社会のダストダスさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

社会のダストダス

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.1

バーズ・オブ・プレイ あるいは(ハーレイ・クインの華麗なる覚醒)

DCなんちゃらシリーズ第8弾。最近ムズカしそうな映画を続けて観ていたので、偏差値5くらいの映画をそろそろ所望していた。だからこのレビ
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.3

ドラン監督の作品は初鑑賞、自分と誕生日が3日違いの同い年という事実に衝撃。名前は聞いたことあったから、もっとおっさんなのかと思っていた。
キャスト的に「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントンや
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.2

「リチャード・ジュエル」に続いてアメリカの闇深い面を描いている作品、今度は一体どんな石器時代の司法の話かと思ったら、これもたったの30年前の実話だと…。
原題の「Just Mercy」のほうがタイトル
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初恋(2020年製作の映画)

3.4

三池崇史監督の作品はあまり見たことが無いけど、今までハマった試しが無かったので(失礼)、フィルマで高評価レビューをたくさん見かけていても劇場に観に行くのは若干躊躇していた。
結論から言うとめちゃくちゃ
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ランナウェイズ(2010年製作の映画)

3.8

チャーリーズ・エンジェルでイケメンだったクリステン・ステュワートの男前な姿をもっと見たい、そう思っていたときに目に入ったのがダコタ・ファニングとの共演作で1970年代後半に活動したガールズロックバンド>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

2.5

ここ1年で何度目かのやばいピエロのお話。3月公開の映画がいろいろ公開延期になったりという中で、もともとノーマークだったこの作品を鑑賞。原作があったことも知らず、正直全く期待してなかったが意外と面白かっ>>続きを読む

ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.0

死霊館シリーズ6作目で新規スピンオフ。
時系列は「エンフィールド事件」の前だけど別に気にする必要もない。アナベル1作目の神父さんが少し出ているものの、単発作品としてストーリーはほぼ独立している。観に行
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.0

大型台風に見舞われた静之浦の沖で巨大な卵が発見され、地元の漁師たちが手漕ぎボートで海岸に運ぶ(どうやって)。巨大な卵はインファント島から流れ着いたモスラの卵だった。

新聞記者である酒井と助手の純子は
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.2

過去に映画館で観ていたけどプライムビデオで見放題になってたので視聴。

前半は前作と同様に島を舞台にしたパニック映画で後半は屋敷を舞台にしたスリラー調といった印象。シリーズの中では結構賛否分かれてる作
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.2

シリーズ完全初見。歯医者の帰りにすぐに食事をすることができず、時間つぶしの為に映画を観ようと思いタイミングが良かったのが本作。それ程ひいきにしている役者もいなかったし期待値は無かったのだが、続編が出た>>続きを読む

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

4.2

自身初鑑賞のネットフリックスオリジナル作品。主演は全世界70億人が崇める我らが女神エル・ファニングと、ポケモントレーナーとしても記憶に新しいジャスティス・スミス、いまだかつてここまでエルを笑顔にさせた>>続きを読む

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.0

少年少女がハロウィンの夜に幽霊屋敷に行ったら…悪いことが起きるに決まっている王道ホラー作品。

ハロウィンの夜ステラ(ゾーイ・マーガレット・コレッティ)は友人のオギー、チャックと共にいじめっ子のトミー
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足跡はかき消して(2018年製作の映画)

4.1

ジョジョ・ラビットで好きになったトーマサイン・マッケンジーの出演作。それほど前の映画ではないけど、13歳の役柄の為か少し幼く見える印象。何の因果かこの作品でもウサギと縁がある。PTSD(心的ストレス障>>続きを読む

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

3.5

ミレニアムシリーズのゴジラでは一番好きな作品。スプラッターホラーの殺人鬼みたいなゴジラ先生の活躍が見られる。公開当時はとっとこハム太郎と同時上映されてしまったため、白目をむきながら放射線をばら撒くゴジ>>続きを読む

リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

5.0

なんて可愛らしい題名、原題も(The Secret Life of Bees)なので同様。しかし作品のテーマは過去のトラウマ、親子関係、人種差別の三重奏。スー・モンク・キッドのベストセラー小説が原作。>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.1

前日に「ミッドサマー」を観たのち本作を鑑賞、何というか生まれ変わったような気分になっている。

ダウン症の青年ザック(ザック・ゴッツァーゲン)が主人公。老人養護施設で暮らしていたがプロレスラーを夢見て
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

この話を考えたアリ・アスター監督は人間の風上にも置けないと思ったけど、これはある種のサイコセラピーと言っていいのかもしれない。ホラー映画を観終わったというよりも、バラードを聴き終わったというような感覚>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.3

ダニエル・クレイグのボンド2作目。基本的に1話完結形式をとってきたこのシリーズには珍しく、前作カジノ・ロワイヤルの直後から話が始まる。短めな尺も相まって、ボンドガールや悪役との挨拶もほどほどに結構テン>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

