これは大当たり!『The Perfume Of The Lady In Black』のフランシスコ・バリッリ監督が手がけた不思議なサスペンス映画。この人、流暢なカメラワークや照明、メランコリックなサン>>続きを読む
アマプラで配信されていたので初鑑賞。パーティー会場崩壊とラストの屋敷の爆発シーンは中野昭慶の面目躍如たる派手さで大変素晴らしい。しかし本編はなかなかギルティな出来。超能力より由美かおるのおっぱいの方が>>続きを読む
幻の「怖すぎるホラー映画」としてナイトスクープで紹介されたことで有名な作品。長らく視聴する手段がなかったが、数年前に輸入盤Blu-rayが発売され、何とアマプラの見放題にも登場。
テレビ映画というこ>>続きを読む
目下のところ、フランコ監督の最高傑作。とにかくソリダッド・ミランダが魅力的に撮られていればそれでいいのだ。ポスターにもなっている全裸で体育座りしながら絶望に顔を歪める場面なんか、その美しさに畏怖の念を>>続きを読む
15年ぐらい前から存在は知っていたけど見ていなかった作品をやっと見た。食人が伝染するというトンデモな設定が楽しい。噛まれると一度死んでゾンビになるのではなく、あくまで生きた人間が人間を食うようになると>>続きを読む
丁寧に作られているし面白いけど、ちょっと狙いすぎな箇所が散見されて冷めてしまった。特に面会室のシーンがくどくてノイズになっていた。
阿部サダヲの演技は、優しさと残虐さのギャップの気持ち悪さがよく出て>>続きを読む
ユーロトラッシュの帝王ジェス・フランコ監督によるスパイアクション。冒頭から『人喰い魔神・裸女狩り』でも使っていたと思しき公園でやる気のないチェイスが繰り広げられる。しかも銃撃の描写は、空砲もマズルフラ>>続きを読む
バブリーな印象があって敬遠してたのだが、続編が見たいので鑑賞。案の定、陽キャのノリが強すぎて乗れず…。ケニー・ロギンスがサントラを担当した80’s映画なら『フットルース』の方が好み。可愛らしさと色気を>>続きを読む
あの『首だけ女の恐怖』の監督が放った、『ターミネーター』のパクリ映画。あちらよりもかなり面白い。それもそのはず、本家『ターミネーター』の大まかな筋や演出を完全に丸パクリしているのだ。
しかしサービス>>続きを読む
ヤバいものを見てしまった。山本なる敵キャラの容姿がとにかくヤバい。ヤバすぎて内容が頭に入ってこなかった。アクションはジミー・ウォングもかくやというぶっ飛び具合でその辺も楽しいです。
このレビューはネタバレを含みます
とても良いところもあるし、とても良くないところもあるアンビバレントな映画。ちなみに私はゴジラシリーズや東宝特撮映画の大ファンだが、ウルトラマンはそれ程詳しくない。
まず、特撮は文句なしに素晴らしい。>>続きを読む
サム・ライミがMUCの世界観を借りてやりたい放題!ホラーファンとしては嬉しいけど、ワンダの物語が行き着く先が『死霊のはらわた』でいいのか⁉︎
U-NEXTでなんとなく再生したら面白くて最後まで見てしまった。思ったより濃厚な人情もので当時大ヒットしたのが頷ける。
所帯持ちで大家族に恵まれながらも、本当はまだ遊びたい気持ちが捨てられずに「やも>>続きを読む
久々に鑑賞した。超最高。王道なヒーローものなのに超絶バイオレントで悪趣味。このアンバランスさがクセになる。モデルアニメとの合成技術も凄い。バーホーベンにしか作れない奇跡の傑作。
『第三の男』『フォロー・ミー』のキャロル・リード監督作。第二次大戦開戦前夜に、ドイツ軍に捕まった科学者とその娘を救出するために、イギリス人の歌手がドイツ軍将校になりすまして敵地に潜入する。緊張感あふれ>>続きを読む
「人生はゲロ」
「高級ぶってても結局はオッパイとケツ」
珠玉の名言に彩られたバーホーベンの怪作。主人公が破天荒すぎて痛快。やっぱり自分の欲望に忠実すぎる人は面白いな。レイプ被害の描写が結構生々しい>>続きを読む
