NEPPYさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.8

ただの年齢差カップルの恋愛映画では無く、歴史問題や社会問題にも大きく踏み込んだ作品。

マイケル側の視点で描かれるけれど、ハンナの気持ちも痛いほど伝わって来て離れたあとの両者の過ごした日々や思いを考え
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.9

薄幸なケイトウィンスレットの作品ばかり観ていたので、ハッピーそうなのを 笑
アマンダもアイリスも二人ともとてもキュートで、そんな二人それぞれを観ているだけでも楽しかった。

失恋した女性二人がホームエ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

好きだと思っていて、大切に思っている相手ほど慎重になってしまうこともよくわかるけれど、ロージーとアレックスの二人は臆病になりすぎじゃないか…?とも思う。
あまりにずっと一緒に居すぎて、好きのサインも見
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.5

恋に行き詰まったり悩んだりしたら、下手に誰かに相談するよりもこれを観てしまった方が早いんじゃないかって思うような作品…笑
恋愛にも色んな形があるけれど、アレックスがジジに言うアドバイスはかなり的を得て
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

なんとなく“観ないといけない”ような気がして、なんとなくで足を向けて、ダメージを食らうことを覚悟の上である程度腹を括っていたけれど上映開始までずっと変に緊張していた。

テルコを見ていて思ったのは、誰
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.8

子は親を選べない という言葉が頭を過ぎった。
ただ、やはりどんな形であれ自分にとってのそれは“家族”であり、切っても切り離せないものなのだ。

愛情の形は人それぞれにあるけれど、与えることも、受け入れ
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.3

白昼夢をみていたような気分になった。
映像も音も何度も鳥肌が立って、ただただすごいものを見た…いや 見てしまった という感覚が強い…。
ついて行ききれなくても、とにかく美しい海の中を駆け抜けていくよう
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

32歳で自堕落な生活を送っている一子も、そんな一子が働き始めた100円ショップの店員もお客も、社会の掃き溜めのような人間の集まりだったけれど、こういう場所は確かに存在しているって言うのがよくわかる。>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

なんとなくで観てみたら、あまりの痛々しさに途中で休憩を挟まないと見ていられず、原作が綿矢りさだと知って独特な世界観に納得した。
イチカの一途さ?は、もはや執着心で 愛がなんだ のテルコを思い出したけれ
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ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

4.0

「エル・ロワイヤルは二つの州に跨っています。客室はお客様のお好みに応じてカリフォルニア州かネバダ州かを選んでいただけます。暖かさと陽の光なら東、希望とチャンスなら西、どちらになさいます?」
という説明
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.9

確かな才能はあるのに自分を自分として認めてもらえない苦悩と、周囲を恨みながらやさぐれ、人との関わりを拒み生きている主人公。
仕事を失い、愛猫が病気になり…困窮した生活から一時的に逃れるためにと些細な気
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

予告やCMの物々しい雰囲気とは裏腹に軽快で観やすくて面白い。
BGMのチョイスが最高。

全体に散りばめられたクリント・イーストウッドからのメッセージを感じた。
・家族と時間を大事にしろよ
・失ったも
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

ホラー作品としても有名だし、レディプレイヤーワンでオマージュされてたシーンも結構怖かったので長年尻込みしてましたが、続編も公開予定という事で勇気を出して鑑賞。
事前にネタバレ考察とかも読んでいたのでス
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

OPのファンファーレと共に出てくるMARVELロゴでいきなり涙がブワッと溢れ出て来て、でもやっぱりなんだか面白くて気がついたら笑ってて、この時点でキャプテン・マーベルは素晴らしい作品だなと思えるほどで>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.3

この映画を観終わった後、すぐにWikipediaでアン女王の生涯について調べてしまった。やはり実在の人物を描いているのでベースは史実にかなり忠実。

わたしがこの作品で終始気になったのは宮廷内でのドレ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

ドクター・シャーリーがトニーと旅を続けて行く間の表情の変化がとても印象的でした。

この作品はOscarで脚本賞を受賞し、賛否両論わかれた理由もよくわかるけれど、トニー目線から描かれた差別の世界でもあ
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

オリジナル版は未見。
ホラーは基本苦手ですが、Call Me by Your Nameのルカ・グァダニーノ監督がずっと撮りたかった作品だったということや、音楽がレディオヘッドのトム・ヨークだということ
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.7

ヴァレリアン、噂には聞いていたけど本当にアトラクションみたいだった…
そして良い意味で観客を置いてきぼりにしたまま突っ走って行くめちゃくちゃお金をかけたB級映画って感じ…(褒めている)
映画館を出てか
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ブレイキング・ゴッド(2014年製作の映画)

3.7

主人公のレイの真面目さと言うか、ひたすらに人の良さというか…が冒頭から滲み出てる。ママに猫背になってるの直されているシーンですぐに母親との関係性は見えたし、なんだかどこか子供っぽいレイが可愛く見えた。>>続きを読む

インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

3.7

ありがたいことにホラーって言うかミステリー寄りで、前作と比べてドッキリ演出も全然なかったので前回みたいに無駄にガチガチにならずに普通に楽しめました…!
何故か最寄りのTSUTAYAが3はあるのに2が無
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ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年製作の映画)

3.6

“思ってたよりちゃんとしてた”
本当にそんな感じでした 笑
もっとハチャメチャでツッコミどころ満載のひたすらおバカな映画かと思いきや、意外と…!