まず映画始まって冒頭の配給会社のロゴが出る画面でデカデカと「1928」と映るので入るシアターを間違えたんじゃないかと一瞬焦る。

1917年第一次世界大戦西部戦線、連合軍兵士1600人をドイツ軍の誘引
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.6

゛スクリーム・ウィズ・ミー゛

有名なホラースポット「犬鳴トンネル」を題材にした映画で、「呪怨」で有名な清水崇監督作品。

臨床心理士の森田奏(三吉彩花)は霊感があり、周囲で奇妙な事件が起こるようにな
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

クイント・イーストウッド監督作品、1996年アトランタ五輪で起きた爆発事件を題材にした作品。事件当時、私は7歳、ニュースで報道していたのをわずかに覚えている。

爆弾の第一発見者のリチャード・ジュエル
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.7

50年以上続く長寿シリーズで、まず思い浮かぶのはゴジラか007。

ダニエル・クレイグのボンド伝説の始まり。当時公開前は「金髪のボンドはありえない」「ジャガイモ顔」「悪人ヅラ」など散々なバッシングを受
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ムーラン(1998年製作の映画)

3.0

「美女と野獣」「アラジン」「ライオンキング」といった90年代のディズニー作品の中では若干影が薄い印象の本作(日本だけ?)。昔の中国を題材にした特徴的な作画。戦争を扱っていて、当時は珍しかった武闘派ヒロ>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.8

アンソニー・ホプキンスが演じるハンニバルシリーズ3作目、時系列では一番目で「羊たちの沈黙」の前日譚になる。トマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」を原作にした映画は、これ以前にもあるためリメイクともい>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

2.1

2020年劇場初邦画になった。1月から良作に恵まれすぎた為、すでに今年終わったくらいの満足感のなか本作を鑑賞。特に贔屓にしている役者もいなかったが、玉城ティナが可愛いという事が判ったのは大きな収穫だっ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

これまた楽しみにしていた映画、一月公開作品だけで今年はずいぶん劇場に通うことになった。席を取ろうとしたら最前列ど真ん中しか空いてなかったが仕方ない。結果、首に爆弾を抱えることになったが大満足の作品だっ>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.0

死霊館シリーズ5作目で「エンフィールド事件」に登場した悪魔ヴァラクに焦点を当てたスピンオフ。現状シリーズで一番過去の話。

ルーマニアの修道院で一人のシスターの自殺体が発見され、教会はバーク神父を調査
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

人気ミステリー小説続編の各国同時販売のために売上部数の多い国から集められた9人の翻訳家。外部との連絡を禁止された状態で翻訳を続ける中、原稿の一部がネットで公開され「500万ユーロを支払わなければ、さら>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

方々でネタバレ厳禁と言われているように、この映画が少しでも気になっている人は此処のレビューを見回る前に直接観に行ったほうがいいと思う。

一つだけ好きなセリフを挙げるなら「時計回りにして」かな。

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

去年後半、何度も劇場で見た予告編。ナチス政権下、10歳の少年が空想の友達アドロフ・ヒトラーの助言を受けながら一人前の兵士になろうとする話。
観る前はナチスを題材にブラックユーモアを織り交ぜたコメディな
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.1

死霊館シリーズ4作目にしてスピンオフ2作目、時系列はこの時点で一番古いが邦題のせいか前作と今作、時々どっちがどっちだか分からなくなる。

幼い娘を亡くした人形職人の夫婦は閉鎖になった孤児院のシスターと
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.0

エル・ファニングを崇め奉る者へのご褒美か、この映画は。目が幸せになり過ぎて失明するかと思った。こんなの90分と言わず90年でも観てられる。すでに女優と女神の二足のわらじを履いているのに、歌姫属性まで加>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.1

エドワード・ノートンが監督で主演。原作小説があるが時代設定などは変えてるらしい。ノートンにウィレム・デフォーにブルース・ウィリスとウェス・アンダーソン作品感がある面々。

ノートン演じる私立探偵ライオ
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.0

原作漫画が好きで、劇場版一作目はブルーレイで観て面白かったので今回は劇場鑑賞。前作から時間が少し経ってオールマイト引退後の為、今回は彼の出番は少ない。
校外ヒーロー活動のためA組が訪れていた平和な離島
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.6

観てよかった、本当に面白かった。私は車の免許は取ってないため、グランドセフトオートで運転したことがあるくらいの車の知識しかないが大満足の150分だった。
もし、これからこの作品を観ようかと検討している
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.1

人類には少し早いかもしれない映画。観終わった直後の感想は変態映画だったが、時間を置いて頭を整理して絞り出した感想は極めて度し難い変態映画でまとまった。
常人である自分にもセンスがいいと感じられる部分と
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