大輝さんの映画レビュー・感想・評価

大輝

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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

4.8

開始数分から目眩くカメラワーク、トランジションの連続で、台詞ゼロの状態から純度100%の青春、残されたバンドメンバーの喪失感まで余す事なく描き切っていて、一瞬で心を掴まれた。全くタイプの違う二人が身体>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

コミカルである事に加え、問題を抱えた主人公が仲間と共に巨悪に立ち向かう、文句なしの王道アクション。

このシーン、さっきのシーンのオマージュだな…って思う場面が多くて歓喜。特に叔父さんとの何気ない掛け
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

人は何を以って非凡なのか。

彼らの『非凡さ』とは果たして、自らを非凡と信じたいが故の幻想なのか。

自分たちを『非凡』として世界中に知らしめたい。そして隠れたマイノリティにスポットライトを当てたいミ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

こんなにも画面に惹きつけられる映画は久しぶりだった。なぜこんなにもエロ、グロシーンが美しいのだろう。

マイノリティへの差別や実力主義、階級社会に対する痛烈な批判の風刺、そして何より種族や言葉の壁を超
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.5

エルファニングが大好きなので鑑賞。

母親が亡くなってからなかなかうまくいかない家族が動物園付きの家を買い、その開園に向けた奮闘とともに絆を取り戻していく物語。

一番の見どころはトラの死を看取るシー
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.5

……今度の監督はエヴァとかスーパーロボット大戦が好きなんだろうなぁ。

個人的には怪獣とイェーガーの戦いが大好きで、前作の大ファンだから、今回は前作の後の世界を描いた作品で怪獣はおまけみたいな感じで…
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

鬱病の婦人に物語を読み聞かせる初老の男性。その物語とは、隔たってしまった距離を乗り越え、再び結ばれる2人を語るものだった。その物語を最後まで聞いた時、婦人は大切なことを思い出す。

この作品の中で一番
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.0

スリラー映画としては楽しめたけど、回収しきれてない伏線がもったいなかった。

クローバーフィールドシリーズ特有の設定の訳わかんなさがこれまた際立つ作品だったなぁ…

猟奇的な彼女 in NY(2008年製作の映画)

3.7

伏線の回収が実に見事だった!!その一言に尽きる。

彼女の、普通だったら許せないほどの勝手さにも最後には納得できる理由付けがなされていたし、2人は2人じゃなきゃダメだったんだと運命すら感じさせられた。
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6

カイロ=レン、改心なるか??がこの作品でずっと気になっていたことだった。

一体「最後のジェダイ」とは、前世代のジェダイの生き残り、ルークなのか、それともフォースの覚醒したレイなのか、はたまた善と悪の
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.6

怪獣が都市部を襲う様子を、逃げ回る人の視点から描いた擬似ドキュメンタリー作品。

自分がその場にいるかのようなカメラ回しで、臨場感と恐怖が最大限に感じられると思う。結局怪獣についての詳細が全くわからな
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二度めの夏、二度と会えない君(2017年製作の映画)

3.0

主題歌を聞いて惚れ込み、鑑賞。
主人公がヒロインに言った「一言」を取り消すために、もう一度好きな相手との夏、好きな相手との最後のバンドを繰り返す話。

ヒロインの声が透き通ってて本当に聞いてて心地よか
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.5

話題になりすぎてて興味をそらすことができなかった、、男子高校生二人で鑑賞。少々辛かった笑

割と手垢がついてそうなストーリーのイメージだったけど、また違った領域を開拓した映画だったと思う。最初から伏線
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.9

字幕にて鑑賞。

アクション大作というより、人間ドラマという印象を受けた。人類を救わなくてはいけない、各々のメンバーの心情や葛藤が色濃く描かれている。1人の正義と、大衆の正義。色んな角度から見ることに
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

5.0

冬休み中にスターウォーズ全エピソードを見た上で4DXで鑑賞!

新三部作の一作目とあって、新キャラクターが多く登場する。また、物語を通して色々な伏線が含まれている。なので一概に感想を述べる事はできない
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

自分の頭の中はどうなっているのだろう…その疑問に答える映画だ。様々な個性的なアイデア、プロットが「頭の中がどうなってるか」を中心に盛り込まれている。

悲しみがなぜ必要か。日本版ポスターのキャッチコピ
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

4.2

頭の中の感情「理性、衝動、ネガティヴ、ポジティブ、記憶」が擬人化する映画。頭の中での出来事と現実世界の出来事が見事にマッチしていて、感嘆した。

特に心に残ったのが、「あなたの事は好きだけど、あなたと
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.7

ミニオンズの起源がわかる作品!

