ナタリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ナタリー

ナタリー

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スペル(2009年製作の映画)

3.2

サムライミのホラーということで、どんなこっちゃ?と観ていたら…
序盤は確かにホラー、なんだけど段々と「えっ待ってwww」な状況になっていって笑いが止まりませんでした
特にババアの目ん玉が飛び出るシーン
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ボーイズ・オン・ザ・サイド(1995年製作の映画)

3.8

「行きたい場所がない時はそこに留まるのが良いのよ」というセリフがとても良かった
境遇も違えばタイプも違う三人の女性のロードムービー
ただ楽しいだけじゃなく、HIVや妊娠など重たいテーマも扱っていて観て
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.7

鑑賞
セックスして、果てて、愛が尽きるまで
いや愛が尽きることはないのだろう
生々しいほどの性描写にリアリティーを感じまた気怠ささえも感じる
クソ野郎と罵られても性に生きるのが人間なんだろう
なんて人
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ニューヨーク・ミニット(2004年製作の映画)

3.2

フルハウスでお馴染みのオルセン姉妹が、殺し屋やサボり取締官に追っかけられるドタバタコメディ!
とにかくオルセン姉妹が可愛い!
こんなコメディ演じることができるのねとびっくりしてしまった
ラストはハッピ
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.9

物語は老人ホームで出会った老人の昔話から始まる
昔話がとてもほっこりした
友情ってやっぱり素晴らしいなと
悲しみをも超えて育つ友情は強いものなのね
また現代に戻って語り部ニニーとエヴリンの、歳の差を感
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

寝台列車の旅に出る主人公
同室は無神経でありえないほど荒い性格のロシア人男性
最初は印象最悪だが、徐々に心を通わせていく
まるで自分も旅してるかのようなこの映像体験になぜか心地よささえも覚える
ちょっ
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

3.0

核の影響で巨大化したイグアナ(恐竜)かアメリカに上陸!
先に襲われた日本人達の中の生き残りはゴジラと呼んでいたが明らかに風貌が違う笑
米軍は街を破壊しながらも応戦、もうめちゃくちゃ!後半はジュラシック
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

−1.0の予習として鑑賞
この時代にこんな作品が作られていたとは、驚愕ものである
未知の生物が襲いかかる恐怖、国の危機、全てに直面した時人間はどうするのか?
人々の悲痛な叫びが胸に刺さる
全てが未知す
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

ゴジラにコングを当ててくるとは!
またすごいこと考えるなあと思いながら鑑賞
しかし戦闘シーンはど迫力で観ていて没頭してしまう
他にもメカゴジラが出てきたりとほんとにオンパレードで贅沢
ゴジラは初心者で
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

移住を求められた地球の他の惑星を求めて、主人公は宇宙へと
家族愛でもあり、人類愛でもあるこの作品でした
SFはあまり観ないけどこれは見応えある
ハラハラさせられたり、希望を持ったり
最後にはやはり愛が
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夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

3.7

これがケンローチのデビュー作か
主人公は身籠るも相手は泥棒で家計を立てていて家庭内暴力を奮うクズ野郎
しかし逮捕され、時は経ちまた違う男に惹かれるものの彼も逮捕され…
悲劇といえば悲劇であった
女性が
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キミはだれ?チャーリー・ブラウン(2021年製作の映画)

3.8

ピーナッツの作者シュルツのドキュメンタリー
(ノアシュナップ君も出てるよ!)
チャーリーブラウンはまさにシュルツそのもので、他のキャラクターにも焦点を当てていろんな人が語るのが嬉しかった
それぞれがシ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

昔、日本の円が高く売れて強かった頃
人々が夢を追い求めて敗れ、また混沌とした世界が広がっていく
この世界観が描けるのがあまりにも凄いと思ったし、廃退した街並みではゾッとするような感覚すら覚えた
胸の蝶
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

鮮やかで尊い父と娘の時間
大好きだった父との思い出が溢れかえっているようにも見えた
ビデオの中には時折見える父の闇
それが何を物語っていたのか
でも忘れられない思い出が、父娘のひと夏を蘇らせてくれる

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

有害物質が爆発し、街に満映する
主人公一家は避難するために外へ出るが…
まるでコロナ禍の世界の様子のようだった
次々と避難する人たちに溢れかえり、パニックになる人々
子供たちの方がしっかりしていて笑っ
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キャスパー(1995年製作の映画)

3.8

ハロウィンといえばキャスパー!
子供の頃から何度も観ていて大好きな作品
キャスパーの健気さがとても可愛くて、それに友達になったキャットも可愛い
悪ゴースト三人組とも打ち解けようと奮闘するパパもナイスだ
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渚の果てにこの愛を(1969年製作の映画)

3.6

ミムージーファーマーがmoreの一年後に撮影したんですね今作
彷徨っていた男がふらりと立ち寄った家で、家出した息子と勘違いされ居候になるという奇怪な話
妹と恋仲になるという展開も仰天ものだし、でももう
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ナイトブック(2021年製作の映画)

