toraさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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(2023年製作の映画)

3.7

短編シリーズ3作で1番面白かった。オチが…。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.0

シリーズで1番苦手なストーリー。独特な演出だから何とか見れた。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

さすがのウェスアンダーソン。美術も衣装も描き方もオリジナルで大好き。
紙芝居や飛び出す絵本を読んでいるような面白い演出。ストーリー展開についていくのに必死だったけれど、それこそ「集中力」を試されたよう
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

良かった。トム・ハンクスも年を取ったなぁと感じてステキだけれど、少し淋しさもあり。それぞれの出会いが良かった。

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.5

意外に評価低くてビックリ。気軽に観れてちょいちょい笑えて楽しめた。ムロツヨシさんも良いけど、佐藤さんの王様がツボ。安定の緑子さんと真矢様に、山本美月さんが超可愛い。環奈ちゃんの赤ずきんちゃんも良かった>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

何でもアリで、頭パカーンなる感じ。理解するというより、ただ感じる系映画。そして、アクションというよりコメディ。でも、なぜか最後謎に泣けた。結局、今ここにあるものが全てで、それを大切にするしかない。

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.4

日本でのフィンランドのイメージはほのぼの癒し系でそういう面もあるだろうけれど、もちろんそれだけではなく強かな人もいるし皆んなが幸福なわけではないことがよくわかる。
あんなお父さん嫌だけれど、最後は良か
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.7

カウリスマキ作品、鑑賞デビュー作は2002年の過去のない男だったが、その16年前には彼の世界観は仕上がっていたことに驚きと感動。
ただ、個人的にはカティのイロナがあまり好きになれなかったのが残念。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.2

さすがのアキ・カウリスマキの世界観。小津に影響を受けただけあって、淡々としていて、且つセリフが少ない。
さらに小津作品よりも無機質、かつ殺伐とした世界観だけれど、徐々に主人公の生々しい感情が出てくると
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素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

4.5

期待以上にとても面白かった。
キノコ=菌の世界ってすごすぎる。
目に見えてる部分よりも見えない部分がやはりすごいんだ。人間も自然の一部で、全ては繋がっている。
早く気づいて、人間を支えてくれている生物
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.2

#metoo運動も今起きていることも苦しすぎる出来事。被害者が癒されますように。そして、加害者は当然ながら、自分や身近な人がその他大勢として与しない力と勇気を持つために出来ることを考え、自省するしかな>>続きを読む

初恋~お父さん、チビがいなくなりました(2018年製作の映画)

3.8

幾つになっても素直につたえることは大切なんだな。昭和の夫婦というか、意外にも令和の夫婦でも程度の差はあれ、コミュニケーションの在り方はあまり変わっていないのでは。昭和98年という揶揄の言葉もあるほど、>>続きを読む

MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.6

ジェンダーやいろいろな問題、欧米の方が意識が高そうなイメージだけれど実際の差別や偏見は欧米の方が強いらしくて意外に保守的。だからこそ、団結して変えようとしたり制度で守ろうとされているのかな。
アレック
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フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.3

実話でステキな話なんだけど、期待が高すぎたのか何なのか…。
作り込まれたものよりも、やはり素朴でそのままの魅力を活かした方がステキだ。エチオピアの緑化は今はどうなっているのだろう。日本人でそんな活動を
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.8

特殊な技術を持つ特殊な業界。だからこそ、その技術が失われたときの絶望は想像を絶する。彼女にとっては香りが全てで、それ以外は香りの世界を妨げるモノだったのだろうが、本当は彼女自身が世界を狭めてしまったの>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

現代の姥捨物語。早晩起きてくるリアルな問題。というか、すでに起きていると思う。
日本の寿命は健康寿命ではない。医療が発展すれば、さらに問題は複雑になるだろう。私なら、どうするだろう…。

チャンス! メイドの逆襲(2009年製作の映画)

3.2

これは逆襲、当然!海外はよくあるようだけど、雇い主が給与をよく滞納するくせ、自分たちは浪費ばかりすることがあるみたい。でも、どこのお金持ちも結構張りぼてでたくさん持っている人ほど、借金ばかりで貯金はな>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.4

身につまされた。人間が長く生きすぎるようになった弊害だろう。本来、生も死も選べずたまたま今生かされている。
本当は、生き方も人生もコントロールすることはできず、実はただ波に揉まれて行き当たりばったりを
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

成田凌の笑い方が本当に絶妙。全て普通の人なんて絶対いない。
そして、好きになるのも理屈じゃないね。
2人の掛け合いもうまい。

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.6

北村匠海さん、ステキ!
最近、少し前の邦画を見ると「この人いろいろあったなぁ」と思う俳優さんが多くて、とても残念。
でも、作品は面白かった。仲良し5人組いいね。とんかつ食べたくなる。

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.2

生きること、老いることについて考えさせられた。
忘れていくこと、分からなくなること、動かなくなっていくこと、それらを受け入れることの大変さと引き換えに、人はまた素直で無邪気にもなれるのかもしれない。
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.2

夫婦に限らず、人間関係は流動的なものだからこそ維持していくことは難しくて努力が必要。価値観の違いという離婚の背景は、恐らくデイスコミュニケーションだろう。
あとは、恋愛の場合は単にマジックが解けただけ
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.8

始めから最後まで一体何だか、の世界観だけれど好き。さすがのバカリズムさんと、エンドロールで知ったけれど、見ていてなぜか架空OLを彷彿とさせ+下妻ワールドで大好きな要素。
しかし、トムソンのメンバー豪華
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誰かの幸せ(2020年製作の映画)

3.3

とにかく友人と恋人の言動が元々どうかと思う。
国や文化に限らず、何らかの形で自分を大きく見せたがる人はコンプレックスの塊であることがよく分かる。関係性に勝ち負けを持ち込まれると、付き合っていくことは難
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

ずーっと涙が止まらず辛かった。
「壊れている」のではなく、彼女は「壊された」のだ。徹底的に傷つけられ、癒される前にさらに傷をつけられ、持っていたはずの自分を守り自然治癒する力も奪われたのだろう。そうい
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.2

ジョアンナがあまり好きになれなかった。
ただ、彼女とマーガレットの服のセンスがステキすぎた。マーガレットは好き。
シガニーウィーバー、年齢重ねて女性っぷりも上がってよりカッコいい。

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.2

所々キュンキュンした。でも、後半はあまりに出来すぎで、うーん…。もちろん上手くいくに越したことはなくて、喜ばしいのだけれど。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.1

大好きコンフィデンスマンシリーズ。
安定の面白さと予想外の展開。これまでのキャストを惜しみなく出してくれるのもいいし、新キャラも良き。
ただ、キャスト陣がいろいろあって何だか見ながらも感慨深くなってし
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.4

人の幸せや生き方に、正しさはないし他者には分からないし理解されなくてもいい。どんな形であれ、本人が納得し選んでいるならば。
インテリアもどれもステキ。

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

3.5

自分でも、身内でも、友人でも死と向き合うって難しいけれど、悲劇と喜劇は紙一重。ユーモアはどんな時も大切にしたい。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.2

どんな形であれ友情って素敵だ。うららさんの葛藤もリアルだったし、年を重ねたからこその大胆さを持つ雪さんもリアルだった。若者ほどリスクを心配してチャレンジのハードルが高く、高齢者ほど可能性を信じたくなる>>続きを読む