いやー、グルーに作られたとばかり思ってたミニオンズが大昔から存在しててびっくり!
ボスを懸命に探して、後ろについていくミニオンズが可愛すぎてやばい…

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

4.2

とにかくクロエが大好きなので見ました。

家族を失い、逝く事に決めたように見えたミアだったが、アダムの弾き語りを聞いて、逝かない事を決意する。

それは、自分の居場所を思い出したからだろう。家族の中で
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

最高で、最悪の500日。見終えてやっとその意味がわかった。

サマーは運命や真実の愛を信じず、主人公はそれを信じさせようと、奮闘する。

500日という日々の中で、沢山の出来事を経て、彼らの価値観はお
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バケモノの子(2015年製作の映画)

5.0

この物語の主人公は九太かもしれないが、本当の意味での主人公は熊徹だ。自分の事しか気にかけなかった熊徹が九太との関わりを通じ、最後には他人のために尽くすまでになった。それこそがこの映画の軸であり、魅力だ>>続きを読む

アオハライド(2014年製作の映画)

2.4

原作も読んだけど、ちょっと期待しすぎだった。。。

何が悪いって、東出が悪い。母の死を経て変わってしまったっていう設定だったけど、多少グレてしまった程度で、あまり感情移入できなかった。そこから立ち直る
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

5.0

前作に引き続いて最っ高に面白かった!!!!

ウルトロンが最終的に結構小物感あったけど、それでも悪役にハマってた。ハルクバスター最高にカッコ良かったし、スカーレットウィッチは美しすぎだし…

前作とは
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

5.0

自分の好きなヒーロー達が一度に楽しめる、本当に名作!!!

上映開始日に見に行ったことを思い出した。期待に背かない、むしろそれを超える映像が見れてすごく満足だった!!CGもそうだけど、戦闘シーンをワン
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

もちろん恋愛映画としても楽しめたけど、親子の絆の物語としてもすごく良くできていて感動した!ティムと父親が最後に会うシーンは泣けた…
ティムは何度でもやり直せるけど、自分たちは過ぎた事をやり直せない。毎
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

自分がロックが好きなので、すごく楽しめた。教育方針はとんでもないけど、学校じゃ学べない事を教えてくれる、こんな先生に会いたかったな…

『ロックとは、社会への反抗』
この一言に尽きる。

バトルシップ(2012年製作の映画)

5.0

最高の一言に尽きる。セリフ、戦術、敵船のデザイン何を取ってもカッコよすぎる!!

「オレも死ぬ。君も死ぬ。みんないつかは死ぬ。だが今日じゃない」って言うセリフ、その後に次ぐ反撃の秀逸さに鼻血が出そうだ
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

4.4

取り敢えずSF要素は抜きにして、主人公の恋愛がすごく好き。
突き詰めてみると、家族の大切さについて説いている作品だと思う。

最後に、主人公が母親の形見のネックレスを手放すシーン、あれは主人公が母親を
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.0

アクションがとにかく凄い!ジェイソンステイサムなかなか倒せない!

今までシリーズを見たことなかったけど、それでなくても最高に楽しめた映画。きっと最初から見てたらもっと面白かったんだろうな…

最後の
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

5.0

生まれて初めて、序盤からニヤニヤしてしまった映画。

超巨大ロボットと怪獣の攻防戦
、これぞ漢の浪漫!!!!!!!って感じの映画だった。

最初から最後で満足度180%だった。

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

4.2

ロボひろしの心情を考えていたら泣いてしまった。みさえに受け入れられない事への悲しみ、それでも家族を愛する気持ち、自らが偽物だと知った時の向けどころのない憤り。

それでも最後に家族を救うために犠牲とな
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

OSと人間の恋を描いた作品。
目に見る事が出来ない、会話だけの恋だが、それだけにその言葉の一つ一つの喜怒哀楽が迫って来る。

言葉の可能性について考えさせられた一本だった。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.5

舞台が隔離された精神病棟だけに、何が真実なのかわからなくなってくる。最初は何の意味もないと思っていたセリフが最後の方になってくると大きな意味を帯び始めてきて、その技巧の凄まじさに舌を巻いた。

伏線が
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.5

一つ一つのセリフにうるっときた。無限には大小があるという証明から、「限りある時間で永遠をくれた」って言うセリフに涙。
有限のなかの無限って言葉としてとても美しい。

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.3

アクションシーンが素晴らしかった!!でも何よりベイマックスが可愛すぎる♪欲しい!ぎゅーってしてもらいたい!!!!

キック・アス(2010年製作の映画)

4.6

クロエちゃんのアクションシーンが最高。まだ子供なのに、これでもか!ってほど魅せてくれる。
主人公が無敵でもパワーを持ってるわけでもないなんちゃってヒーローっていう設定がすごく好き。