AsaiToshihiroさんの映画レビュー・感想・評価

AsaiToshihiro

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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

3.2

6作目にしてもはや偉大なるマンネリ。
序盤の母子が最後にも出てきたのが良かった。

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.6

初期の新海誠作品や「ラ・ラ・ランド」にも通じる、人生の選択や決断によって手に入れたもの、こぼれ落ちてしまったものについての映画。

ニューヨークに来てから泣いていないと言ったノラが、幼少期の思い出を終
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.1

機関車は人生を乗せて走り、夏の恋は花火のように刹那に輝き消えていく。

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プリシラ(2023年製作の映画)

3.1

エルヴィスの表向きな華やかさは殆ど描かれず、あくまでプリシラとエルヴィスという二人の個の話。
最初に年齢を聞かれた時「9」と答えてて、ええ?!(9歳?)とびっくりしたけどさすがに9年生ということだった
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.3

過去や現在は変えられないからこそ愛おしく大切なんだと気づく物語。

個人的には、異能を手にした代償(例えば、いま手にしている幸せを全て失ってでも書き換えなくてはならない現実に直面した時の苦悩)が描かれ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.6

特に練られたシナリオがあるわけでもない。スペクタクルやカタルシスのある作品でもない。ただ男女の洒脱な会話と気の利いた音楽を小気味良く繋げ、俳優を魅力的に撮影すれば優れた映画はできあがる。

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新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.1

ハワイ旅行のお金は結局持ち逃げされたままなのかー。

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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.1

通過儀礼としてのロック。
ペニー・レインはロックに抱く幻想そのものだったのかも。

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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.2

奥さんの自伝が原作とのことで、ひとつひとつのエピソードがどこまで事実に忠実なのかは分からないけど、ゴダールをゴダール的に描いたというような作品で、演出もどこかゴダール的だし映像の質感に70年代っぽさを>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半のストーリーが後半にどう活かされるのかをずっと気にしながら見ていたけどこれと言って繋がりはなかった。
前半と比べると後半はちょっとダレるけど、戦争をシュールに描いた雰囲気は好き。

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男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.2

監督が異なるからなのか、前2作と比べて寅さんのハチャメチャ振りは多少抑えめだけど、安心して楽しめるコメディ作品となっていると思う。

ストーリーとしてはまとまりが欠けてるかなあ。寅さんとマドンナの交流
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

かなりの部分ウトウトしてしまったので評価はしづらい。(ので、この星評価は適当。)けど、原爆実験の緊張感や時間差で響く爆発音、最後のセリフとショットだけでも映画を見る醍醐味を感じた。

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続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

届けられなかった鰻。

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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

まあ、最後は異常気象も正常化して、陽菜も助かってバッピーエンドだよね…と思っていたら想定外の展開でびっくり。もちろん王道をなぞればティーンに刺さる泣ける青春ストーリーに仕上げることができるのに、敢えて>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.2

2度目の鑑賞。言われるほど悪くはない。いかにも日本のアニメ然としたセリフ回しや演出にはうーんとなるけど勢いで通貫して観れるし余韻もある。

全身で坂を転げるのは痛そう。

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男はつらいよ(1969年製作の映画)

2.4

シリーズ初鑑賞。寅さんには、口は悪いけどどこか憎めない、弱者に寄り添う人情派の人物像を想像してたけど、この作品に限って言えばただの独善的なヘイターでしかないのでは?と思ってしまった。他人に好かれる要素>>続きを読む

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

キチゲが溜まると発狂して見境なく器物破損してしまう主人公。

マイルを貯めるためにプリンを大量買いするのとか、恋を手にしたら急に強気になるのとか、どこまで受話器持って行くねんとか、ポップに楽しめる作品
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私は貝になりたい(1959年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

先にドラマ版(1958年)を見ていたのでストーリーは知っていた。配役の変更はあるけど、演出やストーリーに大きな変更点は無い。

戦時における上司の命令(=天皇の命令)という拒否権のない状況で犯した罪に
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

公開当時に劇場で予告編を見た時はもっとコメディ寄りなの作品なのかと思ってたし、実際に序盤はそんなトーンだったけど、最後まで見た後はちょっと心がドヨーンとしてしまった。

ラストはあのまま終わったら本当
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ハードエイト(1996年製作の映画)

3.0

最初のカジノのシーンでのカラクリがイマイチ理解できなかった。

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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

作品全体通して流れる重めのBGMが通奏低音として緊張感を引き締める。
ドラマとしてはイマイチ引き込まれなかったかな。

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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

3.3

公開当時も劇場で見て、配信で再鑑賞。

ご都合主義的なドラえもんの道具の効用を迎え打つドラコルルの冷徹な策略という展開がスリリングでテンポ良く、物語を飽きさせない。

この後1985年版を見たけど、2
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.2

90年代カルチャーは自分の年代的にもドンピシャだけど、ストリートやヒップホップは通過してなかったから距離は感じたかな。
自分に子供はいないが、年齢的にどうしても親の立場の方に共感してしまう…。

20
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

結局セックスするんかーーい。

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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.6

まだ何者にもなれていない若者が社会の現実にもがく物語。人生で、向こう見ずで無敵になれる時期は誰にもある。

Evianを逆さに読むとNaiveであることに気付いたり「マイ・シャローナ」で踊ったりしたこ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

ひとつひとつのシーンをすごく丁寧に時間をかけて撮影した作品。映画のようなドキュメンタリーのような、全体的に単調で静かな場面が多く、映画館では眠くなってしまうかも。

ひとつの正解が導かれるような物語で
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

言葉ではいがみ合っているモーゼとアディにどんどんバディ感が出てくるのが良かった。
ストリッパーをハメてモーゼと引き離す作戦も、密売者からの逃走劇もアディの頭の良さと行動力が際立った名シーン。

本当は
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

犯罪して捕まってもちょっとドジっちゃったくらいで流す空虚な感じで中身も無いけど、その空虚にエンディングの「Super Rich Kids」がハマってたので星0.2くらいプラス。

実話を元にしてるらし
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.2

敗戦後のイタリアのどんよりとした重い空気が全体を覆う映画。盗難された自転車を探す主人公(父親)の姿は次第に狂気じみたものになっていく。

「すぐ出てくるか、出てこないかだ」
こんな占い許されるか。
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.7

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキを舞台とした五篇のオムニバスドラマ。
地球上の同時刻。何十億もの人生が巡る中、タクシーを通じてほんの少しの時間だけ交わった瞬間を切り取った会話劇。ど
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8 1/2(1963年製作の映画)

2.5

うーん、さっぱり理解できなかった。
いろんなレビューや批評を見て勉強した後にいつかまた挑戦したい。
ラストシーンのなんとも言えない力強さは印象的。

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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

3.1

今際の際のステージシーンで全て持っていった感じ。

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.3

上級の上には上級がいる。
冒頭で描かれる華子の家族の生活ぶりもいかにもな上級国民のそれだけれど、結婚相手の幸一郎の家系は更に上を行く上級っぷり。
そんな上級の暮らしの息苦しさは上空に行けば行くほど酸素
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レディ・バード(2017年製作の映画)

2.8

90分の映画にしてはとっ散らかってた印象かなあ。まあ、そう言った取り留めのなさこそが思春期なのかも。

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