殺し屋をしている主婦さんの映画レビュー・感想・評価

殺し屋をしている主婦

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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

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これはおもしろすぎる。ごくごく稀に、観る前と後で世界が変わって見える映画があるけど、『ザ・ブルード/怒りのメタファー』は僕にとってそんな数少ない映画の一つになった。

いきなり2人のおっさんの対話を映
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ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ムチャクチャな映画です。しかし、とてもおもしろい。


「雑種は徴税の対象」となった世界で起きる小さな軋みと決定的な破局、そして終着点。
まあ、人種差別についての映画だと思います。
いわゆるマイノリテ
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

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24時間365日この映画だけを見続ける仕事に就きたい。映画館で見れて嬉しいけど、歌っても踊ってもいけないのはキツすぎた。

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

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期待してたのとじぇんじぇん違う方向におもしろくてびっくりどす。

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

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はかない明滅は必ず消えなければならない、映画である以上仕方ないんだけどちょっと悲しいな、やっぱり。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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ほんと全然好きじゃないけどめっちゃおもしろいなー。

いきなりびっくりさせてやるぜ〜〜的な趣味の悪さを感じて「絶対びっくりしねえからな!」と距離を置いて観てしまったけどふつうにうまい。

役者のみなさ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

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傑作でしょ、これは!

本国で異常に評価が低いし、それは絶対に不当だと思うのでメモとして鑑賞直後に考えたことを書いておきたい。セリフの引用とかはだいぶうろ覚え。


すでにいろいろと不満点が聞こえてま
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

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ふだん映画を観ない知り合いに「今やってるので面白いのない?」って聞かれたら「とりあえず『ビッグ・シック』みとけ」って言うと思う。3月1日以降は変わっちゃう可能性もありますが。
直前に『ビガイルド〜』の
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

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画造りがもはや絵画ですよ絵画。絵画⇒良い! ってわけじゃないけど、この作品においては間違いなくプラス。1971年の方は未見なのでそちらも観ないとなあ……。
コンパクトに収まってるし丁度飽きかけてたとこ
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ミュート(2018年製作の映画)

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これはふつうにクソですね、がっはっは。
なにをやりたいのか全然わからないし、なにもかもがチグハグだし。いやまあ個人的には嫌いじゃないんですけど、単体の映画として本当につまらんです。
撮った時期が時期な
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パディントン 2(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2018年新作映画初めは、異常と言ってもいい反復芸を見せつけたこちらの作品でした。
『ズートピア』を彷彿とさせる伏線回収、思い出せる分だけメモしておきます。

まずパディントンと叔父クマ叔母クマとの出
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

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『ダークナイト』に対する最高の回答、の一つ、と言っても良いと思うんだけど、一応"子供向けである"という枠組みを飛び道具的に利用しているのも事実なので、まだまだこれからのバットマンの作り手にかかる責任は>>続きを読む

盲獣(1969年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

寒い冬にひとりで部屋に籠って観るのに最適な映画。
こういう作品を観ると映画って証明の芸術だよな、とあらためて感じる。何を見せて、何を見せないか、という演出についてはもちろん編集の力が大きいのだけど、い
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