リアーナのあっけなさと、エマワトソンの逞しさが良かっ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争に関する国が隠してきた事実。それを暴く新聞社とねじ伏せたい国との闘い。
直前に観たウィンストンチャーチルでも思ったけれど、何かと理由をつけて保守的になりたがるのは自分の地位と権力を守りたい
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.6

徹夜明けの充血した目で映画館へ行ったので若干の不安はありましたが、予想を大幅に上回る面白さであくびひとつ出なかった…!
ゲイリー・オールドマンの演技の凄さに、そりゃあアカデミー主演男優賞取るわ…とただ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

ド派手なアクション…ではなく心理戦のスパイ映画。妙な生々しさがあって終始少し空気が張り詰めているような感覚。
ジェニファー・ローレンスの美しさが凄まじく、またほぼ表情に感情を出さないので観客側も彼女に
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殺し屋チャーリーと6人の悪党(2014年製作の映画)

3.3

“殺し屋チャーリーと6人の悪党”って言うよりは“KILL ME THREE TIMES”ですね。
みんな何かしらの悪事は働いているけれど、わざわざ悪党と呼ぶような感じでも無く…結構ドロドロした人間の黒
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.4

キッズゾンビ達に食いちぎられるシーンよりも意外とオープニングのナゲット製造工程の映像がなかなかウッ…となりました。

ダグ先生の「Oh,look carnage!(大虐殺だ)」に笑ってしまった。
吹き
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.8

前半に出てきた伏線を拾って行くのかと思いきや意外と投げっぱなしで全体的にふわ〜っとしてます 笑
でも面白い。単純明快でニール先生の人間らしさがとても良い。
もし自分が全能の力を手に入れたらどうする…?
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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008年製作の映画)

3.8

美術や特殊メイク、細部の細部まで作りこまれていて目を凝らして隅々まで眺めたくなる。
レッドとリズのやりとり、ブルーの恋…相変わらずみんなかわいくて微笑ましいです。アクションもしっかり。
エルフや森の王
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.5

頭から度肝を抜かれる今作。
いきなり?!えっいきなりなの??!と、動揺を隠せませんでした 笑
3、4と観てきましたがこんなにもシリーズを重ねる度に面白さを増していく作品もなかなかないよなあと思います。
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.5

母が好きなので幼い頃から親しんできたABBAの曲たちですが、ABBAの音楽の良さを思い知らされる作品。
とにかく楽しくて幸せな気持ちになれる作品です!THE・ミュージカル!!!

リリージェームズがマ
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セレブ・ウォーズ〜ニューヨークの恋に勝つルール〜(2008年製作の映画)

3.5

日本版のジャケットだとキルスティンとミーガン二人のショットだったので、女性メインの成り上がり系ムービーかと思いきや、サイモン・ペッグが主役じゃん!!!と最初からツッコミが止まらない…笑
邦題は完全に無
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.3

ストーリー自体は割と目立った山場も無く平坦に進んで行く感じ。
キャストひとりひとりの個性を観るっていう印象かなあ。チャニング・テイタム目当てで観たので彼の歌とタップが見れて満足でした。あとスカーレット
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

スミソニアン博物館のキャップ関連の展示ブースが大活躍です。
前作を観た時も思いましたが、キャプテンアメリカシリーズ、そこまで期待していなかったけど結構好き。
ウィンターソルジャーとして復活したバッキー
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ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.5

デルトロ監督のクリーチャー愛に溢れた作品としてよく挙げられている作品なので、これは絶対観ねば…!と、観賞。
原作がコミックと言うこともあって、すごくポップです。でもデルトロ監督らしくダークな要素ももち
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.4

ホラーは苦手なのであまり自分から好んでは観ないのですが、友人に勧められて勇気を出して観賞。
ドッキリ演出が苦手なのでかなり画面から離れて音も小さめで観ましたが、いつ飛び出して来るかと終始身構えていたの
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

これが実話ベースって言うことに何度も驚かされる。それくらいテンポが良く面白い。
若きディカプリオのあの形容し難い可愛いらしさは凄い。人たらしって感じがする。詐欺師の役にはもってこいだと思った。
冒頭で
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