシーンとか、なんか内輪で勝手に盛り上がってて見てて恥ずかしかった。
岡山天音は小物感のある役がハマりすぎてる>>続きを読む
あの決定的なシーンまでは非常に良かった。
ちょっとした違和感の描写が最高。
中盤以降は、蛇足が多い。
前半の雰囲気とちょっとの狂気でよかったなー。おしい。