3.4

クリステンリッターの魔女があまりにも美し過ぎて、最高でした
話はおとぎ話のような絵本のような話で見やすかった
小道具まで凝っていて世界観は素敵!
怖さはちょいビックリするくらいで程よいかな?
ハロウィ
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Winter boy(2022年製作の映画)

3.7

父の死をきっかけに精神的に乱れていくリュカ
ある日年上の男性リリオと出会う
何て不安定なんだろうか、脆くて儚いリュカが愛おしくなった
無垢な雪の光景が多いのはリュカの心情を表してるのかなと
穏やかだけ
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.6

ジムキャリーが最高に悪役してて良かった!
世界観も大人向けの絵本のような世界観で楽しめた
全体的にダークなんだけど華やかさもあり、何も考えずに楽しめる
衣装とか小物が可愛いのも見もの
子供達が危機的状
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

全ての映画を愛するものたちへ
冒頭のパーティーの豪華さに圧倒され、その後のサイレントからトーキーへとの挑戦はワクワクした
汚い表現もあったがそれもぶっ飛んでて良い
最後に流れる雨に唄えばが良い演出をし
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ぶどうのなみだ(2014年製作の映画)

3.6

父から受け継いだ畑で葡萄畑を育てる兄弟のもとに、不思議な女性が現れる
しあわせのパンの時と同じだが北海道の自然豊かな光景が見られて心が豊かになった
所々乾杯するシーンがあったがワインが飲みたくなる
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バレリーナ(2023年製作の映画)

-

復讐のために生きる女性を描いたアクション作品
アクションシーンは爽快で観ていて気持ちが良かった
映像にも凝っていて、物語も良い意味で単純明快で観やすい
韓国映画のいいところがたっぷり詰まっている

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.7

ザックエフロンがとにかくかっこいい!
父親が守護霊の力のせいで高校生に戻ってしまう話なんだけど生き生きとした物語だった
中身は父親のままっていうのがまた面白い
高校生やり直せたらこんなふうにやり直した
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オアシス(2002年製作の映画)

3.8

刑務所に出たてのジョンドゥはとある事で脳性麻痺のコンジュと出会い、恋に落ちる
初めは強引なジョンドゥの誘いだったが次第に惹かれ合う二人
障害を経て愛し合う二人が純粋で愛おしい
だからこそのラストが苦し
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.9

終始とっても可愛かった!
可愛いだけじゃなく接客の心得や大変さ、他人の気持ちを思いやると言う大事なことも教えてくれた作品でした
それぞれエピソードごとに心の温まる話ばかりで、最後はちょっとうるっと来て
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アウトローブルース(1977年製作の映画)

3.5

どちらかと言うとウエスタンカントリーな物語だった、曲も
警察に追われながらも歌手として売れてしまった男の逃走劇
自由を手にし、夢もを手にした男は最強!なのか?
テンポ良かったので観ていて飽きない作品だ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.6

正直理解不能だった…わたしの脳では難しすぎた
だが現代のAI問題に通ずる部分もあったと思う
ハルがじわじわと恐ろしくなっていく様がまさにそう
それをこの時代に作っていたことに脱帽
静寂がやたら響くから
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蟻の王(2022年製作の映画)

3.8

当時同性愛は禁止されて差別視されていた、病気でだとさえ捉えられていた
その差別の陰で一つの愛が潰されてしまった
残酷だけど美しい愛の物語で、終始見入ってしまった
差別は昔も今も変わらない
それを象徴し
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.6

社会や世の中に不満を抱えながら生き抜いていく若者たちの物語
青春とは程遠いくらい世の中に嫌悪を抱いているが、台詞がそれを物語っている
元は詩集が原案なんですね、なるほど台詞が綺麗に聞こえてしまうのはそ
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靴ひものロンド(2020年製作の映画)

3.6

夫の浮気が原因で不仲なままも一緒に過ごす夫婦とその子供たちの話
浮気しておいて開き直った態度の夫には終始腹が立ったが妻も妻で子供のことを考えているようで考えていなく破滅的
結局別れる勇気がなかっただけ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

初めから最後まで釘付けだった!
音が踊るってこんなことだったのか、という圧倒感と音楽を生半可にやらないその努力の日々に胸が抉られる
個人的には玉田に感情移入しまくってしまった
音楽楽しいだけじゃなくて
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駆け抜けたら、海。(年製作の映画)

3.6

友情が恋愛になる瞬間を見た
親友同士の女の子ふたりが心が繋がった瞬間、海のように世界が広がる
もどかしい思いとか、それに気づかれない思いとかが苦しく感じた
言いたいことを言えたらいいのに、そんな心の声
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レディ・チャタレー(1989年製作の映画)

3.0

ほぼずっとエロスを描いている作品
遺産相続の場で愛人と昔話をして、それで?と言った内容だった
官能的と言えば官能的、AVと言えばAVになってしまいがちな作品
もっと心理描写の深いところを観てみたかった
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.5

派手なアクションを期待してしまったせいか盛り上がりには欠けていたが、じわじわと責める迫力と、とにかく豚に対する愛が大きくてそれだけで作品一本作れちゃうなんてすげーなーの一言
新しいニコケイの顔も見られ
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