カカシの化け物が人を襲うスラッシャー映画かと思ってたけど全然違った。実に手堅く作られたホラー映画。これがテレビムービーとは勿体無い。
中盤までは退屈だったが、ラスト15分でいきなりアクセル全開になる。ミニチュア特撮も多めでよかった。しかしワニよりも原住民の方が脅威だなこれ。
北米盤Blu-rayで鑑賞。こんな作品には勿体無い高画質。処刑人の鼻毛までクッキリ見えとります。
拷問シーンで同じ音楽が延々と流れて頭がおかしくなるかと思った。拷問シーンのグロ描写は現代のそれと比べ>>続きを読む
久しぶりに映画館での鑑賞。カレン・ギランのファンでもあるので以前から気になっていたこの作品をチョイス。
明確にフェミニズムがテーマのアクション映画。ジェンダーギャップをぶっ潰せという主張は良いが、そ>>続きを読む
エロスとバイオレンス、音楽と黒い革手袋はジャッロっぽかったけど、それ以外ではジャッロみを感じられず。演出がちょっと狙いすぎ感が強いのも個人的には合わなかった。そういったおふざけなしの本格的な和風ジャッ>>続きを読む
ここまで主人公の運が悪すぎるゾンビ映画もないだろう。ジャンネット・デ・ロッシによるゴア描写も気合入ってます。
ドイツ製スパイ映画『コミッサーX』シリーズで唯一見てなかった第5弾。今回の舞台はカナダ。最大の見どころは当時開催されていたモントリオール万博会場でのロケ。追跡シーンではご丁寧に各国のパビリオンの国名が>>続きを読む
『恐竜グワンジ』の監督が撮ったエログロ怪奇映画。グワンジのラストよろしく今回もクライマックスでは火の海が。禍々しいムードや灯台のミニチュアセットなど良い点もたくさんあるが、あと一歩って感じ。
めちゃくちゃ面白い。女子高生の殺し屋が跋扈するというありえない漫画チックな世界観の中に、時折「税金」やら「確定申告」やら現実的な要素が盛り込まれるのが魅力的だ。なんといっても主演2人のかけ合いのアンサ>>続きを読む
最後の鳥の襲撃シーン以外、残酷シーンはほぼ皆無。せめてもう一箇所ぐらい見せ場があったらな…。
ファビオ・フリッツィの音楽はやはり格好いい。OPに流れるパンフルートの曲もいい感じだ。
前半、土地に関する言及が多く背景には不動産会社の看板が目立つ。同時の「土地神話」に基づく土地投資ブームを揶揄したのだろうか。
まあ、何はともあれギガゾンビ。
これ一本で、株式投資、旧約聖書、核抑止論が学べます。
「使うつもりのないものなんか出すな。」
スネ夫のさりげない一言が胸に響く。
昨日飲みすぎて胃もたれ気味の週末なので、アル中映画の名作と言われる本作を見た。これでカンヌとオスカーを制したレイ・ミランドの凄まじいアル中演技が見もの。晩年は某人間食べ食べ映画で蛙にまみれて死んでいた>>続きを読む
オランダ発のエロティック版『裏窓』。共同脚本は若き日のマーティン・スコセッシ、音楽は何とバーナード・ハーマンという豪華な布陣。犯罪者の正体が徐々に明かされていく展開がスリリングな隠れた傑作だった。
2000年の時を経て蘇り、ニューヨークの地下鉄に棲みついた怪人に、黒人のカンフー使いが挑む。ピンポン玉みたいな目をした怪人もインパクト大だが、地下鉄の乗客に超早口で悪態つきまくる謎のババアも凄い。チー>>続きを読む
久しぶりに鑑賞した。全編バカ丸出しのエログロ時代劇で最高。斬られた手足が水平方向に飛んでいくところが好きすぎる。そして、あの火の消し方は常人では思いつかない。その発想力分けてほしい。明日死能(あしたし>>続きを読む
久しぶりに鑑賞したけど、こんなにバイオレンス度高かったっけ。リンチ作品の中では『インランド・エンパイア』急にわけがわからない作品。これに比べれば『マルホランド・ドライブ』はまだわかりやすい方だったと気>>続きを読む
「残酷」を冠したタイトルに相応しい残酷な内容で胃がもたれた。カミール・キートンの影のある美少女ぶりが印象的。モリコーネのメランコリックなテーマ曲も最高だ。ファビオ・テスティが妻帯者であるにもかかわらず>>続きを読む